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セクシュアル・マイノリティが外交官を目指すこと

都内で外国語を専攻する男子大学生です。 外務省専門職員を志望しています。 恋愛対象として、男性にしか興味が持てません。 外務省内部の事情について詳しい方がいらっしゃいましたら、ご回答頂きたいです。 ●外交官として、生涯独身で通せますか? 外務省のみならず、日本社会のあらゆる組織においてセクシュアルマイノリティに対する理解が未だ成熟していない事は承知しております。特にお堅い中央省庁であれば尚の事かと思います。 実際、ゲイパートナーと共に日本に赴任している米国の大使館関係者が「日本外務省もセクシュアルマイノリティの職員の待遇について考えるべきだ」と言った際、我が国外務省の答えは「うちの省にゲイはいません」だったとの事。 げんなりしました。 それでも外務省を諦める事ができません。この大学生活、専門地域の言語・政治・経済・文化を脇目も振らず必死に勉強してきました。自分にはこの分野しか取り柄が無いと思っています。1年間の留学も経て、ますます自分の専門性を外交の現場に活かしたいと考えています。 恋愛については、生涯独身でいくつもりです。以前、女性とお付き合いした事もありました。その頃はまだ自らの性的指向についての認識が甘く、なんとなく付き合い始めましたが、逆に自分がゲイであることがはっきりしました。その女性には深く謝罪し、現在の考えを持つに至りました。 大使になりたいとまで言いません。生涯独身の大使というのを聞いたことがありません。元々キャリアではなく専門職志望ですので、当該地域のエキスパートとして現場で活躍できれば本望です。 ただ、20年後、30年後の自分の姿がうまくイメージできないのです。 実際に、独身のまま定年退職を迎える職員の方はいらっしゃるのでしょうか。 いらっしゃるとして、在外公館という狭い日本人社会の中でどのように生きてこられたのでしょうか。 それとも、本当に「外務省にゲイはいない」のでしょうか。 話題が話題だけに、知り合いの職員の方にもちょっと聞く事が出来ません。 もし、何か少しでもご存知の方がいらしたら、御教示頂けないでしょうか。

みんなの回答

  • poomen
  • ベストアンサー率34% (784/2278)
回答No.1

 まず、外交官というのは外務省キャリア組(本省の課長以上)が持ち回りでやる職務です。具体的には内閣任命され天皇の認証を必要とする(大使、公使、領事)の認証官だけを指します。  あなたが目指している外務省専門職員では「外交官」に任命されることはありませんので質問自体が的外れです。まあ、定年間際にはどこか小さな国の領事とか公使にご褒美として任命されることはあるようですけどね。  というわけで大使が奥様とペアで主催する晩餐会などたぶんあなたには一生無縁でしょう。だから安心して外務省専門職員の試験を受けてください。40人採用のところに800人程度が受験する超難関です。  もう受かったような気になっていらっしゃいますが、合格して35年くらい勤めてから「どこかの小さな国の大使に定年間際のご褒美として推薦してあげようか」と上司に言われた時に悩めばいいことです。  最後に外務省にも大使にもゲイはいますよ。ゲイ隠しの結婚とか当たり前の世界です。カミングアウトしない限りばれはしません。そしてあなたの心配はキャリア採用で外務省に採用されない限り杞憂です。  なお、外務省のキャリア採用組は毎年20人程度、15人が東大法学部卒あとは京大や早稲田・慶応、そして大事なのは身内に外交官、元外交官がいることです。外務省では「氏より育ち」ではなく「氏も、育ちも、そして東大」でないとキャリア採用されることはありません。  専門職の試験頑張ってください。

belive4869
質問者

お礼

御回答ありがとうございました。 「外交官」の概念について見解の相違があるようですが、書記官もウィーン条約で外交特権が保障される「外交官」と認識しております。その点に何か特別なこだわりをお持ちでしたら申し訳ありません。 私の知る限りでも専門職採用でも大使になった方はいますし(小国ですが)、最近では採用数の減少で専門職員にも管理職的資質が求められつつあるようですので、こういった質問をさせて頂いた次第です。 杞憂とのお言葉、安心しました。安心して試験に臨めます。ありがとうございました。

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