- ベストアンサー
ウィーナーフィルタについて
- ウィーナーフィルタの具体的なイメージがわからない
- ウィーナーフィルタをノイズキャンセラに応用する場合の疑問点
- 図の描写や説明がヘイキン本で異なるため混乱している
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
>…ヘイキン本に沿って応用すると、目標画像と全然違っていても、元画像が完全に目標画像に合致するようフィルタリングしてしまうのです。信号処理と画像処理で適応フィルタは違うのでしょうか? 「信号処理と画像処理」との違いは、おそらく「目標画像」の設定でしょう。 除去対象は、どちらも伝送媒体の帯域特性に起因する波形歪やエコーです。 どのような歪をどの程度まで正確に差っ引くかは、「信号処理と画像処理」とで違いはありそう。 どちらにせよ、できの良い「目標画像」を使えば、回線を切り替えないかぎり、「目標画像と全然違っていても、元画像が完全に目標画像に合致するようフィルタリングして」くれるわけです。
その他の回答 (1)
- 178-tall
- ベストアンサー率43% (762/1732)
提示図だけでは断定しかねますけど、順不同で推測意見を。 (テキストのどこかに現れるであろうコメントばかり、かな…) 適応フィルタに入力するのは、 ・トレーニング動作時には、所定パターンをもつテスト信号波形 ・適応動作時には、実際の信号波形 で、いずれも雑音を含んでます。 所望の信号 d(n) は、雑音を含まぬ (目標とする) テスト信号波形です。 テスト信号波形は、回線など信号伝送媒体の帯域特性を考慮して、慎重に決めます。 トレーニング動作時には、送信側からテスト信号 T を連続送出させ、適応フィルタ出力 y(n) から d(n) を差し引いたものを雑音 (誤差 e(n) ) とみなす。 適応フィルタは、誤差 e(n) を零に近似させるよう、タップ係数を自動調節する。 伝送媒体が固定されている場合なら、これで伝送媒体の帯域特性に起因する回線雑音を消去できます。 (周波数特性の歪による波形歪やエコーなど) 伝送媒体が変遷する場合は、もっとソフィスティケートされた仕掛けを要するでしょう。
お礼
なるほど、そういうことですか。 (1)図の「x(n)」は、雑音なし×雑音あり○の信号なんですね。 そうすると、ヘイキン本での「u(n)」と合致します。 (2)図の「所望の信号d(n)」は、雑音が無い信号なんですね。 すると、この所望の信号をいかに正常にするかが鍵になるわけですね。 (3)図の誤差信号はゼロになればいいんですね。 ヘイキン本と合致します。 【新たな疑問】 所望の信号が鍵になるので、 (1)たとえば178-tallさんの モデルの場合、ノイズ重畳のアナログ信号に対し、 QPSK200MHzの信号とかを目標にする感じでしょうか? (2)所望の信号が間違いの場合、間違いの信号が得られることに なるのでしょうか? なぜこんな質問をするかというと、現在、画像処理に ウィーナーフィルタを使おうとするのですが、 ヘイキン本に沿って応用すると、目標画像と 全然違っていても、元画像が完全に目標画像に合致するよう フィルタリングしてしまうのです。信号処理と画像処理で 適応フィルタは違うのでしょうか?
お礼
なるほどそういうことでしたかあ~ 出来の良い「目標画像」を使えば 「完全に合致」するという発想は、 間違いではないのですね。 了解です。 当方で勘違いがあったようです。 今後ともよろしくお願いします。