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美術・芸術の道に進んだ方

美大に行ったり、美術や芸術を職業にしている(しようとしている)方に質問です。 1:なぜその分野に進もうとしましたか? 2:何歳頃、そう決心しましたか? よければ、学んだことや、この道に進んで良かった・悪かったことなどありましたら、教えてください。 宜しくお願いしますm(_ _)m

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noname#163561
noname#163561
回答No.1

していた....  こういう不況の世の中なので、過去形でも良いですか? 1:なぜその分野に進もうとしましたか? よくわからないのですが、幼い頃から好きでやっていたことであったり、影響力ある人がいた、ということが、職業に繋がることはありますね。 特に、美術芸術系、音楽に関する職業は、希望しても、ほんの一握りの実力や才能、血筋に恵まれた人にしか出来ない職業とも言われることが多く、努力を積み重ねて来た多くの人も、これらの何らかに関連する職業に就けた人も、一生ものではないことを知っているので、地道に生きられる職業をすすめられたりした経験のある方は、非常に多いと思います。 不思議なことに、こちらの方面、一度志したりしてしまうと、努力半ばで職にするのが非常に難しいことを理解し、身近な人の意見を聞き分けよく、夢をあきらめて地道と言われる別の方向に方向転換したとしても、必ず こちらの道に進まざるを得ない人は 人生の岐路というのか、ポイント、で、再び、選択に迫られる時期というのが訪れたりするのです。 2:何歳頃、そう決心しましたか? 決心というのをして、得られる職では、おそらくない様な気がします。 そうした職につかれているご両親の2世とか、恵まれている環境の方はそうした決心なのかも知れませんね。 決心するのは、それを叶える為に膨大な時間と労力と努力を費やすという決心が必要になってきますので その職業人になる決心というものではない気がしています。 他の仕事をしながら、という中途半端が通用しないため 腹をくくる的な。 もちろん、それだけで食べて行けないので 複数の職を抱えている人もいたりしますね。 期が熟す、というのか、時期が来るとチャンスが来ている、という気配? 空気が不思議とよめるようになるものと思います。 こういう不況の情勢にあり、希望する方向の職に ある時だけでも就けたとしても、一生ものの保証はないので、覚悟はいると思います。 しかしながら、やはり 自分の適性とか夢とかというものは、好きなことであるのが条件にあるので、他の職業よりも強い思いがあるかと。 才能ないからとか、親や大切に自分を思ってくれるそうした職に実際ついた人から、あきらめた方がいいとか、厳しい現実をつきつけられたりすることもあります。 でも、ある程度努力を重ねた人、そこに時間や労力を費やして来てしまった人は、たぶん引き返せなくなってしまうし、必ず誰にも訪れる、人生のいくつかのポイントで、選択に迫られる、ということが何度もも起こってくるので、人の言葉に耳を傾けて素直になることは大切ではありますが、そう言う声に素直に従ったからといって、これは避けられないし、幸せになるとは限らない。なので自分の人生を後悔ない方向に自己責任で進む事、が最終的には一番良いことであると、気づけると思います。

noname#161900
質問者

お礼

いえ、構わないですよ(^^)。とても参考になります。 幼い頃から好きで、この道を志されたんですね。 予想はしていましたが、やはり職業にするとなると並大抵のことではないようですね。その代わり、他の職業よりも強い思いを持つことができ、自分の判断を大事にすることが学べる、ということですね。 僕は美術や芸術とは無縁の男ですが、絵などは子供の頃から大好きでした。今も趣味で絵を書いています(画力は、プロフィール画像の通りです・・)。なので、その道に進む人に対して漠然とした憧れがあったんですよね。 そのような人たちがどういう思いなのかを聞きたく、ふと思い立ち、質問した次第です。 回答者さんはとても苦労をされているようですが、でも、自分の選択に後悔はしていない、充実している、というような気がしました。文章から、どのような思いで取り組んでこられたのかがよく分かりました。 この不況の中、僕は只今ハローワークで奮闘中です。お互い何かと大変でしょうが、頑張りましょう。 ご回答ありがとうございましたm(_ _)m

その他の回答 (2)

