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いじめ被害者の心理状態とは「催眠状態」の一つか
いじめの被害者心理が「催眠状態」の一つではないかと思うに到りました。この思い付きの本当らしさを皆様にご討論いただきたいのです。 いじめの類型が至る所に生じているようです。日常生活で人々の暮らしの中で無自覚の裡にかけやすい・かかりやすい催眠術の一つなのでしょうか。そうだとすると、術からの開放を被害者の努力に押し付けることは困難でしょう。術をかけた側にも強い意図がないこともうなずかれます。「催眠状態の一つ」との認識が正しければ、いじめ問題のより根本的な解決に繋がるものと期待しております。この場合の催眠術の開放法・術をかけた側への説得も新しいものが期待できそうです。
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8番です なかなか合意が得られませんね。しかし少しは近づいている気がします。 様々な回答者の方達からご意見が寄せられていますが、以下の点は合意と言う前提で進めます。 ・加害者には催眠誘導・マインドコントロール・洗脳等の技術はない ・意識しなくとも、催眠状態・マインドコントロール状態・洗脳状態にする事は可能。 ・被害者は通常とは違う心理状態 ・傍観者の自己欺瞞は自己暗示と次元が違う。 以上4点を合意事項とします。 相違点として 質問者様は、「催眠状態」は何らかの形でうけた「暗示」が有効な状態を「催眠状態」 私は、「暗示」を受け入れる状態を「催眠状態」としている点だと思います。 >被害者側に 特定の人を見たとたんに,ある精神状態に陥る・・・・ ・・・・・加害者側にもこれらに対応した心 ・・・・これらはいずれの側にも精神にある「支配され心理状態」が生じているものと想像されます ↑その通りだと思います。 >正常でない何らかの「支配され心理状態」すなわち催眠状態にあると考えられるのではないでしょうか? ↓ 「被害者」側については いじめ・DV・虐待・災害・事故等の「被害者」が受けた心的外傷によるフラッシュバックです。 フラッシュバックはwikiに次の様に説明されています。 --------------------------------------------------------------- フラッシュバックとは過去に起こった記憶で、その記憶が無意識に思い出されかつそれが現実に起こっているかのような感覚が非常に激しいときに特に使われる。 フラッシュバックが起きた場合には、必ずしも映像及び音が存在するとは限らない。 記憶には様々な要素があるため、フラッシュバックは「恐怖」などといった感情や味覚、痛覚など、感覚の衝撃として発生し得る。 --------------------------------------------------------------- ↓ この状態が起こる事は、PTSD(心的外傷後ストレス障害)を発症してます。 或いは、ヒステリーか鬱か錯乱状態とは言えますが「催眠状態」ではありません。 また、【加害者】も同様の心理状態になるのは、 その時の、感覚や感情が「被害者」と同じように起こっている場合でしょう。 もし、相手を見ただけで理由なく暴力を振るうなら、異常者です。 これはもう責任能力を有した性格破綻者です。 酷い、いじめに遭った「被害者」は、将来PTSDを発症する可能性があります。 PTSDは発症まで時間がかかるのと同様、完治には非常に長い時間と根気強い治療が必要です。 治療には ・心理療法として、カウンセリングや催眠誘導等で過去のトラウマ体験を≪過去の出来事≫として終了させる事です。 ・薬物療法は、症状を軽減するため抗うつ薬や睡眠薬を利用します。 ↑ これは精神障害です。 【加害者】を更生させるには、矯正施設に入れて社会に適合するよう強制的な矯正が必要です。 現在は、再犯率等を考えるとあまり有効に機能していない様です。 参考----------------------------------------------------------- 我が国の犯罪状況と再犯率の概要 http://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/031300/hanzaihigaisya/pdf/mjiken1.pdf 『未成年』の重罪犯の再犯率は成人のそれを大きく上回っています。 再犯率は殺人51.3%・強盗57.6%・強姦58.3% 2003年「犯罪白書」より --------------------------------------------------------------- 再犯率の異常に高いと思われる加害者の矯正には、マインドコントロールが有効なのです。 犯罪を繰り返す性格破綻者を社会に適合させるためには、順法精神に則った善良な隣人にマインドコントロールするのです。個人の考え方や性格・嗜好を操作することはそのものは、現在の法律で罰せられることは有りませんが、本人の承諾なしで行う事は人権団体からクレームが予想されますし、長期間、定期的に対象者が死ぬまで続けるには高額の費用が発生しますのでどうでしょうかねえ やはりカウンセラーによるカウンセリングの方が順当ではと思います。 勿論、催眠誘導だけでもでも同じことはできますが、催眠から覚めた後も長期に渡り性格や嗜好に対し、効果を発揮し続けるほどの催眠法は、対象者の人格を破壊するような危険なものです。 それならむしろ人格そのものを完全に破壊し新たに別の人格を植え付ける「解けない洗脳」の方が効率的でしょう。 普通に催眠誘導を矯正に利用する事は可能でしょうが、あくまで対象者に信頼されるカウンセラーによるカウンセリングが主体です。
その他の回答 (11)
- fu5050
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いじめの加害者が催眠術ないし、催眠療法を会得しているとは思いません。 ただ、いじめの被害者は、肉体的、精神的ストレスから、多くは「うつ」状態ないし「うつ病」になっています。 従って、やられらたら、頑張ってやり返せ、とかいうのは、うつ病患者に「禁句」のはずで、逃げ場を失い自殺してしまうことになるので、知識のない親や教育者は注意すべきです。
補足
早速のご回答有難う御座います。加害者側が催眠技術を身につけていたか否かではなく、被害者が催眠状態になっているのかをご批判いただきたいのです。日ごろの些細な言動から、ついつい催眠術が罹ってしまうような、そういう特殊な催眠術が存在するのかとの疑問です。
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補足
良く整理されたご意見を賜りました。有難う御座います。 被害者側にも加害者側にも、その場面に出会わすことで 当人達の日常と異なる心理状態に陥る そのための舞台設定が類似である また、周囲の人々にも「いずれ自分にも生じうる状況である」「だから近寄りたくないとする」ことが納得できる舞台なのだそうです。また当事者達の理性・話し合いなどで解決することが困難な問題だそうです。 人間心理のどこかに「ふとしたことで陥りやすい深い穴」「周りの助けが期待し難いような舞台」であるとして、その心理学上の記述と解明・対策について心理学徒のご活躍を期待いたします。