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短歌の意味を教えてください

教科書に資料として載っていた短歌です。 「はとばまで あんずの花が 散つてきて 船といふ船は 白く塗られぬ」 興味があったので調べてみたのですが 全く意味・解釈のようなものは見つけることができませんでした。 どなたかご回答よろしくお願いします。

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  • key00001
  • ベストアンサー率34% (2878/8340)
回答No.5

あんずの花びらが散り、港まで舞ってきて、港に停泊している船と言う船が、全て花びらで真っ白に塗られた様になりました。 こんな感じですかね? 波止場(港)に船と言っても、貿易港で巨大タンカーってコトは無いでしょう。 山すそが迫った漁村などで、それほど大きく無い船では?と思います。 イメージしにくければ、桜の季節の後半に、家族で自動車に乗って、川辺や海辺に花見に行ったとでも考えてみて下さい。 帰ろうとしたら、桜吹雪の中、花びらに覆われた自動車を発見!って感じです。 解釈なんて、そんな感じの情景を思い浮かべた時、それぞれの人が感じるままで良いんですヨ。 木々の生命力や雄大さに感動しても良いし。 人工と自然の調和を感じても良いし。 あんずの花が散る季節の変わり目に、無常感を感じても良いし。 さんさんと輝く太陽の下で、天然の白に輝く船に、自然や絵画的情景の美しさを感じ取っても良いし。

kannagisaki
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。 とても分かりやすい文章で、よく理解できたので ベストアンサーにさせていただきます(^^)

その他の回答 (4)

  • kine-ore
  • ベストアンサー率54% (808/1481)
回答No.4

斉藤史「魚歌」中の一首で、この他にも、   「フランスの租界は庭もかいだんも窓も小部屋もあんずのさかり」 とあるように、また杏林が医者を指すほどに、杏の原産地として知られる中国での、その春の到来に合わせて、この「あんずのさかり」の壮観さは、日本の私の箱庭的感覚では思い描くも叶いません。 この歌の詠まれた1930年代初期の上海、そのフランス租界は「上海最高級の西洋的で美しい住宅街になっていった」ということです。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8A%E6%B5%B7%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E7%A7%9F%E7%95%8C http://www.shanghainavi.com/miru/190/ プラタナスやマロニエの並木道でインフラが整備されもっとも近代的にして豊麗なこの租界地はまた、アヘンの狂瀾がもっとも蔓延った地域でもあったようです。そして、そこにもっとも中国的な杏の花びらが飛来し蔓延している様とは、いかばかりの光景であったでしょう。花びらは港の近代船隊にさえ襲来しているかにも見えるのかも知れません。 この歌は、第一次上海事変の勃発と、その停戦交渉中にある春先に詠まれたものでしょうから。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AC%AC%E4%B8%80%E6%AC%A1%E4%B8%8A%E6%B5%B7%E4%BA%8B%E5%A4%89 このとき初めて空母が実践参加したとの記録がありますので、その空母の広い甲板を、その艦上戦闘機群を花びらが覆いつくしている様とは…もはや想像も及びません。 そのような壮大な景観を前にすると、   「岡に来て両腕に白い帆を張れば風はさかんな海賊のうた」 とばかり、心の高揚感も昂じるばかりです。 その意味で、次のような歌もまた詩集に同居していることの意味には重いものがありましょう。   「花のごとくあげるのろしに曳かれ来て身を焼けばどつと打ちはやす声」   「濁流だ濁流だと叫び流れゆく末は泥土か夜明けか知らぬ」

kannagisaki
質問者

お礼

詳しく説明してくださってありがとうございます。 リンクも参考になりました!

  • organic33
  • ベストアンサー率36% (615/1664)
回答No.3

教科書に載っていたとの事ですので、こういう事は有り得ませんが、爺の戯れ言と思って読んでください。 「杏の花は白く無い」ので、このまま読むのでなくて、短歌イコール恋歌(エロ歌)と思っているので、以下の解釈。 「はとば」は女。 「船」は男。 「あんずのはな」は女性自身。 「しろくぬられぬ」は男性が爆発した。 「船といふ船」は男衆全員。 と、解釈すれば、教科書に載せる物では無いぞ。発行禁止だ。

kannagisaki
質問者

お礼

えーと(^^;)… ご回答ありがとうございました!

  • lions-123
  • ベストアンサー率41% (4360/10497)
回答No.2

>短歌の意味を教えてください 教科書に資料として載っていた短歌です。 「はとばまで あんずの花が 散つてきて 船といふ船は 白く塗られぬ」        ↓ 作者の感動や感傷を目に映る情景を知る由もないが、短歌に読まれているセンテンスを素直に読み取れば・・・ はとばまで   :波止場まで あんずの花が :杏の花びらが(風に吹かれ)) 散つてきて   :(飛び)散って来て 船といふ船は  :(停泊・係留している)あらゆる船といふ船は 白く塗られぬ  :その花びらで白く塗り覆われたようである。 歌意:杏の花が美しく咲いている所へ そこに風が吹き花を散らして 散った花弁が波止場に停泊係留されている 船という船を 白く塗装したように覆っている様を詠んだ歌。

kannagisaki
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 歌意をまとめてくださって理解することができました。 また何かの機会があればご回答ください♪

  • cxe28284
  • ベストアンサー率21% (932/4336)
回答No.1

そのままの意味ではないかと思います。 波止場(港のこと)にあんずの白い花びらが散ってきて、そこに停泊している船という船は 花びらで覆われ白く塗られたようになっている。

kannagisaki
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。

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