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波動理論について
水が氷結するとき、ありがとうとか感謝しますと声をかけた氷結晶の形と、嫌いだとか馬鹿など声をかけた場合の氷の結晶形態が違っているという人がいます。その人は波動理論の引用をして、人の気持ちが物性をかえると言ってる訳ですが、私が思うに波動の影響は量子理論の通用する核内や素粒子の世界だけで物質に変換された世界では、影響されないと考えています。波動理論が分子に影響するとは考えにくいのですが、どう思われます。科学的見地をお聞かせください。
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「水からの伝言」であれば、現在発売されているか判りませんが、実演ビデオを見れば以下に好い加減なものかが判ります。 まず、結晶しているのは、声を掛けたり、ありがとうシールを張った水ではなく、空気中の水分で、それが、盛り上がった水の頂部を核として成長していますから、まさに雪や霜と同じで、中谷宇吉郎博士の実験を好い加減な条件で再現しているだけです。中谷博士の実験で判るように温度変化の過程が厳密でなければ再現性のある実験は出来ません。あの連中はそれを好い加減に繰り返しているだけです。 まあ、結晶する水蒸気には声が掛かっていないわけですから、波動とは関係ないことになります。 又、これもビデオを見れば判りますが、実に恣意的なサンプル選択をしています。綺麗な結晶を成功例として残し、汚い言葉側では綺麗な結晶は棄却するという、科学以前の態度です。前項で述べたように結晶の出来不出来を左右するのは温度管理です。
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