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研究・技術者の語学選択
私の大学では語学は英語の他に、フランス語・ドイツ語・中国語が受講選択できます。 英語だけでも(語学のみでの)最低単位をとることは出来るのですが、単位をとりやすくする意味でも、幅を広げるためにも、英語以外の外国語も選択したい、だけどどれがいいか迷ってる状態です。 言語自体の修得のしやすさで考えると中国語がいいらしいですが、研究者・技術者になる上で学んでいると得するのはフランス語・ドイツ語・中国語のどれでしょうか? それとも(得意だと1番得するのは英語だと思いますが)、やはり英語だけもっと学んだ方がいいでしょうか? よろしくお願いします。
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研究開発の仕事をしておりますが、日本国内で仕事をする限り英語だけで十分です。 ときおりドイツ語やフランス語の文献にも出会いますが、英語になっていないものは重要度はあまり高くないと勝手に判断しております。 特定の国で仕事をしたいとかが無ければ、教養として気楽に選ばれてはいかがでしょうか。 例えばプラント設計をやられる方は、アラブとや中国などで仕事をする人も多いので、その国の言葉を若いうちにやっておくのも良いかもしれませんが、行って覚えてこいというのが一般的な企業の基本的な立場です。
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- wy1
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英語すら全く身に付けてなく、実際面で使い物にならないのでは? 読めるつもりの人が一杯おられるようですが、 実は、その内容を英語で口から出せる人極僅かでしょう、即ち、身に付いていないのでしょう。先ずは、英語で掛かれた 技術論文がまともに読め、英語で内容のある文章が書けるように努力することが重要でしょう。 あと、ヨーロッパの優秀な研究者なら、母国語、英語、それに後一つが実用的な水準で使えると、読んだ事があります。 ドイツ人でも、大学でなら専攻を問わず、独、英、仏奈良、と言う人が結構おるようです。
お礼
そうですね。 英語は苦手とは言いませんが、僕の場合今のところ、実用段階では全く役に立たないだろうと自覚しております。 やはり英語でしょうか。 ありがとうございました。
- ur2c
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日本で研究職や技術職 (R&D) に就くのは難しくても世界的には人材が不足で、特に発展途上国での需要は高いです。国際的な舞台で R&D に就くには、どの言語が有利かを考えます。消去法で行きます。 まず消えるのはドイツ語です。ドイツ語人口は他の2言語に比べて少なく、しかも先進国に偏在しています。したがって研究者は不足していません。それに国連の公用語でもありません。私の経験でも、ドイツ語が母国語である R&D の人はみな英語が上手で、ドイツ語の必要性を感じません。 次に消えるのは中国語です。R&D の需要はあっても、先進諸国にちらばっている中国系の人も多いだけに、供給量も多いです。国連の公用語でもあり、中国語を勉強している人も世界的に多いため、競争は激しいです。 フランス語は国連の公用語ながら衰退が激しく、注目されていません。しかし歴史的な遺産は重く、たとえば思想、数学、確率論などでも古典がたくさんあります。また、フランス語を使う旧植民地は世界中に散らばっています。それだけ研究者の需要はあり、かつ供給は少ないでしょう。フランス語ができるけど英語はだめ、という R&D の人は、わりと見ます。 フランス語よりはスペイン語の方がずっと役に立つのは明らかですけど、選択肢にないので、しかたありません。しかしフランス語をやっておけば、スペイン語は学びやすくなります。 したがって R&D に就くことを有利にするという観点からは、選択肢の中ではフランス語をお勧めします。なお、国連を通じて活動するには、公用語を2つ求められます。英語は常識で、できなければ文字通り話になりません。
お礼
なるほど。 英語かドイツ語かと思っていたので参考になりました。 ありがとうございました。
- poomen
- ベストアンサー率34% (784/2278)
研究職・技術職が希望ということですが、研究職それも大学教員とかであれば博士課程修了が大前提になります。で、ここで問題になるのが日本のアカデミックな世界がどれだけ研究職(大学教員)を必要としているかです。 「ポスドク問題」というのはご存じですよね。ご存じでなければ研究職というのは諦めて下さい。世間知らずも甚だしく、研究者など夢の夢です ご存じであれば「ポスドク問題」が横たわっていても乗り越える自信はおありなのでしょうか・・その根拠はどこにあるのですか。40過ぎて博士号を持ちながらも何のポストもない方が、東京ですと本郷あたりには腐るほど転がっていらっしゃいます。 というわけで、研究職のポストが欲しければまず必要なのは専門分野に関する知識・広い視野・総合的な能力ということになります。語学の能力はそれに含まれます。大学院の入試では英語が必修です。技術系であれば英語が世界標準ですので、それ以外の言葉を駆使できる能力はあれば便利ですが必修とはいえません。 最後に今在学されている大学は旧帝クラスの東京工業大学でしょうか?大学院も同じです。そのレベルでなければ研究者としての大前提となる学力が不足です。地方国立大、早稲田・慶応・東京理科大レベルの大学でしたら、旧帝もしくは東工大の大学院入学に向けて準備をして下さい。 しかし前に書きましたように、本郷(東大)でさえもポスドクがゴロゴロ転がって腐りかけている現状はぜひ知っておいて下さい。 むしろ、上記の大学の修士課程から民間企業へ就職した方が研究職につきやすいと思いますよ。特に医薬系創薬系はそうです。私の息子も、某旧帝大の創薬化学修士課程修了から製薬会社の研究職へ運良く滑り込みました。 大学研究者は博士課程修了が必要ですが、上記のような状態です。
お礼
大変いろいろ参考にはなり、有り難いのですが‥‥‥つまり英語だけ学んだ方が良いということでしょうか。 いろいろなことに興味が沸く方なので、正直に言わせてもらうと、まだハッキリとなりたい職業は決まっておりません。 今はとりあえず研究職や技術職という選択肢で進むには今どうしておけばいいか、と悩んでおります。 僕は「ポスドク問題」なんて知らなかった訳ですし、それでは無理と言うのは参考にはさせてもらいます。が、来たるべき時が来たとき無理だと自覚すればそのとき考えます。 他人に諦めろと言われて諦めるくらいなら、それは諦めた方がいいでしょうが、僕はフラフラしてますが少なくともそういうタイプではないので。 今は受講登録期間も限られており、将来の道を今決める程の時間はないので、とりあえず英語だけとる方がいいということでしょうか。 ありがとうございました。
お礼
分かりやすい回答ありがとうございます! 大変参考になりました