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ダライラマは過去生の記憶を覚えているか
ダライラマは何百年にもわたり、同じ魂が転生を繰り返していると聞きました。 現在のダライラマさんは、過去生を覚えていると主張しているのですか? 本人に記憶はあるのでしょうか? それともそんなことは周囲の人が言っているだけなのですか? またダライラマさんはノーベル平和賞を受賞しました。 何に貢献した人なのですか? ノーベル賞選考委員会は、輪廻転生を認めたのでしょうか?
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ウン♪全然伝わってないね! 色々と言いたいことはありますが、削除対象とされる前にやめておきましょう。最初の上記質問文の回答はすでに出ています。 いずれにしてもチベットも、あなたが考えているほどばかではありませんよ、ということだけ補足しておきます。お互い勉強しましょう。
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- kamin
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>宗教的なカリスマ部分のみで人民を幸福に導いてゆけるものではありません。 宗教というのは、日本人にとって意識の薄いものなので、前時代的なものと捉えられがちなのですが、国を形成する上で生活そのものであったりしますので、そう簡単に「民主化」とか「グローバル化」の反意語として使ってもよいものか、と感じます。宗教を「価値観」と置き換えれば、少し理解しやすいでしょうか。彼らは非暴力という「価値観」を持っています。これは尊重されるべきものでしょう。一言でいえば、それにつけこんで中国がチベットへ侵略しているのです。どの国の政策にも欠陥はあるもので、チベットの政策に全くそれがないとは言いませんが、 >古い観念にのみしがみついていては、時代に取り残されるだけです。 我々を「近代的」、彼らを「古い観念」と定義づけてしまうのは、つまり彼らの価値観を否定していることにもなります。ちょっと不用意な発言です。例えば日本人は身体的に小柄ですが、それを他国が勝手に「人間に進化していない猿」と定義づけて奴隷化してしまう横暴さとそれ程遠くありません。 確かに彼らは不器用であるかもしれません。だからといって彼らの価値観(宗教)を否定することは誰にも出来ませんし、僕らが日本語や日本食を手放すことが出来ないのと同じことです。 だからこそ、「宗教=前時代的⇔資本主義(軍事整備も含む)=近代的」という図式を短絡的に描いてしまうことは出来ないのです。宗教は文化や生活も包括するからです。それを捨て去ることなしに、独立へ向けた対策が望まれます。「『近代的な』組織化」が現状打破と言えないのはそういうことです。そういった難解な問題を孕んでいるのだから、「一体チベットはどうすべきか」など、ここで僕らが論じられるほど容易ではありません。
- kamin
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>自伝はあとから「自由に」かけますから、あまり信頼できません。 高僧の立場からすると、見つけよう、見つけようと必死なのでしょう。 イヤイヤ(笑)。ちゃんと読みましたか?この記述は、彼自身が周りから聞いたことであって「告白」はないんですよ?いわば国の方針の過程を表す一文でしょう。それを「盲目的な信仰」と捉えてしまうのは、それこそ盲目的です。なぜならば宗教と政治の関係は、いつの時代にもどの国にも崇高な信仰性を含みつつも何らかの意図を秘めているからです。というわけなので、 >今のままの輪廻転生制度や政教一致制度が、今後も続けられると考えるのは誤りです。 輪廻転生の観念を日本人である『あなたが』ナンセンスと感じることだけを前提に彼の国の国策を捉えるのは危険です。彼に前世の記憶がないことが彼の政治的手腕を否定する根拠にはならないからです。だからこそ、cse_ri2さんは「ノーベル賞選考委員会は、輪廻転生を認めたのでしょうか?」というepkakpeさんの質問に「この質問は全くの愚問」と回答なさっているのでしょう。輪廻転生という観念に近視眼的にならず、総体的に捉えるべき問題だと思います。cse_ri2さんがさらに♯5で補足を述べていらっしゃるので、これも大いに参考になると思います。
