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看護研究の検定方法で困っています
検定を行おうと思った際、どの検定があっているのかわからず悩んでいます。 研究内容は、当院の母親学級を参加した方としていない方で、出産へむけて頑張れそうという思い(自己効力感)に差があるのかを調べたいと思っています。 妊婦にアンケート調査を行い、思わない・あまり思わない・少し思う・そう思うを1~4点とし、点数が高いほど自己効力感が高いこととしました。 アンケートを取った人数は29名です。 いろいろ本などで調べると、マンホイットニーのU検定なのではないかとも思いましたがよくわかりません。 アドバイスいただけると大変助かります。よろしくお願いします。
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- r_nurse
- ベストアンサー率65% (180/274)
看護大学の教員です。 4件法で測定した自己効力感(出産に向けて頑張れそう)は順序尺度、参加したかどうかは、名義尺度と考えると、貴見のとおりマンホイットニーのU検定でよいと思います。 自己効力感の方が、正規分布していると考えられるようであれば、t検定でも良いかもしれません。 29人という対象者数は、量的な検討を行うには十分ではなく、本当は差があっても、その違いを検出できないといった可能性も考えられますので、分布なども見ながら丁寧に考察する必要があると思います。
- kgu-2
- ベストアンサー率49% (787/1592)
検定をするには、その前提条件を、集団で同一にする必要があります。 性別、年齢、住所、家族関係、収入など、影響しそうな因子を全て同一にしないと、出発点である帰無仮説「両群に差が無い」を満たしません。それらの条件を揃えることをマッチングといいますが、それをクリアしているとは考えられません。 人を対象の研究では、29人で、なんぞは、よほどシッカリとマッチングしないと、話になりません。人だと、1群100人以上は、常識です。研究者によっては、1000人、という人もいます。 厳しい言葉ですが、「研究」を標榜するなら、「データをだしてから検定法を探すのは、間違い」と教科書に書いてあります。検定法まで決めて、それを満たすようにデータを集めて下さい。データは、順序尺度のようですから、U検定でOKですが、1~4では、人数を集めないと、有意差をだしにくい。もし、29人で有意差がでるようなら、バイアスがかかっていることを、私なら疑います。 以上<老婆心(ジジイですが)まで。検定は、「習うより慣れろ」で、あちこちツマヅキナガラ40年、未だに初心者です。
お礼
とてもわかりやすいアドバイスありがとうございます。 初めての研究で、奮闘中ですが、29名ではたして検定をしていいのだろうか…、 でも、検定をしてみなさいと上司(師長)からも言われ、悩んだうえでの相談でした。 アドバイスを踏まえ、自分でも勉強をして、まとめにいかしたいと思います。 ありがとうございました。
お礼
大学の教員の方から、アドバイスをいただき、とても光栄に思いました。 地方の病院で、検定のことなど相談にのってもらえる上司もいないので、大変助かりました。 初めての看護研究なのですが、より良いものになるよう、頑張ろうと思います。 ありがとうございました。