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先後関係の判断の仕方とは?

質問があります。 何かの事象が発生した場合にそれが先後関係であるか否か、何によって判別しますか?

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  • D-Gabacho
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回答No.2

ここでいう先後関係というのは、時間的な先後関係だけでなく、因果関係と同じ意味でのそれでしょうか?事象Aと事象Bがあったとして、AがBの原因かどうかを、何によって判別するのか、ということではないかと思ったので、そういう質問だという前提で回答させてもらいます。 これについても時間的な先後関係は、まず第一の判断材料になります。時間的にAがBより後なら、AがBの原因ということはあり得ませんし、Bより前でも時間的に離れすぎている場合、関係なさそうということで除外できます。正確に何年何月何日とわからなくても、だいたいいつごろか、どちらが先でどちらが後か、といったことは、文書に出てくる固有名詞や内容、書体、様式など、いろんな手がかりから推測できたりしますが、文書などの史料に後世の手が加わって改変されてたりする場合も多々あるので注意が必要です。 そして、AがBの原因になりそうな事象かどうか、という問題があります。多量の飲酒をしていた、という事象は、自転車ごと川に転落して溺死した、という事象の原因になりそうだなと、想像できます。もちろん、そういうわかりやすい事象ばかりではありませんから、因果関係の判断には、多岐にわたる知識と想像力、推理力が問われますし、風が吹けば桶屋がもうかる的な偶然も考慮しなければなりません。 目の前で起きたことでさえ、原因が何かわからない場合が少なくないのに、大昔の出来事の原因なんて正確にわかるはずもない、と正直なところ思います。因果関係の説明にこだわるあまり、想像の域を出ないということを一言も注記しないで、見てきたかのように断定的に歴史を叙述する教科書や教養書の類が、一般の人々の歴史観を固定化する弊害は小さくないと思いますし、学問としての歴史学の信頼性・客観性を危うくしているとも思います。因果関係の判断には、なるべく慎重でありたいものです。

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その他の回答 (1)

回答No.1

発生した時間、日付、地層の上下関係、理化学分析などで判断することになるでしょう。

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