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見合いの男女、床間の上手下手どちらに座るのか。
江戸時代、武士の見合いの場の設定です。仲を取り持つ上役の家の座敷でのこと。床の間を正面奥に見て、上手下手どちらが男でどちらが女が座るのが常識的なのでしょうか。また、男の側が自宅に招いての顔合わせという場合はどうなるのでしょうか。わかる方がいましたら教えて下さい。
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- oska
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>江戸時代、武士の見合いの場の設定です。 1603年から1868年と幅広い時代ですが、平均的な風習・習慣での事で良いですかね。 >仲を取り持つ上役の家の座敷でのこと。 家臣に嫁を世話をする上司としては、既に双方の家長に婚姻の同意を受けています。 武家の場合、結婚後初めて互いの顔を見た!という事も珍しくありませんでした。^^; 見合いと言うよりも、「嫁が決まった」「婿殿が決まった」と娘・息子に伝えるのが家長の務めです。 お家を守るのが目的ですから、当事者の意見は関係なかった様ですね。 本当に好きな女性がいれば、側室となります。側室は、当事者が自由に選ぶ事が出来ます。 未来の正室・婿どのとお見合いが出来れば、万々歳なんですね。 で、上役の屋敷に双方の者が集まります。 >床の間を正面奥に見て、上手下手どちらが男でどちらが女が座るのが常識的なのでしょうか。 私が認識しているのは、質問者さまの認識と異なりますね。 武家の見合いは、双方の「家と家との関係」ですよね。 身分・家柄を重視しますから、身分が不釣合いだと「養女・養子にだして身分を等しくして」見合いを行ないます。 ですから、見合い当事者双方の身分に上下はありません。 一般的には・・・。 上座正面の席には、上役(上司)が床の間を背に着座します。 床の間に向かって左側に、女性本人が着座します。 床の間に向かって右側に、男性本人が着座します。 双方の付添い人は、それぞれの下座に着座します。 ※貼付画像参照。 これだと、お見合い当事者(双方の家柄)の上下はありません。 >男の側が自宅に招いての顔合わせという場合はどうなるのでしょうか。 この場合は、男側が上座。女性が下座です。 (と言っても、男性の斜め下です。) 女性が、男性の上役の娘でも同じです。 この場合は、既に当事者の意見は関係なく「双方の家長間で、婚儀が決定」している状態ですね。 既に、男性側の嫁の立場です。 ですから、先に書いた「結婚後初めて互いの顔を見た!」という状態が生じるのです。 庶民の場合。 神社仏閣での茶店や芝居見物をかねて、仲人が2人を引き合わせたようです。 ざっくばらんに「好きじゃ~」「御免なさ~い」という自由恋愛でした。^^;
- tanuki4u
- ベストアンサー率33% (2764/8360)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A6%8B%E5%90%88%E3%81%84 嫁の家で行われたようですよ。
お礼
わかりやすく、丁寧な説明をありがとうございました。