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マクロ経済学について

クラウディングアウトについてなのですが、 政府が拡張的財政政策(Gを増やす)を行うと、その分の民間投資(T)が減らされて(フル)クラウディングアウトが起こります、これは分かるのですが、 逆に、政府がGを減らすことで、民間投資が増えることを「クラウディングアウトが起こる」と言ってもよいものなんでしょうか? 自分なりに調べたのですが、分かりませんでしたので、分かる方がいらっしゃいましたらよろしくお願いしますm(__)m

質問者が選んだベストアンサー

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  • dynamic-m
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回答No.2

ストック変数とフロー変数の区別がないので,たまにこういう話になってしまっている気がします. Gは,フロー変数ですよね. 例えば,去年の政府支出(国債の利払い等を含めない)を30兆円とします.Gを減らすという意味で使うのは,去年より3兆円だけ減らして,今年の政府支出規模は,28兆円にするということです. ですから,依然として,今年のGは28兆円増加するとなります. よって,クラウディングアウトも起こることがお分かりですね. 経済学的に,一国の去年30兆円の政府支出を,今年いきなり-10兆円にしたりするような話ですが,意味がありません.小泉さんも,政府支出を減らそうと思って取り組んだのに,結局去年より,増えました.経済学は,「一応」現実的なものを分析するための学問ですから,そういう意味の言葉は,載っていないでしょう.

tkhrtkhr
質問者

お礼

確かにGがいきなりマイナスになることはありませんね!そこには全然気づきませんでした(^^;; 経済を知るためにはまだまだ勉強が必要です… ありがとうございましたm(__)m

その他の回答 (2)

  • dynamic-m
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回答No.3

#2です.本文中,3兆円ではなくて2兆円です.訂正します.

回答No.1

ファイナンスを学んでいる者です。 >逆に、政府がGを減らすことで、民間投資が増えることを「クラウディングアウトが起こる」と言ってもよいものなんでしょうか? これは適切な表現ではないと思います。 クラウディング・アウト(crowding out、押しのけ効果)とは、政府支出の増加(政府貯蓄の減少)が民間投資を圧迫する現象であり、つまり政府部門の活動によって民間の経済活動が影響を受け、金利水準が上昇するという現象です。 なので、(Gを減らすというか)無駄な政府支出の組み替えを行うことによって民間需要を呼び起こす事は『クラウディング・イン(crowding in、誘発効果)』と表現した方がよいのではないでしょうか?

tkhrtkhr
質問者

お礼

お答えありがとうございました!

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