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龍の起源
龍は、麒麟・獅子と同じく、想像上の架空の霊獣です。 では、どこからそういう発想が出て来たのでしょうか。 私の予想では、恐竜などの化石が大陸の褶曲によってヒマラヤなどの高山からも出てくることが大きな切っ掛けになっているのではないでしょうか。骨から見ると翼などはない、しかしあn細長い巨大生き物の骨である。どうやってこんなに高くまで飛んだのか。空を自由に行き来する雲に乗ったのだろう、いや自分で雲を起こしたのかも知れない。それで龍は翼もなく雲を起こして空を飛ぶ、という発想になった。 皆さんはどう思われますか。(獅子は実在の動物・ライオンからの転想でしょうね。麒麟はキリンと違いすぎますね)
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- TANUHACHI
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中国の「龍」にはヨーロッパのそれとは異なる側面があります。「緑の龍(Green Dragon)」は皇帝の象徴でありしかも「五本爪」と決まっています。他にも四神思想として知られる「青龍」もありますが、これも「都(天子の居る場所)」を守護する守り神としての役割を象徴しているといわれます。 民間では「龍=水」として「雨乞い」などの象徴として「龍神」などの形で信仰を集めています。想像上の龍と生物学上の恐竜では明らかに形態も異なりますが、僕の記憶では映画作品としての『ゴジラVSデストロイヤ』の冒頭。ゴジラが香港に姿を現すシーンで「ゴジラ(恐竜としてはティラノザウルスに近い)」を「赤い龍」と表現していた記憶があります。 中国の皇帝が「天命」を受けて即位したり退位したりすると同様、天翔る龍の姿が「強き者」を象徴しているとも考えられるでしょうね。また「登竜門」との言葉は「選ばれた者のみ」の代名詞であることから、この世の中で最も地位の高い者との感覚が反映されているとも考えることができます。 因みに「獅子」は狩野永徳の「唐獅子図屏風」に描かれているものを見てみますとライオンとは少し異なる印象もあります。むしろ「狛犬」に近いといった方が適切かもしれません。 「麒麟」もジラーフとしてのキリンより「龍の顔を持った四つ足の馬のような動物」といったところでしょうか。日本橋に飾られている「麒麟」はむしろ西洋のドラゴンに近い印象があります。
- kyo-mogu
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大本になるのはワニになるそうです。しかし、口伝の形や誤った想像図なども普通にあったので、尾ひれがついて今の伝説の形になったようです。神話や仏教の伝来に基づくもの、色んな神様や仏様達と融合していったと思われます。 簡単に言えば伝言ゲームのような物。 以前、テレビムックという番組で追跡したときにはワニだったと。日本にはワニが居ませんから、ワニの姿を思い出せませんから特徴を聞いたものから作り上げ、有名な絵師とかが描いた物が広まったりしていたかもしれませんね。
お礼
そういえば、鰐を縦にすると、龍のような姿ですね。因幡の白ウサギも鰐の上を走り、日本にいないはずの鰐が我々と関わりが深いことが分かりました。
- tomham315
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そもそも雨乞いの際の崇拝対象の偶像だったのではなかったでしょうか? 恐竜の考えは多分そうでしょうね。
お礼
雨を降らせる偶像だったのですね。 ありがとうございました。
お礼
東洋の龍と、西洋のドラゴンはまた違うと、ウイキにありました。 何せどちらも伝説ですから、違うと言っても根拠は薄く、互いに違うと言っているところが同じという、変な理屈も成り立ちそうです。 想像上の聖獣は案外と多いですね。現実の何かが無くても充分にイメージできたり、伝播によって変形できたりするのかも知れません。