回答No.3

シンプルだけに難しい質問なのでなかなか回答が集まらないようですね。 私は職業にしているでもしようとしているでもなく、しようとしていた、という曖昧な立場なので回答を躊躇しましたが、…。 1:および2:の回答は、大学進学を考えたときに、やはり美術の道だったと気付いた。 とある大学附属高校に通っていました。あまり真剣に自分の将来を考えたことなく漠然と上の大学に進むつもりでした。語学系に行こうとしてました。 でも高3という後がない時期になって、いつも通学していた駅であるポスターを見つけてしまったんです。 美大進学のための予備校のポスターでした。 ちょっと衝撃を受けました。そんな予備校があったのか。世の中に真剣に美大芸大を目指す道が認められていたのか?!というような。 ずっと通っていた駅なのに今までなぜ気付かなかったんだろう?とも。 そのポスターは静物のデッサン画でした。今でもおぼろながら覚えています。 小中高通して美術の成績だけが人に自慢できるレベルでした。 小中では各種絵画展覧会やコンクールでは出品すれば毎回と言って良いほど賞をもらってました。 中学の美術の先生はその道を進めてくれました。 でも私は「絵なんかでどうやって食べていくの」という現実的な子供でした。 職業にするものではないと思っていたのです。 でもいよいよ大学進学というシビアな段階に至ってはじめて、自分が本当にやりたい仕事は?と思い至ったスロースターターにも程があるというのんびり人間でした。 それと同時に高校やその上の大学に失望して目標を見失っていたのもありました。 そんな時に目にした一枚のポスターが私を導いた(あるいは道を狂わせたのか?)のです。 迷いつつもその予備校の門戸を叩きました。 私の知らない世界がそこにありました。そしてそこが私の求めていた場所のような気がしました。 突然の進路変更に母は戸惑ったと思います。でも予想はしていたのかな。 「こんな事なら中学の先生の言う通りにしておけば良かったのに」と言ってました。 しかし如何せん遅かった。受験まであと半年という時期に基礎からのスタート。 それでも一つ補欠合格をもらえたんだから良くやったと思います。 当然、浪人を考えました。でも家の経済事情がそれを許さない現実にも気付きました。 下に兄弟もいるし私だけ贅沢や我が儘できないと思いました。 それに私が目指したのは美術は美術でも商業美術、デザインの分野です。 それなら、と専門学校の道を選びました。 さらにその後、グラフィックデザイン志望からインテリアへと変更しました。 そして就職後はデザイナーというより図面屋の仕事をしていました。 はっきり認めますが、私にはデザインの才能はなかったです。 美大へ行けてたらさぞ楽しい学生生活だったろうと思いますし、もっと良い会社へ就職できたかも知れない。 でもきっとそれだけでした。クリエイティブのお飾りを掲げたただのOLに終わってただろうな、と。 それからさらに何年も経って、本当はテキスタイル工芸の道に進みたかった、と思いました。 でも結婚もして子供もできて、そこからプロを目指して修行するには無理がある生活でした。 なので今は趣味の範疇で染織をやっています。 まあ要するに私は世間知らずでした。 もっと早くにいろんな仕事が世の中にある事を知っていたら、という感じです。 紆余曲折激しかったけど、結局行きついたところが自分の実力の程だったと思います。 才能ある人はきっと早くから自分の道を信じることが出来るんだろうと思います。 あるいは継続してやり続けてきたテーマを持っているものなんだろうと思います。 そう思うのは、実際に才能ある人を目の当たりに見てしまってわかった事です。 そして今、自分の娘が美大に通っています。 我が子に同じ道を歩ませようと思ったわけではないですが、カエルの子はカエルというのか。 その気なら経験者として有効なアドバイスはできる自分がいました。 娘が美術の道を志したのは中学のときです。高校三年間は当然のごとく美大を目標に過ごしました。 準備不足に終わった自分と同じ経験だけはさせまいと思いました。 今はまだどうなる事やら先の見えぬ娘ですが、大学生活は充実している様子です。 それでいい、たとえ仕事に結びつかなくても、学びたいことを思いきり学んで欲しい、そう思ってます。 思いきりやりたい事をやり切るという経験ができずに不完全燃焼で学生生活を終えてしまった自分の苦い経験も、娘に生かされてると思えば幸せです。

