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フランス語 > plus de tempsの発音

http://www.podcastfrancaisfacile.com/jp/ というサイトでの例文で Il nous faut plus de temps. というのがあるのですが、plus de tempsの発音が「プリュ"ズ"ドュタン」のように聞こえました。 plusのsを"ズ"として発音しているということでしょうか? リエゾンでこうなるのでしょうか?

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  • PunPiPon
  • ベストアンサー率43% (42/97)
回答No.4

フランス語の子音(ここでの「子音」とは綴り字の「子音字」ではなく発音記号で表される「子音」のことです)は「閉鎖子音」・「狭窄子音」・「鼻子音」・「流(子)音」・「半子音(半母音)」に分けられます。(人によって少しこの分類や名称が違う場合があります。) この内、「閉鎖子音」と「狭窄子音」にはそれぞれ無声子音と有声子音があります。 「閉鎖子音の無声子音:[p, t, k]」 「閉鎖子音の有声子音:[b, d, g]」 「狭窄子音の無声子音:[f, s, ʃ] 「狭窄子音の有声子音:[v, z, ʒ]」 無声子音と有声子音の違いは、声帯振動の有無と考えてください。 フランス語の発音において子音が連続してあらわれるとき、先行する子音は後続する子音の影響を受けることがあります。 無声子音の後に有声子音が来ると、先行する無声子音が有声化を起こすことがあります。(逆に、有声子音の後に無声子音が来ると、先行する有声子音が無声化を起こすことがあります。) 質問の文章の発音をカタカナで表すと「イル / ヌ / フォ / プリュス / ドゥ / タン」となります。(ここでの区切りは音節の区切りを表します。)ここで「プリュス / ドゥ/ タン (plus de temps)」のところを見ますと、それぞれの単語を個別に発音すれば「プリュス」・「ドゥ」・「タン」となりますが、上述したように、無声子音が有声子音に後続されると、その無声子音は有声化を起こすことがありますから、ここでの無声子音「プリュス」の [s] は有声子音の [d] の影響を受けて [s] から[z] へと有声化を起こし、その結果、「イル / ヌ / フォ / プリュズ / ドゥ / タン」と聞こえたのでしょう。 ここで留意する点は、無声子音が有声子音に後続されたからといって、無声子音が有声子音になるのではなく、あくまでも無声子音が有声化することです。少し詳しく説明しますと、「プリュス」の [s] は、最初 [s] と発音されますが、その [s] の発音の形のまま、(後続する有声子音 [d] を発音するために)声帯振動が起こり、その結果 [s]→[z]となるのです。イメージとしてはこんな感じでしょうか:[plys~~~z / də] この有声化や無声化は生理現象みたいなものでしょうから、読み手の個人差やその時の読み方に負うところも多いと思うので常にこの現象が起こるとはいえませんが、このような現象が起こり得ると分かっていれば、質問文にあるように聞こえても慌てることはないでしょう。 とはいえ、まだリエゾンとの混同もあるようなので、上記の説明がよく分からなくても気にしないで、もう少し基本を学ばれた方がよいかもしれません。

flex1101
質問者

お礼

ありがとうございました。

その他の回答 (4)

  • Oubli
  • ベストアンサー率31% (744/2384)
回答No.5

#4さんの回答は長すぎると思いますが、内容は正しいです。 plusの-sを[s]と発音しても[z]と発音しても意味は変わりません。 どっちでもいいというか。 sとdの間に母音は入りません。こちらの方が大事です。 sは無音でも可です。

flex1101
質問者

お礼

補足ありがとうございます。

回答No.3

plusのsを発音するのは、以下の場合です。 1、「プラス」の意味のとき ・Deux plus deux font quatre.(2足す2は4) 2、「さらに」の意味のとき。 ・J'en ai plus.(私はより多く持っています) 3、時に、de, queの前や文末・休止の前です。 un peu plus de café(もう少しのコーヒー) plus que jamais(かつてないほど) de plus(さらに) ロワイヤル仏和中辞典より ちなみにリエゾンは次の単語の始めが母音、または無音のhの場合に起こるので、 この場合は違います。 お役に立てましたか?

flex1101
質問者

お礼

ありがとうございます。 勉強になりました。

noname#177363
noname#177363
回答No.2

リンク先、聞いてみました。 「プリュス ドゥ タン」ですね。 plusの話の前に、deは「デュ」ではなく「ドゥ」です。聞いてみましたが「ドゥ」と発音していますよ。 plusですが、プラスのイメージの時にはsを発音することが多いはずです。フランスの授業の中で聞いた記憶しかないので、手持ちのテキストとかなくてちゃんとした説明ができず、申し訳ないのですが…。 例えばne … plusのような否定文や、moi non plusのような時にはsは発音しません。ですが、「もう少し~」とかプラス(足すという意味)のニュアンスがある時は最後のsを発音するのが一般的だと思います。 ちなみにリエゾンではありません。 リエゾンの法則を今一度確認された方がいいと思います。sの後は母音じゃないですよね? ただ、質問者さんは「ス」ではなく「ズ」と聞こえたようですね。基本はs、つまり「ス」と発音するんですが、確かにリンクしてあるサイトでは、一部「ズ」と聞こえます。「ス」と聞こえる回もあるので、恐らく個人的な発音のクセだと思います。 私だったらこの文なら「プリュス ドゥ タン」と発音すると思います。

flex1101
質問者

お礼

ありがとうございます。

  • marbleshit
  • ベストアンサー率49% (5033/10253)
回答No.1

plusを【プリュズ】と発音することはありません。 おそらくは【ドゥタン】の直前に無呼気音が挿入されたので、 そう聞こえるだけのことでしょう。

flex1101
質問者

お礼

ありがとうございます。

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