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第2次大戦前のイデオロギーの変遷について
ドラッカーを勉強していて「「経済人」の終わり―全体主義はなぜ生まれたか 」に興味を持ちました。 資本主義か共産主義かで揺れ動く世界で、民衆はどちらも本質的に経済活動を主体とした主義である事に嫌気がさし、経済活動主体でない国家社会主義に支持が集まった。 国家社会主義とはファシズムであり、ナチスドイツ率いるヒットラーを指す。 つまり、ファシズムの台頭の本質は、民衆が経済活動主体の主義を敬遠した事にあるという指摘です。 大変面白く説得力のある説だったのですが、1939年発行の書籍ですので、より新しい説なども発表されていると思いましたので、現在ではどのような説が有力視されているかなどをお聞かせください。
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- TANUHACHI
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回答No.2
ガルブレイスの『不確実性の時代』『経済学の歴史』この辺りが詳しく論じています。他にはカール・ポランニーなどの経済社会学者の著作と生涯からこの問題を扱った若森みどり氏の『カール・ポランニー―市場社会・民主主義・人間の自由』などもあります。 ただドラッカーがファシズムの台頭要因を「民衆が経済活動主体の主義を敬遠した事にある」とするのであれば、それは少し的外れな指摘であるともいえますね。ファシズムの台頭に関しては政治学が専門とする領域ですので、それに近い政治史の研究書をお読みになることをお勧めします。
noname#186980
回答No.1
『ナチスの発明』という本が2~3年前に発刊されました。一度読んで見て下さい。
お礼
ありがとうございます。 amazonを覗いてみました。 http://www.amazon.co.jp/%E3%83%8A%E3%83%81%E3%82%B9%E3%81%AE%E7%99%BA%E6%98%8E-%E6%AD%A6%E7%94%B0-%E7%9F%A5%E5%BC%98/dp/4883925684#_ 目次を見た感じではナチスの功績に関する記述が多く、第3章の冒頭に自分が興味を持っている点が記載されているようですね。 こちらの本も読んでみようかと思います。