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Friendという言葉の範囲
"Friend"が持つ意味の範囲についておうかがい致します。アメリカ人の友人と買物に行った時の出来事です。 買物をしている際に、私の友人の友人(日本人です)という人に丁度出会いました。 私自身は、その方とは友人を通して2、3度挨拶を交わしたことがある程度で、特にその方自身をよく知っているわけではありません。只、友人の友人ということでお顔とお名前(名字のみ)を知っているだけです。 実際に、日常生活の中でそのような人は多くいることと思います。 日本語はそのような場合にはとても便利で、「知人」「知り合い」「顔見知り」などの言葉を使うことができます。 一緒にいたアメリカ人の友人に「さっき会った人は誰?」と聞かれた時、少し返事に戸惑ってしまいました。 友人の友人と説明するのも何だか手間が掛かるような気がして、咄嗟に"Friend"という言葉を使ってしまったものの、でも実際にはFriendではないのに...と自分自身心の中で思った事も事実です。 日本語での"友人"の意味合いと、Friendの意味合いが違う事は多少理解しているつもりですが、Friendの範囲というのはどの辺りまでの事を指しているのでしょうか。 それとも、英語で話をする際には、そのような細かい事は気にせずにいた方が良いのでしょうか。 文化、風習の違いと言われてしまえばそれまでなのですが、詳しい方がいらしたらお願い致します。
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Gです。 私なりに書かせてくださいね。 友達の友達であまりよく知らない人なんだよ,というフィーリングを出すには, He is a friend of mine.ではなく,mineの所をfriend's.と言い換えればいい事なんですね. 其の人はmineのではないのですから,友達の、と言う意味でmineをfriend'sと変えるだけだ、と言うことです. ということで、この場面では,He is just a friend of friend's.と言う事が出来たわけです. これで、なぜfriend of mineと言う言い方をするのか,お分かりになるのではないでしょうか. どこまでをfriendと言うかと言う事は難しいですね. 人によっても其の範囲が違ってくると思います. 日本語の「友人」とはどこからどこまで?と聞かれているのと同じではないでしょうか。 英語では,friendでも、色々な友達がいます(日本語でも)Fishing friend(釣り友達),office friend(会社での友達)、business friend (ビジネスで友達付きあいしている友達)または,人によっては,sex friendなんて言う人もいますね. つまり、やる事で友達づきあいがある,と限る事もできるわけです. また単に顔と名前を知っている程度(知人,知り合い,顔見知り)では,acquaintanceと言う単語を使い,其の程度を,well-known acquaintance良く知っている知人,unfavorable acquaintance 好きじゃないけど知っている人,acquaintance's acquaintance 知り合いのまた知り合い、などの言い方をして区別します. また、また、知人と言う言い方を,近所づきあいのあまりない(日本と較べて)アメリカでは,just a neighborというと、近所の人だけどただ知っているだけ,と言う知り合いですし,逆に, (just)like a/my brotherと言えば,親友中の親友、と言うことになります. good neighborなら、近所付き合いしている知り合いといえるでしょうね。 また、仕事で一緒だから知っている人はbusiness associateと言う言い方をしてどんな知り合いなのかもわかりますね. good friend, longtime friend, best friend, と言う形容詞を使って友達の深さを出しますね. また、boy/girl friendが恋人であって日本語のボーイフ・ガールフレンドではなかったり,male/female friendで男性・女性である友達、と言うように少しニュアンスが違っていたりする事も気をつけるところでもありますね. これでいかがでしょうか。 分かりにくい点がありましたら、補足質問してください。
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一般論としてFriendの範囲を日本語にとらわれて深く考える必要はありません。(特定のグループ、社会での意味は除いて)フレンドとは敵、または自分に敵意を抱いていない人を指します。(反対語はenemy) 日本語へは状況に応じて、友、友人、知り合い、仲間、支持者、同盟者、味方、同僚、(ボーイ・ガール)フレンドなどと訳すことになります。 フレンド感は欧米の方が日本よりはるかに幅が広いと思います。有名なのはスペイン語系の人々のアミーゴ(友人)感です。一旦知り合えば、アミーゴになります。ここでは原義が強く意識されていることになります。 敵ではない知人をフレンドと呼ぶことが多いので欧米人と交際する場合、ある人が知人のフレンドというだけでは信頼、安心することは出来ません。独自の判断が求められます。これはその社会の習慣に慣れれば出来るようになります。
お礼
ご説明有難うございました。改めてFriendの持つ範囲の広さを認識する事ができました。
お礼
詳しくご説明していただきまして有難うございました。とても参考になりました。 ここでご質問させていただく前に、アメリカに住んでいる知人(日本人です)に、同じような質問をしましたところ、そのように特別区別して表現はしない...と言われてしまい、それでは親しい友人も、それ程親しくない友人でも、全て共通した表現方法なのか?と、とても疑問に思っておりましたので、今回このような形で詳しくご意見をうかがえる事が出来ましたことをとても感謝しております。