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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:硫酸イオンの定量)

水道水中の硫酸イオンの測定方法と注意点

このQ&Aのポイント
  • 水道水中の硫酸イオンを測定する際には、「硫酸バリウムによる比濁法」という方法が一般的に使われます。
  • ただし、測定に使用する塩化バリウムゼラチン溶液は気温の変化によって体積が変動するため注意が必要です。
  • また、溶液の温度を一定に保つことが難しいため、測定条件について他の実施者の経験を参考にすると良いでしょう。

質問者が選んだベストアンサー

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  • kikero
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回答No.2

 硫酸バリウム沈殿生成時の温度は、  ・沈殿生成速度  ・沈殿の大きさ に影響するので、できるだけ再現可能な一定温度範囲内で測定する事が必要です。  そこで、以下の様にしたらどうでしょうか。 (1)50mlメスフラスコに試料と1N塩酸1mlを入れ、純水で40~45mlに希釈する。 (2)塩化バリウムゼラチン溶液を70℃に保ったまま4ml採取し、メスフラスコに添加する。 (3)メスフラスコを室温付近に保った水浴に漬け、温度を一定にする。この時間も、なるべく規定しておく。 (4)純水でメスアップした後、吸光度を測定する。 【蛇足】  この比濁法で用いる試薬の役割は、以下だと思います。 ・ゼラチン+卵白・・・BaSO4沈殿の分散と保持 ・NaCl・・・BaSO4の溶解度を下げ、定量性を良くする。 ・HCl・・・BaCO3の生成を防ぐと共に、BaSO4沈殿の粒度が最適になるpHに調整する。 ・キシレン・・・(防腐剤、書いてある通りですね)  この方法の替わりに以下の方法も有ります。 ・BaSO4沈殿の分散と保持・・・エタノール+グリセリン ・BaSO4の溶解度を下げる・・・   〃 ・キシレン・・・不要 ・BaCl2・・・固体を用いる。 操作方法例(季節変動の少ない室温下で操作) (1)試料水にN-HCl1ccを加え、純水で50ccに希釈する。 (2)これの全量を100ccBeakerに移し、(2+1)エタノール/グリセリン混合液10ccを加える。 (3)マグネチックスタラーで一定時間攪拌後、静置してから、50mmセルに移し、420nmの吸光度を測定する。  →(As1) (4)セル内液を元に戻し、500-800μmに粒度を揃えたBaCl2・2H2Oの0.30gを加え、一定時間(3-4分)マグネチックスタラーで攪拌する。 (5)攪拌を止め、数分間(4-5分間)静置後、50mmセルに移し、420nmの吸光度を測定する。  →(As2) ★BaSO4生成による濁度上昇は、[As2-As1]  この方法は、簡便法と言うよりは、立派に実用可能なものです。

taiyoo
質問者

お礼

 返事が遅くなり、大変申し訳ありません!  5回ほど、アドバイスいただいた手順(前者)で行ったところ、 きれいな検量線ができました!!  後者の方法は、BaCl2・2H2Oの粒度を500-800μmに揃えることが できないのでできませんでしたが、こういった方法も存在するのだと 初めて知り勉強になりました。  どうもありがとうございました。感謝します!!

その他の回答 (1)

  • 38endoh
  • ベストアンサー率53% (264/494)
回答No.1

体積変化量を測定すれば,濃度を補正できるのでは?

taiyoo
質問者

お礼

 回答どうもありがとうございます! ですが、38endonさんがおっしゃるような高度な技術を持ってないのです。。。  あくまで簡易的な水質分析のひとつと考えていたので。。。  せっかくアドバイス頂いたのに申し訳ないですm(_ _)m