- ベストアンサー
小林一茶の俳句について教えてください
”やせがえる負けるな一茶これにあり” この句の意味、情景を教えて下さい。 よろしくお願いします。(子供に質問され困っています)
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
蛙の求愛活動ですね。メスを争ってさながら合戦のようになります。 これを見物に出かけた一茶、つい弱そうな奴の味方をしてしまうんですね。 この背景には、彼の長子である千太郎が病弱だった、という事実も あります。その命乞いという意味もあったのですが、残念ながら 愛児は生後一ヶ月で亡くなってしまいました。 というわけです。求愛活動ってのをどれほど生物学的に詳しく お伝えするかは…お任せいたします。
その他の回答 (2)
- mori0309
- ベストアンサー率32% (12/37)
mori0309といいます。いつも持ち歩いている 「名歌名句鑑賞事典」(ベネッセ古語事典別冊)に載っている内容です。 ”やせがえる負けるな一茶これにあり” 【季】蛙(春) 【訳】一匹の雌蛙をめぐって、雄蛙が群れをなして争っている。 負けて押しのけられてしまったやせ蛙よ、負けるな、一茶がここに ついているぞ。 でも、こうやって訳してしまうと、これだけの意味になってしまい、感興や 情趣やその余韻は失せますね。 詩歌は、いつもそのままの形で味わうのがいいですね。意味は無限です。 (余計なひとことでした)
お礼
有難うございました。子供には自分なりの言葉で説明したいと思います。 (あまり自信はないのですが。)
- gould09
- ベストアンサー率33% (196/589)
岩松院(他の場所の説もあるとのこと)の庭の池には、毎年たくさんの蛙がやってきて、メスガエルの争奪戦をやっている。 この時の様子を詠んだもののようです。 詳しくは、URLを参照して下さい。
お礼
有難うございます。子供(小5)の宿題なのですがあまりこの方面には詳しくないので。。。大変助かりました。有難うございます。
お礼
詳しい御説明有難うございました。一茶の息子の事が背景にあったとは。。。 この句の深さは計り知れませんね。子供にうまく説明できるか自信がないですが、自分の言葉で語りたいと思います。本当に有難うございました。