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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:滑車に掛かる張力(左右の張力は等しい/異なる?)

滑車にかかる張力についての疑問

このQ&Aのポイント
  • 滑車にかかる張力についての疑問について説明します。
  • 滑車の両端の張力が等しいかどうか、また摩擦がある場合の回転の運動方程式について疑問があります。
  • 物理の問題を解く際に滑車に関してどのように張力を考えるべきか迷っています。

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.5

※ 話が面倒になるので、以下、糸の質量は無視し、糸と滑車は滑らないとします。 >つまり、物理の問題で、「滑車と糸との間には摩擦はないものとする」 >という文言があれば、滑車両端の張力は等しいとして問題を解く どうもどこかズレているようですが、滑車を考える場合、滑車の機能からして回転しない滑車を考えると言うのはナンセンスです。したがって、滑車と糸との間に摩擦がなければ滑車は回転しないので、「滑車と糸との間には摩擦はないものとする」という文言が入っている出題というのは考えずらいです。(世の中広いので、存在するのかもしれませんが。)このため、普通の出題であれば、滑車の運動を無視するために「軽い滑車」とか「滑車の質量を無視する」などと書いてあるはずです。 さて問題はここからですが、以下ではつりあっている場合を除き、滑車と重りが運動している場合だけに話を限ります。 滑車と糸の間に静止摩擦が働いていると、この静止摩擦は滑車を回転させる仕事をして滑車の角速度をあげ、エネルギーを滑車に与えます。ところが、滑車の慣性モーメントが0であるとすると、いくら回転速度をあげても回転の運動エネルギーは0のままですから、結局は静止摩擦力は仕事をしない、つまりは、滑車と糸の間の静止摩擦力は0であるという結論になってしまいます。しかし摩擦力が0では滑車は回りません。これは妙ですね。 なので、この場合、慣性モーメントが厳密に0と考えてはいけないのです。慣性モーメントは非常に小さい値で、ごくわずかの摩擦力が滑車と糸の間に働いている。それでも慣性モーメントが非常に小さいために、ごくわずかの摩擦力でも有限の大きさの角速度が得られている、ということです。この場合、糸の張力も左右でごくわずか異なっています。 しかしながら、これらの量がごくごく小さい値のものであれば、0と近似しても大過ないでしょう。こう考えて解いているのが「軽い滑車」とか「滑車の質量を無視する」という問題で、結果として出てくる両側の糸の張力が等しいとか、左右の重りだけで力学的エネルギーが保存するとかいうのは、これらの微少量を除いた近似の結果です。 発端になったのはこのQAのようですが、 http://okwave.jp/qa/q7353908.html ここでは質量を無視した滑車で重りだけでは力学的エネルギーが保存しないので摩擦だということになっています。しかし、滑車と糸の静止摩擦の場合、その仕事は滑車の回転の運動エネルギーに転換されるだけなので、慣性モーメントが無視されるこの場合は不適当です。この場合の考えうる摩擦は、糸が滑ることによって生じる動摩擦か、軸の回転に伴う摩擦です。

その他の回答 (4)

noname#175206
noname#175206
回答No.4

 うー、こないだ寝ぼけて慣性モーメント0の滑車で左右で張力違うって回答書いた覚えが。何を考えてたか分からない……ことはなく慣性モーメントありと間違えたですう。orz  慣性モーメントなしがこんな感じです。お示しの水平とちょっと違うんですが、基本で扱われるタイプです。よく考えたら、定性的にも当たり前でした。たとえば左右の重り、片方をどんどん質量0に近づけて行くと、重い方がどんどん自由落下に近づき、当然ですが張力は左右とも0に近づいて行きます。 http://www.wakariyasui.sakura.ne.jp/3-3-0-0/3-3-2-2itodetunagareta.html  滑車に慣性モーメントがあるとこうですね。 http://cat2.edu.kagoshima-u.ac.jp/Text/public/physics/Mechanics/rigidBody/prob/ans2-1.htm  滑車に慣性モーメントがあるため、滑車に加速度を与えるのに力が要るので、そこで張力に差が出るということですね。  また、この問題では重りであることが重要ですね。  たとえば手で引っ張って左右の張力を与えているとすると、それは一定の力なので、重りの重力加速度による落下と異なってきますね。

jeccl
質問者

お礼

いつも回答下さりありがとう御座います。 勉強になります。 今後ともどうぞよろしくお願い致します。

回答No.3

(1) Ta = Tb ということは、ロープの質量が十分に小さく 滑車の質量も無視できるということですね。 (2) 滑車にかかる力はロープから滑車への静止摩擦だけなので   運動方程式は Iα = Mf です。 ロープの質量が十分に小さいとすると、ロープに かかる外力と摩擦は釣り合わなければならないので Tc – Td = Mf/r つまり、 rTc – rTd = Mf なので Iα = rTc – rTd でよいことになります。 言い方を変えれば、滑車とロープは滑らずに くっついているので、その瞬間は一体のものと考えて 計算してもよいということえす。

jeccl
質問者

お礼

ありがとう御座いました。お礼が遅れまして失礼しました。

  • eatern27
  • ベストアンサー率55% (635/1135)
回答No.2

(Q1) ・(糸の接戦方向の)力が張力以外に働いていない ・糸の質量がゼロor糸が加速していない の辺りが満たされていれば張力はどこでも等しくなります。 糸の運動方程式(釣合の式)を考えるだけです。 (Q2) 滑車が受ける力は糸との間の摩擦だけですから、物理的に正しいのは >Iα = -Mf が正しいです。 糸の釣合の式から右辺は rTc – rTdに等しい事が言えるので、 >Iα = rTc – rTd も成り立ちます。

jeccl
質問者

お礼

ありがとう御座いました。回答下さり助かりました。 お礼が遅れまして失礼しました。

回答No.1

ご自身で書いている >Iα = rTc – rTd が答えです。 慣性モーメントIが0であればTcとTdが等しく、それ以外は異なります。 それは詰まる所、滑車の質量を無視することにほかなりません。 慣性モーメントを扱わない高校物理ではこのような扱いをしかできませんが、 大学以降では両方の張力が等しいという前提は忘れてしまってかまいません。 >Iα = rTc – rTd – Mf そもそも、滑車は糸の張力で回っているわけではありません。 滑車は糸と滑車の間の摩擦力を受けて回っているのであって、張力は回転に寄与していません。 ですが、ちゃんと計算をすると、糸と滑車が接触している部分の摩擦力の合計は両側の糸の張力に差に等しいという事が導けるので、回転の運動方程式は摩擦力ではなく糸の張力でかきます。取り扱いが楽ですからね。

jeccl
質問者

お礼

hitokotonusi様、 お礼が遅くなりまして申し訳御座いません。いつもご説明頂きありがとう御座います。 頂いた回答から理解できたと考えておりますが、次の私の理解をご確認・添削頂けないでしょうか。再度のお願いで申し訳御座いませんが、よろしくお願い致します。 (1)滑車の両端の張力TcとTdがが同じになるのは、滑車と糸の間に摩擦が無い場合 (2)滑車に慣性モーメントがない(無視する)場合でも、摩擦がある場合は、張力は異なる つまり、物理の問題で、「滑車と糸との間には摩擦はないものとする」という文言があれば、滑車両端の張力は等しいとして問題を解く 一方で、「滑車の質量は無視する」という文言があっても、摩擦がある(可能性がある)ので、滑車両端の張力は等しくはない。 いかがでしょうか、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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