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molとは何ぞや?
molについて解り易く説明して下さい。私ではうまく説明が出来ません。こんな私に愛の手を・・・。
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例えば水素と酸素が反応して水が出来る反応は 2H2 + O2 → 2H2O と記述されます。これは、水素分子2個と酸素原子1個が反応して水が2分子出来るという意味なのですが、原子や分子は非常に小さく、質量も小さいので、非常に扱いづらいものになります。そこで、あるまとまった数の原子や分子の集団として扱うことで扱いやすくなるという発想が生じます。 モルに関して言うと、上記のあるまとまった数はアボガドロ数と呼ばれ、約6*10^23です。これだけの数にすることによって上記の化学式は水素分子2モルと酸素分子1モルから水分子2モルが生じるという意味になります。また質量に換算すると水素4gと酸素32gが反応して水36gが生じるという、扱いやすいスケールの話になります。 次に、なぜアボガドロ数がこの値なのかという話。各元素を構成する原子の質量(原子量)の比は整数比になります。例えば原子番号の順に周期律表をみていくと、 1、4、7、9、11、12、・・・・ という具合です。これらの原子を6*10^23個集めるとその質量が 1g、4g、7g、9g、11g、12g・・・・ という具合に、原子量にg(グラム)を付けた値になり、複雑な換算をすることなく物質の量を扱うことができるのです。
お礼
早速のご回答ありがとうございます。本当、勉強になります!。