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地主が税金対策にマンション経営とは?
地主が税金対策にマンション経営みたいな記述を時々見るのですが どういうことなのでしょうか? 地主の税金ってことは…固定資産税とかでしょうか… マンションを経営すると土地にかかる税金が安くなるということ…?? う~ん” (ーー)?何故 実際にそうなのであるとしたら, どのような仕組みでそのような節税が出来るものなのでしょうか? やや平易に回答してくださると助かります
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相続税対策です。 建物 マンションを建てて部屋を貸すと、マンションの評価額は建設費のおよそ4割になります。 土地の評価も同様に約2割安くなります。これを評価損といいます。 これら建物と土地の評価損を相続税の計算時に計上して、税金を安くできるのです。 例 5億円の土地があるとします。 ここに2億円のマンションを建設し部屋を貸します。そうすると、 土地5億×0.6=3億、建物2億×0.2=0.4億で合計3.2億円の評価損が出ます。 税率が40%とすると、3.2億×0.4=1.28億の節税効果があります。 2億円の支出で1.28億円の節税ができるんですね。 もちろん2億円の支出は時間はかかりますが家賃で取り戻します。
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- hata79
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相続税対策でしょうね。 更地評価額よりも、建物が建ってると建て付け地減価がされて、土地の相続税評価額が下がります。 評価額が下がる=相続税の課税対象額が低くなる=相続税の節税。 現金は「そのまま評価」ですが、同じお金で建物を建てると、建設費用そのものよりも低い額で「固定資産税評価」がされます。 建物はこの固定資産税評価を基準にして相続財産評価をしますが、建設費用よりも高く固定資産税評価がされることはないので、現金が建物になったぶんだけ「評価額が下がります。 つまり相続税の節税となります。 建物そのものに固定資産税が課税されますので、それを支払うことで「相続財産が減少します」から、贈与ではなく財産減少します。節税です。 相続税は相続人が支払うものなので、これから死んでしまう人は「知ったことではない」と節税対策などしなくても良いと思うのですが、やはり子孫の負担を減らしたいという親心でしょうね。 相続税と別に「今の収入が大きすぎるので、マンション経営で赤字をつくって、所得税を減らしたい」というのもあります。 無理に赤字を作って節税してもしょうがないと思うのですが、それを選択する人がいますね。
お礼
『建て付け地減価』『現金は「そのまま評価」』『親心』 この辺りの言葉で理解が より進みました hata79さん、ありがとうございました
お礼
マンションを建てることで、マンション自体と土地までも評価額が下がるとは知りませんでした 一旦払うお金の分も考えるとそんなにお得感はない印象がありましたが,なるほど…後から、賃貸収入などで支出分を回収していくのですね goldholmesさん、ありがとうございました