• 締切済み

どうも裁判官に不信が。。。

三審制を三振制と揶揄するユーモアは好きなんですが、色々勉強すると、どうしても裁判官への不信が募っていきます。 具体的には、三審制度。なぜ、プロの法曹が、三回も同じ審理を繰り返すのか。じゃあ、一審と二審が結論が、無罪、有罪と真っ二つにわかれるなら、どっちかの裁判官の判断が狂ってた、という事じゃないですか。 という前提で、最高裁で憲法解釈だか不透明な方法で、どっちが狂ってたかを決めるにあたり、破棄とか、差し戻しとか、一部容認とか、クリアな結論も出せず、責任転嫁するっておかしくないですか。 常識的に考えると大変不快です。つまり、私が言いたいのは、 1. なぜ、プロの法曹が一発で結果を出さないのか 2. 人権とかいって、本当は、三審関係者がグルで、裁判を長引かせて商売維持してるんじゃないか 3. 最高裁の自判とか、ただ、一審二審を表面的になぞってるだけじゃないのか。だから、的確に内容把握もできず、間違った日本語で、適当に判旨をごましながら書いてるんじゃないのか 4. 憲法判例百選読んでると、破棄自判って出てくるけど、お前は何を判断したんですか。上告棄却とあるが、棄却してその先、どうなったんですか。破棄差し戻しってあるが、差し戻してまたやり直してどうなったんですか。結果として、何がしたかったんですか。 最終結論を含め、全てのプロセスを判例集に書かないと、間違った断片的な知識になってしまうじゃないですか。その為には、簡潔にわかりやすく正しい日本語で記すべきだ。民主主義、権利擁護とか言いながら、本当は法曹はグルで支配をしたいだけなんでしょ。だったらそうすればいいじゃん。なんでいちいち、法律を美化するんだ、面倒くさい。実際はトラブルだらけじゃないか。こんなんだから社会でもトラブルが絶えないんじゃないか。国民の9割は法律など理解せず好き勝手に生きてるんじゃないか。犯罪が減ったら困るから法曹たちが仕組んでるじゃないか。司法試験は悪知恵をつけるための制度なのか。自作自演のふざけた茶番はいつまで続くんだ。 のように不信感が募ってます。何かアドバイスをお願いします。

みんなの回答

  • uv9kkmmr
  • ベストアンサー率28% (2/7)
回答No.4

裁判官に不信…というのは、しごくまっとうな感覚です。 法曹界で一番権力を持っているのは検察です。 検察は検察一体がモットーで、起訴するのは検察官ですが、そのバックには検察組織がついています。 それを裁判官、あるいはわずか3人の合議裁判官が判断し、無罪かもしれないと思った時に、検察の主張をひっくり返すのはものすごい勇気が必要です。 1対組織、で孤軍奮闘、主張を通せる裁判官がどれだけいるでしょうか。 たとえ1審で検察の主張を退けても、上告審でひっくり返って、あいつは妙な判決を出す判事だとか言われて、一生冷や飯食いで終わるケースもたくさんあります。 賢い人たちがあえて火中の栗を拾うわけがありません。 東電OL事件での2審の逆転有罪判決の杜撰な経緯を見ても明らかです。 袴田事件なんか、調べれば調べるほど、なんでこれが有罪・死刑なのか、裁判官の頭はおかしいんじゃないかと思うくらいです。 やはり、おかしいのです。 裁判官は、検察に正面から抵抗できない心理的な重しがあり、「検察は正しい」との先入観に偏ったうえで判決を出しているので、それを無罪とするにはものすごい葛藤が必要なのです。 将来がかかっている裁判官の気持ちも分かるので、まことにお気の毒としかいいようがありませんが、それで死刑判決を受けたり、痴漢冤罪で簡単に有罪宣告を受けたりする人にとっては、たまったものではありません。 こうした弊害から、裁判員制度が発足し、最近は裁判官も無罪判決が出しやすくなりました。 検察が怒っても、「裁判員が悪いんだもんねー」とケツをまくれるからです。 おそらく、良心の上からもホッとしている裁判官が少なくないのではないでしょうか。 なお、こうした裁判官の検察に対する心理的な遠慮は私の創作ではありません。 元裁判官が書いたもの、インタビューで言っていることをそのまま敷衍したものです。 その元裁判官は、公判中に検察官から「検察組織で決めたものをたった一人の考えでひっくり返すつもりか。上級審で必ず覆されるぞ」と、脅しめいた言質を吐かれたと告白しています。 その元裁判官は良心に従って無罪判決を下したが、上級審では案の定、逆転有罪になったそうです。 検面調書で自白した被告が、公判で自白を翻す時「強制されてやむなく虚偽の自白をしたが、裁判官なら分かってくれると思って」と言いますが、100%、裁判官は検面調書の自白を信用します。 まかりまちがっても、裁判官を特別な人、正義の人、公正な人などと思ってはいけません。 現状では、検察に心理的に支配された法の番人にすぎないのです。 ま、前述の元裁判官とか、袴田事件は無罪だと主張している1審の判事だった人のような、良心的な人もいますけど、ほとんどが東電OL事件の2審で誤審をやらかした裁判官みたいなレベルではないでしょうか。 こう考えると、尽きない誤審の理由が分かるのではないでしょうか。

