- ベストアンサー
質量数2の原子核が重陽子しかない理由。
量子力学的において、ppとかnnのような原子核がない事をどのように説明しているでしょうか? 「見つかっていないからないんだ」あるいは「不安定だからないんだ」というのであれば、それはそれでいいのですが、例えば、 http://www.rarf.riken.go.jp/RIBF/overview-j.html の下の方の図を見る限り、どうも理論的に存在しない、という事になっているのだと思います。 いくつかの本を調べてみたのですが、どれも「2核子系の原子核は重陽子しかないから・・・」という所からスタートするもので、満足のいく説明がありません。 いや、昔は フェルミオンは、粒子の交換に関して符号を変える:Ψ(1,2)=-Ψ(2,1) 粒子を交換しても同じ状態である:Ψ(1,2)=Ψ(2,1) 故に、Ψ(1,2)=0であり、ppやnnは存在しない。 という感じの説明で納得していたんです。 しかし、Ψ(1,2)=Ψ(2,1)とならねばならない理由が分からなくなりました。あるいは、全く別の理由でしょうか?
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
その他の回答 (3)
- grothendieck
- ベストアンサー率62% (328/524)
回答No.4
- grothendieck
- ベストアンサー率62% (328/524)
回答No.3
- ht1914
- ベストアンサー率44% (290/658)
回答No.1
お礼
ご回答ありがとうございます。 「p-p,p-n,n-n間の核力が本質的に同じだ」という旨の記述を見かけたので、p-n間に働く力と、p-p,n-n間に働く力は同じ(向きも大きさも)なのだと思ったのですが、そういう意味ではなかったんですね。まだ、この意味をきちんと理解していないのですが、今日、図書館で本を探していたら(仰る本は置いてませんでした…)、核子間のポテンシャルの事も含めてこの辺りの事が書いてあるのを見つけたので、それを読んで見ようと思います。