たびたび起こる無力感について
20代女性です。ご意見をお聞かせください。
3年前に東北で大震災が起こった当時、自分に出来たことは募金や避難所に移動された方の名簿作りのお手伝い程度でした。医療従事者の方や自衛隊の方、福祉職の方々など、緊急時に人々の役に立つことができる専門職の方をうらやましく思い、「自分は無力だな」ということをつくづく感じたものです。
現在はまだ学生ですが、人生で進む方向はほぼ決まった状態です。家族や恩師の手助けがなければ進むことのできなかった道であり、やり直すつもりはありません。
しかし、「自分のしていることは、いざという時役に立つことではない」という思いが時々頭をよぎります。
世の中は、上記のような医療や福祉に携わる方以外の職についている方々が九割です。同じように考えたとしても、皆様乗り越えて現在がんばっていらっしゃるのだと思います。
被災地に積極的にボランティアに行っていた当時の恋人に、「おまえのやってることほんと役に立たないよね」と言われたこともあり(実利に結びつくのとは無縁の研究なので、確かに九割五分の方にとって実生活に役にたたないというのは事実です)、そのことも思い出してたびたび悶々とします。
これまでいろいろありながらも、なんだかんだ継続して勉強し向き合ってきた道です。自分の選択に責任を感じていますし、自分の道でがんばりたいと思っています。
同じように無力感にとらわれたことのある方、どのように自分を励まされ納得してこられたのか、よろしければご意見ください。
お礼
早々に回答をいただきまして有り難うございました。 重症に陥った患者に対して、家族が感じる「何もしてあげられない」「なにをしてあげられるのかわからない」、などの無力感を軽減するための看護介入について、有効であったかどうか検討したいと考えています。 私や他の看護研究メンバーも、現象学というのを初めて知り、早速教えていただいた著書を調べてみましたが、なかなか難しい内容で、私たちが今回求めていることを見出すことができませんでした。しかし、今まで心理の面ばかりにこだわっていたことに気づくことができ、この研究の考察をする際に参考にできるかと思います。 初めて出合った現象学の著書内容の見当に時間を要したため、お礼を申し上げるのが遅くなり大変失礼いたしました。有り難うございました。