Shark_Shark
質問者

お礼

愚問に及びご回答大変有難うございました。

  • nep0707
  • ベストアンサー率39% (902/2308)
回答No.3

>常識的に考えると 常識的に考えるなら 「真実は1つしかなく、それは必ず分かる」なんてことは とりあえず夢物語であると考えますよね。 日本の訴訟制度もそういう前提で組み立てられています。 >1. なぜ、プロの法曹が一発で結果を出さないのか 裁判官は普通の人より法律に詳しい、普通の人よりは疑り深く話を聞くくらいで、 物事を判断するに当たっては、超能力者でもなんでもない普通の人です。 普通の人が、自分が見たわけでもないことについて判断しなければならないんですから、 一発で結果を出せるとは限らないことは極めて自然です。 >2. 人権とかいって、本当は、三審関係者がグルで、裁判を長引かせて商売維持してるんじゃないか 司法統計で一審、控訴審、上告審の数を調べてみることをお勧めします。 >3. 最高裁の自判とか、ただ、一審二審を表面的になぞってるだけじゃないのか。だから、的確に内容把握もできず、間違った日本語で、適当に判旨をごましながら書いてるんじゃないのか 「表面的」はともかく、ある意味で「一審二審をなぞっている」のは間違いないですね。 でもここでいう「なぞっている」は「チェックする」という意味です。 それが上告審に与えられた役割です。 >憲法判例百選読んでると、破棄自判って出てくるけど、お前は何を判断したんですか。 「下級審の判断を破棄して、自ら判断した」ということです。民事訴訟法、刑事訴訟法で許されている役割です。 >上告棄却とあるが、棄却してその先、どうなったんですか。 上告とは「控訴審の判断が間違ってましたと言え」という要求ですから (「控訴審をもう一度チェックしてください」という要求ではありません) 「控訴審が間違っていない」と判断すれば「要求は認められない」つまり棄却となる、 そういうことです。 >破棄差し戻しってあるが、差し戻してまたやり直してどうなったんですか。 上訴に求められる本来の役割はこっちです。民事訴訟法、刑事訴訟法に書いてあります。 >不信感が募ってます。何かアドバイスをお願いします。 とにかく前提となる情報や知識に問題がありすぎます。 まずは正しい情報と知識から…でしょう。 繰り返しますが、 「真実は一つで、それは必ず分かる」 「裁判官は超能力者(もしくはドラえもん)である」 なんて前提を、そもそも日本の訴訟制度は置いていません。 この認識からじゃないでしょうか。

Shark_Shark
質問者

お礼

愚問に及びご回答大変有難うございました。

  • dragon-man
  • ベストアンサー率19% (2711/13692)
回答No.2

いろいろな事件でマスコミが面白可笑しく騒ぎ立てるので、日本の裁判制度に疑問を持たれる気持ちは分かりますが、日本の法治制度は世界水準で見てもなかなかしっかりしている方なのです。おそらくイギリスフランスなどヨーロッパ先進国やアメリカと同等水準です。中国、韓国、ロシアなど、それ以外の国はもっと水準が劣ります。アフリカ、中近東、中南米はそれ以下です。 と、前置きはそのくらいにして、 日本の裁判制度は、裁判官といえど間違った判断をすることがあるという前提に立って、三審制を取っています。審判がストライクといっても、他の審判が出てきてもう一度二度判断し直すのです。誤審を防ぐためにガードを二重三重に張っているのです。裁判を長引かせて金儲けしようなどと言う動機はありません。裁判官も弁護士も仕事はいくらもあるのです。長引かせて儲ける必要はさらさらありません。 世界にはそうでない国はいくらもあります。お隣の中国には日本のような厳然とした三審制はありません。日本のような完璧な法律もありません。死刑判決が出たら翌日執行など日常茶飯事に行われています。日本のように再審や差し戻し審などで時間がかかりすぎるのも問題ではありますが、どちらがいいとお思いですか? 最高裁まで上告が続くケースや差し戻し審があるケースはほんの一握りで、それ以外のほとんどの裁判は一審で終わっているのです。ごく少数の判断が分かれる難しいケースのために上告審が用意されていて、そればかりがニュースになるのです。(ほとんどはニュースにならない) 民主主義と同じく、法治というものは手間暇がかかるのです。それが嫌なら、日本のような先進国ではなく、中国や中近東にお住まいになればいいのです。あっという間に判決が出ます。

Shark_Shark
質問者

お礼

愚問に及びご回答大変有難うございました。

  • AVENGER
  • ベストアンサー率21% (2219/10376)
回答No.1

>なぜ、プロの法曹が、三回も同じ審理を繰り返すのか。 同じ審理は繰り返しませんよ。

Shark_Shark
質問者

お礼

愚問に及びご回答有難うございました。

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