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「A君とB君の本」と「Aの本とBの本」の違い
日本語の質問なのですが、 (1) A君とB君の本 (2) A君の本とB君の本 では意味が違いますよね? (1)では本が一つだけなのに対し、 (2)では本が二つですよね? 宜しくお願いします。
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(1)には「主語」がありません。「A君とB君の本がある」となった場合は「本が」が主語で、「A君B君の」は「本」に掛かることから修飾語となり「本の数は1冊」となります。 これに対し「AくんとBくんの本が混ざり合っておいてある」「A君という人間とB君の本という物体」として「曖昧である」との見解を述べられる方もおりますが、これらは「文章に要素を付加する」こととなり、オリジナルとは異なる可能性が多分にあることから、僕は「本の冊数は曖昧」との考え方に、僕は懐疑的です。 例文にある「と」と「の」を文法的に並立助詞と「連体格を示す格助詞」と理解しこの文をそのまま読むならば「本」はA君とB君が共同所有していると見なすことが普通の理解の仕方です。ですから「本」は1冊であるとの認識になります。 (2)ではこれは「本が二冊ある」との意味を示しているとの点で他の回答者様とは変わりません。
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- marisuka
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No.4さんも言われているとおり、日本語では物に対する単数・複数の区別はあまりしません。 ごちゃっとかたまって本が置いてある。または一つの本棚にたくさんの本がある。その所有者はA君とB君。この場合、「A君とB君の本」とも言えますし「A君の本とB君の本」とも言えます。 ただ、一冊しか本がなくて「A君とB君の本」と言った場合は、本は二人の共有です。 (2)の場合は本は複数で、1冊ではありえません。 目の前の状況を表現しているのであって、言葉が状況を規定しているのではないと考えた方がよさそうです。
- cxe28284
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(1)はあいまいな表現です。ここにあるのはA君とB君の本だ。 AくんとBくんの本が混ざり合っておいてある。 この本は、A君とB君の本だ。であれば共有する意味になります。 (2)これはA君の本とB君の本だ。であれば、それぞれの所有であると云えます。 日本語は英語と違って単数か複数かが分かりにくいので、 1冊かに2冊かはあいまいになりますね。
- LHS07
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(1) A君とB君の本 2人でお金を出し合って買った本のような感じですね。 (2) A君の本とB君の本 A君が買った本 B君が買った本 勝ったことが前提ですが・・・。
- asuncion
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>(1) A君とB君の本 これは、 「A君とB君が共有している(実際にそんな状況があるかどうかはともかく)」一冊の本 「A君」という人間と「B君の本」という物体(人間と物体とを並立させることにどういう意味があるかはともかく) のどちらの意味にも取れる、ややあいまいな表現です。 あいまいさを取り除くには、 前者の意味なら、「共有している」ことを明確に書けばいいですし、 後者の意味なら、順番を変えて「B君の本とA君」のように書けば大丈夫でありましょう。
- princelilac
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(1)には(2)の意味もあり、曖昧です。 (2)の意味は一つです。