美術を学んだ人は日本のアニメについてどう思いますか
僕は日本のアニメというのが大嫌いです。内容が病的でつまらないものが多いというのも理由ですが、一番の理由は、美術的に醜悪だと思うからです。
日本のアニメのスクリーン内では全てが単純化されます。
例えば前から見た「開いた口」は赤い逆三角、空は青くて雲は白い、人の肌は肌色、髪の毛はとんがった針のようで反自然的な色をしている。。。
うんざりです。
現実の美しさはそんな退屈なものじゃないでしょう。雲は黄色や青が混ざり合っているし、太陽光線の加減によって色は変わるし、万物には陰影があって、その陰の落ちたところの色の変わり具合だってアニメによくあるただ黒く塗りつぶしただけのような単純なものじゃない。ものは全て立体で、見る方向によって輪郭はさまざまに形を変える。
そういう複雑さを理解したうえでデフォルメしているならばよいのですが、日本のアニメ製作者は現実を観察して本質を掴む努力をしないで、全く関係の無い部分の都合で作られています。
日本のアニメは世界一だ、なんて大法螺をつく人が多いですが、だったら美術的に高める工夫や努力をするべきではないでしょうか。
日本のアニメーションは美術的に見てどう思われますか。
お礼
ご回答をありがとうございます。 武蔵野美大のサイトまでおしえてくださって、助かります。(美大サイトを調べるのは、思いつきませんでした。)フランスでは、オンブルポルテは固有名詞のようですが、日本の美大サイトでも見つからないとなると、翻訳された語が日本には存在していないのかもしれません。 注文していた美術用語辞典が本日届くので、これに記載されていなかったら、「影」や「シルエット」という語を使います。 まずはお礼まで。