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I=∫_{-∞~∞}{1/(x^2+2x+5)}dx f(z)=1/(z^2+2z+5) Γ={Re^{it}|0≦t≦π} C={x|-R≦x≦R}∪Γ とする f(z)=1/{(z+1)^2+4} =1/{(z+1+2i)(z+1-2i)} f(z)の特異点はz=2i-1,z=-1-2iでいずれも1位の極である R>3ならば,Cの内部にあるものはz=2i-1だけである Res[f(z),2i-1] =lim_{z→2i-1}(z+1-2i)f(z) =lim_{z→2i-1}1/(z+1+2i) =-i/4 ∴ ∫_{C}f(z)dz=2iπRes[f(z),2i-1]=π/2 したがって ∫_{-R~R}f(x)dx+∫_{Γ}f(z)dz=π/2 |z|=R>6 のとき |f(z)|=|1/{(z+1)^2+4}|=1/|(z+1)^2+4| ≦1/(|(z+1)^2|-4) ≦1/{(R-1)^2-4} ≦1/(R^2-2R-3) ≦2/R^2 だから |∫_{Γ}f(z)dz|≦∫_{Γ}|f(z)|dz≦2π/R だから lim_{R→∞}∫_{Γ}f(z)dz=0 ∴ I=π/2
その他の回答 (3)
- alice_44
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lim[R→∞] ∫(-R,R) が主値積分に過ぎない ことへの手当てとして、最も手間がないのは、 被積分関数が実軸全域で正値であることから、 広義積分の収束が主値の収束と同値になること に一言触れておくことかな。
お礼
付け足し、ありがとうございます。
- muturajcp
- ベストアンサー率78% (508/650)
I=∫_{-∞~∞}{1/(x^2+2x+5)}dx f(z)=1/(z^2+4) Γ={Re^{it}|0≦t≦π} C={x|-R≦x≦R}∪Γ とする f(z)=1/{(z^2)+4} =1/{(z^2)-(2i)^2} =1/{(z+2i)(z-2i)} f(z)の特異点はz=2i,z=-2iでいずれも1位の極である R>2ならば,Cの内部にあるものはz=2iだけである Res[f(z),2i] =lim_{z→2i}(z-2i)f(z) =lim_{z→2i}1/(z+2i) =-i/4 ∴ ∫_{C}f(z)dz=2iπRes[f(z),2i]=π/2 したがって ∫_{-R~R}f(z)dz+∫_{Γ}f(z)dz=π/2 f(-z)=f(z)だから ∫_{-R~0}f(z)dz=∫_{0~R}f(z)dz ∫_{-R~R}f(z)dz=2∫_{0~R}f(z)dz x=z-1とすると ∫_{0~R}{1/(z^2+4)}dz =∫_{-1~R-1}{1/(x^2+2x+5)}dx =∫_{-R-1~-1}{1/(x^2+2x+5)}dx だから 2∫_{-1~R-1}{1/(x^2+2x+5)}dx+∫_{Γ}f(z)dz=π/2 2∫_{-R-1~-1}{1/(x^2+2x+5)}dx+∫_{Γ}f(z)dz=π/2 |z|=R>3 のとき |f(z)|=|1/{(z^2)+4}|=1/|(z^2)+4| ≦1/(|z^2|-4) ≦1/{(R^2)-4} ≦2/R^2 だから |∫_{Γ}f(z)dz|≦∫_{Γ}|f(z)|dz≦2π/R だから lim_{R→∞}∫_{Γ}f(z)dz=0 ∴ ∫_{-1~∞}{1/(x^2+2x+5)}dx=π/4 ∫_{-∞~-1}{1/(x^2+2x+5)}dx=π/4 ↓ I=∫_{-∞~-1}{1/(x^2+2x+5)}dx+∫_{-1~∞}{1/(x^2+2x+5)}dx I=π/2
お礼
二回も回答本当にありがとうございます。
- alice_44
- ベストアンサー率44% (2109/4759)
毎度の繰り言で申し訳ないが… この方法で ∫_{-∞~∞} を求める場合に、 lim[R→∞] ∫_{-R~R} から求めるのであれば、 ∫_{-∞~∞} が収束することの証明が 別途必要になる。 lim[L→-∞,U→∞] ∫_{L~U} から求めれば、 計算そのものが、積分の収束の証明になる。
お礼
文章での説明ありがとうございます。
お礼
ありがとうございます。途中式もあってとても助かりました。