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複素積分を教えていただけないでしょうか
次の積分の値を複素積分によって求めよ. ∫[0→∞]exp(mx)/1+exp(nx)dx ただし,0 < m < n である. この問題はどういうふうに解けか教えていただけないでしょうか。
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ANo.1です。 補足拝見・・・! ・・・であれば(当方でも!)留数定理で何とかなる・・・! 結論を言うと、 ∫(-∞→∞){exp(mx)/(1+exp(nx))}dx = (π/n)・cosec(mπ/n) (・・・で余計な∫[0→1]{t^(m-1)/(1+t^n)}dtの分が消えてくれるので!) ∫(-∞→∞){exp(mx)/(1+exp(nx))}dx f(z) = exp(mz)/(1+exp(nz)) (zは複素数)・・・とする -R,R,R+2πi/n,-R+2πi/nを4頂点とする長方形領域Γで考える。(Rは実数) z = x + iyとして 留数定理(・・・および補題)を使い・・・ ∫[Γ]f(z)dz =∫[-R→R]{exp(mx)/(1+exp(nx))}dx + i・∫[0→2π/n]{exp(m(R+yi))/(1+exp(n(R+yi)))}dy + ∫[R→-R]{exp(mx+2mπi/n)/(1+exp(nx+2πi))}dx + i・∫[2π/n→0]{exp(m(-R+yi))/(1+exp(n(-R+yi)))}dy = 2πi・Res(f(z);z=πi/n) 第2項目と4項目の複素積分は(0<m<nの条件があるので・・・)R→∞のとき→0となる。 第3項目の積分(の分母)はe^(2πi)=1であるから第1項目とまとめる事が出来る。 ∴R→∞のとき (1-exp(2mπi/n))∫(-∞→∞){exp(mx)/(1+exp(nx))}dx = 2πi・Res(f(z);z=πi/n) 1-exp(2mπi/n) = 2i・exp(mπi/n)・sin(mπi/n)であるから補題によって留数を求めると、 (2i・exp(mπi/n)が約分出来て・・・!) ∫(-∞→∞){exp(mx)/(1+exp(nx))}dx = (π/n)・cosec(mπ/n) ・・・となる! ----------------------------------------------------------- 留数を求める際、以下の事実を用いている! 補題) F(z),G(z)がz=aで正則、G(z)がz=aで一位の零点(G'(z)≠0 ('は微分の意味))ならば Res(F(z)/G(z);z=a) = F(a)/G'(a) ----------------------------------------------------------
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- Ae610
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確認だが・・・、 ∫{exp(mx)/(1+exp(nx))}dx の積分区間は(-∞→∞)ではなくて[0→∞)・・・なの? ・・・だとすると、複素関数を利用する方法だと可成り難しくなるような気がする・・!? (留数定理で考えてみたが当方の手に余る!) ・・・ので、(狡いけど)既知の積分を利用する。 exp(x) = tとおくと ∫[0→∞]{exp(mx)/(1+exp(nx))}dx = ∫[1→∞]{t^(m-1)/(1+t^n)}dt = ∫[0→∞]{t^(m-1)/(1+t^n)}dt-∫[0→1]{t^(m-1)/(1+t^n)}dt = (π/n)・cosec(mπ/n)-Σ[k=0~∞](-1)^k/(m+kn)
補足
すみません、自分が積分区間を間違った。 確かに、正しい積分区間は(-∞→∞)です。