noname#161900
質問者

お礼

お礼が遅くなり申し訳ありません。 なるほどです。幼い頃から美術の素質はあったけど、明確にその道を志したのは高校3年というギリギリの時期だったんですね。きっかけも突然といった感じで、なんだかドラマチックですね! ご結婚された後もご自分のやりたいことがあるなんて、回答者さんは本当に美術が好きなんだなあと思いました。 「才能ある人はきっと早くから自分の道を信じることが出来る。」重みのある言葉だと思います。一生懸命努力されたからこそ言える言葉なのではないかと思います。 娘さんも同じ道を選んだんですね。今の就職難の時代、質問者さんのような考え方をする人は少ないかもしれませんが、こんな閉塞感漂う世の中だからこそ、やりたいことを思い切りやるというのも大事だと思います。そこから得られるものは必ず、人生の財産になると思います。とにかく思いっきり頑張って欲しいと思います。 なんだか理屈っぽくなりすみませんね(汗) ご回答ありがとうございましたm(_ _)m

回答No.2

   美大八策 ~ わたしが進路を決めたわけ ~   1.一に音楽、二に美術、三に文学を愛している(発芽の逆順)。 2.それぞれ16歳(楽器)、12歳(図画)、8歳ごろ(作文)。 3.自分では納得しているが、わが子や他人には決してすすめない。    両親は、どうせ家業を継がせるつもりで、学歴は飾りだと考えていた。  恩師は、美術教師になる手段だと思い、芸術家の実態を知らなかった。  友人は、志望校に合格できるかどうかが、人生の岐路だと思っていた。   「左翼は勉強しなくちゃなれないが、右翼は勉強ができなくてもなれる」  ↑鈴木 邦男・説 ↓世間の誤解(いまもむかしも美大が一番人気) 「音楽は勉強しなくちゃ弾けないが、美術は勉強ができなくても描ける」    国立芸大は、学科試験だけで、門前払いされた(浪人の野望は挫折)。  私立美大は、学長面接で「寄付をよろしく」と頼まれた(ガックリ)。  合格美大は、教授面接で、実技作品を評価してくれた(一年で中退)。   …… 苦節十年 ~ 売れない芸術家になるには ~ http://okwave.jp/qa/q6880218.html (No.1)  もしドラ ~ ドラッカーの『マネジメント』を読まずとも ~   …… どの業界も、それなりの仕組みを知らないと謎が解けないのです。 http://okwave.jp/qa/q7136652.html (No.5)  眠れる森の天才 ~ いまはむかしのものがたり ~    ピカソ嫌いの質問者には、これら一連の回答は参考にならなかった。 http://q.hatena.ne.jp/1283143779#a1034841  自問自答 ~ 元美術学生の過去回答より ~   …… 現実の世界から解放されて、抽象の世界に生きることはできない だろうか。── モンドリアン(Let'出典不祥) http://q.hatena.ne.jp/1267193012#a997660  

noname#161900
質問者

お礼

なるほど、音楽・美術・文学と多彩に嗜んでこられたのですね。「愛している」とあるように、とても好きで、この道を志されたんですね。 リンク先を見ましたが、まとめますと・・・ ・美術や芸術、文学などについて、それ自体を純粋に職業にすることは並大抵ではないこと。 ・美術系の分野の進学にはコネがいる。 さらに最後の二つのリンクは興味深い内容でした。 音楽・美術・文学の現代における存在意義のようなものに関して、bildaさんは深いお考えをお持ちのようですが、質問者さんたちにはなかなか伝わっていないのですね。問題意識が共有できていないというか、そんな印象を受けました。 これらが、他人にはこの道を勧めない理由なのでしょうか。 確かに、情報社会によって音楽や文学の商売は破綻しつつあり、絵画においても写真やCG技術が発達した現在においてはその存在意義が見えにくくなっていますね。 そんな社会において、「芸術の道に進む」ということの意味について考えるのは、難そうです。 高校の頃、優しくて純粋な性格だった同級生が美大に通って今は卒業している年齢です。連絡は取れませんが今頃は何をしているのやら・・・。 ご回答ありがとうございましたm(_ _)m

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