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自然浸漬電位測定について
標題の件で2点教えて下さい。 (1) ある電解液における金属の自然浸漬電位を測定を考えております。 電解液は希硫酸で参照電極にAg/AgClを使用を想定しています。 この時、参照電極をそのまま電解液に浸漬して(ルギン管を使用しないで)測定しても問題ないでしょうか? 教科書ではルギン管に参照電極を挿入して測定している説明がよくされていますが、自然浸漬電位測定においてはルギン管の使用はあまり関係ないのではという解釈をしています。 ポテンョスタットの使用が初めてのため、まだ十分に理解できていないところがありますので、教えて頂けないでしょうか。 (2) 自然浸漬電位でその金属(前処理条件の違いによる)の耐食性を相対的に評価できないかと考えております。この点についても、懸念点などがありましたらいろいろアドバイス頂ければ幸いです。 宜しくお願いします。
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- c80s3xxx
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回答No.1
ルギン管を使うかどうかはどうでもよい.参照電極と測定溶液との間の液絡がどうなっているかは確認すること. 自然電位で耐食性を評価できるかどうかは一般論はない.単純に考えれば,意味のある評価ができるとは思えない.
補足
ご回答ありがとうございます。 市販の参照電極を使用しておりますので、液絡部は多孔質のセラミックスになっています。 自分の考えでは、Ag/AgCl/KCl溶液の電極校正なので、直接今回の硫酸電解液中に入れると微量のClが溶出するような問題がないかも気になっています。 >自然電位で耐食性を評価できるかどうかは一般論はない これはなぜでしょうか?色々文献を調べたところ、材料の違い(例えばSUSの種類の違い)を自然浸漬電位の比較で報告しているものを幾つか読みました。 また、電解液に酸を用いた場合、用いた酸電解液に対して耐食性が悪いものは、早く浸漬電位の降下が見られ、その時間でも評価した例を見たことがあります。 意味のある評価ができない根拠がありましたら教えて頂けないでしょうか? 以上、宜しくお願い致します。