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「催眠状態」について

催眠状態というのは寝ているのとはまた違うのでしょうか? 普通に起きてて歩いていても催眠状態になったりするのですか?

みんなの回答

noname#209524
noname#209524
回答No.2

「催眠状態」についてのご質問ですね。  >催眠状態というのは寝ているのとはまた違うのでしょうか?  まず、催眠状態という名称は、一見「眠っているような状態」から名付けられたものです。  「睡眠」とはかなり異なった状態で、その本質は未だ解明されていません。覚醒とも睡眠とも異なった特有な意識状態で、学者により「催眠性トランス」、「変性意識状態」等と呼ばれています。  「催眠状態」の特徴として、自発的な意志が減退し、被暗示性と言って「相手の言うことを受け入れる傾向」が高くなり、感覚.知覚.運動.記憶.感情などが覚醒時と異なった形で現れます。  理性的な批判力は減退し、暗示に反応しやすくなり、「金縛り」「幻覚」「記憶の操作が可能」「喜怒哀楽」等が容易に出現する状態となります。  >普通に起きてて歩いていても催眠状態になったりするのですか?  高度な技法により、覚醒して歩いているとき等にも催眠状態を引き起こすことができます。幻覚を感じたり、記憶喪失にすることもできます。  技法に関しては専門学会の規定により記述を控えさせていただきます。   

  • DJ-Potato
  • ベストアンサー率36% (692/1917)
回答No.1

眠る状態は、またかなり難しい概念ですので説明も難しいのですが、 意識レベルだけで議論すれば はっきり起きている状態は、意識レベルは完全で、寝ている状態からずいぶん遠いですね。 寝ている状態は、意識レベルはかなり低いですが、叩けば痛がるし、起こせば起きます。 もっと深いのが昏睡状態ですが、起こしても起きない状態ですね。 これらは、意識レベルの高さ、つまり量的な問題です。 一方、幻覚と言われる状態があります。 存在しない刺激を知覚し認識してしまう状態ですが、これは意識レベルの質的な問題です。 さて、催眠状態というのは、この2つとはまた違って、意識レベルの範囲の問題と言われます。 何かに集中している時に、周りが見えなくなったりしますね。 上の空、なんて状態がありますが、寝ているわけでもないけど、意識レベルが量的に落ちているわけでもないけど、 話し掛けても届かない。 これも意識レベルの範囲が狭まっている状態です。 これの深い状態が催眠で、寝ているわけではないし、起きているんだけど、 周囲からの刺激は認識しない。 この時、外からの刺激は認識しないんだけど、知覚していない訳ではないので、頭の中には入ってくる。 でも意識しないから、意識の奥に入り込んで、過去のトラウマの原因をみつけたりできたり、とかいうわけです。 寝ているときは、意識レベルの量的な低下は明らかですね。 夢はある意味存在しない知覚で、それでもアリアリと認識するなら、質的な低下とも言えるでしょう。 評価はしにくいですが、範囲も狭まっている場合が充分に考えられますね。 つまり寝ている状態は、これらがそれぞれ混ざり合った状態と考えられます。 寝ている時は催眠状態である、と言ってもいいかもしれませんが、 催眠状態は寝ている、とは言い切れないのでしょう。 寝てた訳でもないのに電車を乗り過ごしたなら、その瞬間はある程度の催眠状態だった、と考えられます。

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