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法人税申告書の書き方についての書物
- 法人税申告書の書き方についての書物を探している会計事務所の新人の方からの質問です。
- 現在、会計事務所で働いている新人の方が、決算書から法人税申告書への転記の方法について困っているとのことです。
- 自分で調べながら法人税申告書を作成したいとのことで、良いオススメの書物を求めています。
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質問者が選んだベストアンサー
新日本法規 著者岩崎宏一公認会計士 「ステップでわかる法人税申告書作成の実務」 平成21年版4,200円。 なぜ申告をしなくてはいけないのかという説明から、損金算入とはなに?などを学術的ではなく、平たく短く説明をし、では別表の作成はどうやるかをステップを踏んで説明がされてます。 一つ一つ掘り下げて説明が長文化してる専門書に比べて「これはこういうことだから、判った?じゃ、次ね」というように、ポンポンと行きます。 「こういう場合はこうで、その場合はこういう規定があって、どうのこうの」という既述がなく「A=Bだから、それ以上考えなくていいから」と説明がされてます。
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- ben0514
- ベストアンサー率48% (2966/6105)
私の退職した税理士事務所(会計事務所)も指導は全然してもらえませんでしたね。 どのように学んでできるようになったかはあまり覚えていませんが、さほど苦労した覚えはありませんね。 私は税理士を目指していたこともあり、税理士試験の法人税を学んでいました。そのため、机上の話ではある程度その流れを知っていたからかもしれませんね。 私が世話になった事務所のベテランによく言われたのは、ほとんどがパソコンでの仕事であり、単純作業のテクニックで申告書を作成している人がほとんどで、理解できていないことが多すぎると言っていましたね。それでも、私には丁寧に教えてくれていたところを見ると、吸収する基礎能力があったことがあると思います。 決算書で見える数字だけで法人税の申告書の作成ができるわけではありませんので、簿記知識に自身がなければ、日商簿記2級程度の学習をされることをお勧めします。 簿記知識がそれなりにあるのでしたら、全国経理教育協会(旧.全国経理学校協会)の税務会計検定がお勧めです。特に法人税ですが、法人税が終われば消費税や所得税に進まれるとよいでしょうね。 決算書の最終部分には消費税の申告のための会計処理等があるでしょうし、法人税の申告書の中には、地方税部分の記載も必要となります。 簡単ではないので、税理士や会計士が高額な報酬を得ているのです。 私は現在経営コンサルタントとして、税務への考え方の相談を受けることがあります。税理士が必要な理由と税理士を不要とするための知識習得は簡単に天秤にかけられないと伝えます。私は税務申告などを何十何百とこなしましたし、税務会計検定や税理士試験の受験経験(不合格ですが)から知識はある程度あるため、特殊な事情のない会社であれば、ほとんど税理士は不要なぐらいの事務処理能力に自身はあります。しかしそれでも税理士は不要とは考えられませんからね。 それだけの価値を求められる税理士の補助者になるわけですので、特に難しい法人税の申告を簡単に学ぼうとしても、無理でしょうね。 実務で学ぶのであれば、法人税の申告書が郵送されるときに同封されている手引などで学ぶ程度ですかね。あとは、会計事務所がTKCのシステムなどを導入されているのであれば、研修制度があると思います。参加の希望を申し出るのも悪くないでしょう。 最後に、質問ではP/Lから法人税の申告とありますが、法人税の申告にはB/Sも必要となります。それを理解するには、それなりの量の実務と学習が必要でしょう。
お礼
回答有難うございます。とても勉強になりました! ただ、この回答は私の質問とは少し違っていました。 法人税とは、という研修は会計ソフト会社からの研修を 受けたり、本で読んだりして完璧ではありませんが 理解はしています。おっしゃる通り基本的には、 ソフトで勝手に連動したりで決算書からある程度の 申告書は出来てきますが、自分でも『どこからの数字が どこに入るのか』という事などを理解したかったため 質問しました。とはいえ、ものすごく勉強にはなりました。 有難うございます。
- yosifuji20
- ベストアンサー率43% (2675/6115)
未経験者を採用して、その程度の指導というのは驚きですが、とりあえずは法人税の基本概念を理解することがよいと思います。 あなたは簿記の基礎はお分かりですよね。 もし簿記の知識が十分でないのであればまず簿記2級の程度を目座す勉強がよいと思います。 法人税といっても基本は簿記会計で、それに税法特有の修正を加えて税金を計算するというのは根本概念です。 法人税法をきちんと勉強するには1年はかかります。 でもそういっていては間に合わないのであれば、下記のようなものはいかがでしょうか。 でも概念がわかったら、基礎から真面目に勉強することをお勧めします。入門はあくまで入門で、それで給料をいただけるものではありません。 図解 法人税法「超」入門 〔平成24年度改正〕 [単行本] http://www.amazon.co.jp/gp/product/441905882X/ref=pd_lpo_k2_dp_sr_2?pf_rd_p=466449256&pf_rd_s=lpo-top-stripe&pf_rd_t=201&pf_rd_i=4793117570&pf_rd_m=AN1VRQENFRJN5&pf_rd_r=13TTCAFBA3TMSMC69AH7
お礼
回答ありがとうございます。 簿記の知識は日商2級は持っていて、 1級は何度か受験していますが受かっていません。 確かに基礎をしっかりするのは大事ですね。 この本も参考にさせて頂きます。 有難うございました。
お礼
回答有難うございます。 説明文を見る限り、自分が欲しているものに 近い気がします。第一候補としてあげたいと 思います。決定はもう少し皆さんのオススメを 見てからにしたいと思います。有難うございました。
補足
事務所においてある本で、 公認会計士・税理士 鈴木基史 著 『法人税 申告書作成ゼミナール(上級編)』 という本を見つけて読んでいると凄く 分かりやすかったです!今回はこの本で 自学しようと思いました。ただ、紹介して いただいた本も是非読んでみたいと思い ベストアンサーに選びます! 本当に有難うございました。