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5文型が甘いです。重点的に鍛えたい。
私は5文型が甘いです。 1文のみの文系判断なら余裕もありますが長文読解中に3か2かなど迷うことがあります。 文中では省略やいりくんでいることがあるからです。 大きな問題ではないのですが課題の一つです。 大型書店や幾つかのサイトは見ましたが5文型を集中して鍛えるためのツールが見当たりません。 どうも5文型は問題集のなかで1割にも満たない量で済まされている気がするのです。 集中して鍛える方法を教えて下さい。 サイトやアプリ、書籍を希望します。
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1)絶滅危惧種になっている感のある5文型重視派の一人です。5文型を勉強すると嘲笑される恐れがありますが、意に介さず、基本をしっかり勉強なさって下さい。嘲笑する人で英語がまともに読める人を見たことがありません。きちんとした英語力涵養のためには5文型の知識は最高の捷径です。 2)しかし5文型学習推進最右派の私といえども、5文型学習に淫することには批判的です。I want to go to Disneyland. が SVOという知識は不必要と思います。want to 不定詞という知識だけで十分です。 3)文型判別のドリルだけで1冊を成すような本はないでしょうし、学習する意味もありません。ふつうの文法書に書いてあることだけ押さえておけば十分です。5文型についての最高の文法書は、日本の英和中辞典です。 4)以下、5文型のポイントを書いておきます。 SVとSVOは簡単ですので問題ないでしょう。 5)SVCというのは、be動詞の文型です。他に、become; get; grow; turn といった「状態変化」の動詞、keep; remain; stay といった「状態維持」の動詞、seem; look; appear といった「思われる」系動詞、smell; taste; feel; sound といった「感覚」系動詞が主要なものです。1つ1つ辞書で例文をまとめておけばこれも短時日で卒業です。 6)SVOOは、give が代表格です。その他「授与動詞」と呼ばれる動詞が幾つかあります。 give (~に…を与える); tell (~に…を言う); send (~に…を送る); bring (~に…を持ってくる); lend (~に…を貸す); offer (~に…を提供する); owe(~に…を負う,借りている);show (~に…を見せる); teach (~に…を教える);grant(~に…を与える);hand(~に…を手渡す);deny(~に…を拒む) buy (~に…を買ってあげる); get (~に…を取ってくる,作ってあげる); leave(~に…を残してあげる);make(~に…を作ってあげる);find(~に…を見つけてあげる);spare(~に…を割さいてあげる);save(~に…を確保してあげる) などが主要なものです。これも辞書の例文を書き出してまとめてみてください。 7)SVOCは、日本人が苦手とするものです。しかし、これも、感覚動詞(see, hear, watch, look at, feel)、使役動詞(let, have, make)を中心として、find, notice, expect, believe, want, would like、call, name, appoint, elect, help, keep, leave, get といった動詞がよくこの文型を取ります。自分で例文をまとめながら、SVOCの【心】をつかんで下さい。使役動詞の make がこの文型の代表格です。 8)英文の構造を分かりにくくしている要因は文型の他にも幾つかあります。それは他の文法事項に関わることであり、5文型さえ分かればすっきりした視界が得られるわけではありません。良好な視界は、個々の生きた英文の構造分析を重ねながら鍛えていくしかないものです。 9)しかしすべてを始める前に5文型の基礎知識をしっかりしたものにしておくことはきわめて重要です。典型的な例文を幾つも暗唱することによってその感覚を磨いて頂ければと思います。上記の作業さえすれば、用意万端と言っていいでしょう。それだけの作業に労を惜しまない人は、実に少ないものです。
お礼
ありがとうございました。