お礼
貴重な意見ありがとうございます。 ダライラマさんの演説は、仏教教典から借りてきた言葉ばかりで胸を打つものがありません。 外交的手腕も幼稚なものです。 これではいつまでたっても中国になめられっぱなしだと思います。 もっと立派な人材を育成・登用し、国家行政組織として協力なものを組織化しないと、いつまでたってもチベットは復活しないでしょう。 国民から全権委任されているらしいですが、国民もばかではありません。 未来には、もっと近代的な国家作りをめざす新時代の人たちが現われてくると思います。 宗教的なカリスマ部分のみで人民を幸福に導いてゆけるものではありません。 苦しんでいるのは国家と土地を失った多くの人民です。 はるべくはやく和解の道をさぐるべきではないでしょうか。 古い観念にのみしがみついていては、時代に取り残されるだけです。 ダライラマは多くの人民に対して責任を負っています。
- cse_ri2
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>チベット人の宗教観があまりにも盲目的なので、中国の >反感をかったのでしょう。 >ダライラマは、国民の教育、国家の近代化、民主化を >はかるべきではないでしょうか。 チベット問題、何もわかっていませんね。 チベット問題は、そもそも毛沢東がチベットに一方的に侵略 したことから始まっています。 ダライ・ラマ14世やチベット人には、何の罪もありません。 それから、国民の教育・国家の民主化については、ダラム・サラ の亡命政府で行っていますし、チベットについては、中国 が占領していますので、彼は何も手が出せない状態です。 >今のままの輪廻転生制度や政教一致制度が、今後も続け >られると考えるのは誤りです。 こういう考えが、No.4の方が述べている「欧米や日本人の 限られた価値観」なんです。 私たちは、世界に多くの民族がもっている価値観を理解し、 その歴史と伝統をもっと尊重すべきです。 私は輪廻転生については信じていませんが、チベット仏教 のもつ高尚な哲学は、少しだけ理解し尊敬の念を抱いています。 チベット人でもないあなたが、どうして彼らの行動を誤り だと決めつけられるのですか? また宗教を批判するのは自由ですが、宗教と政治は切り離して 考えるべきです。 ダライ・ラマ14世は、チベット仏教の指導者であると同時に、 チベット亡命政府の政治指導者でもあります。 宗教理念に賛同できないからといって、その政治的な業績 までも否定するのは、明らかに短絡的・かつ偏見を伴った 考え方ではないでしょうか。
- kamin
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>きっと生まれ変わり(後継ぎ)は無理やりに見つけるのでしょうね。 うーん、まあ日本人の一般的な常識からは結構無理やりみたいに感じるところがあるかもしれません。前掲の自伝には、このように書かれています。 『(先代ダライ・ラマの)遺体がまだ玉座に坐らされていた埋葬前の安置期間中に、頭が南向きから北東に向きを変えた。その後まもなく、摂政-彼自身高僧だった-はチベット南部にある有名な聖湖ラモイラツォに行き、湖面に”Ah、Ka、Ma”のチベット文字が浮かぶのを”視た”。さらにトルコ石のような碧青と金色の屋根をもつ三階建の僧院、そこから一本の道が丘につづいている映像を”視た”。そして最後にへんてこな樋のある小さな家を”視た”、のである。摂政は、”ア”は北東部のアムドのアだと確信し、捜索隊を差し向けた。 まず”カ”はアムドのクムブムのKにちがいないと思ってやってきた彼らは、狙いが正しかったと確信した。・・・・・』 そうこうするうちに、高僧が視た映像と同じ風景の中にある家が十四世ダライ・ラマの家だったようです。 まあ世の中広いので、欧米や日本人の限られた価値観だけで短絡的に『このインチキ野郎がーぁ!!』とまとめてしまう問題ではなく(笑)、彼の功績や国そのものの精神性と考え合わせて、冷静にプラス面マイナス面を見ていくことが重要でしょうねー。
お礼
自伝はあとから「自由に」かけますから、あまり信頼できません。 高僧の立場からすると、見つけよう、見つけようと必死なのでしょう。 しかし、本来ならば、ダライラマから連絡があるはずです。 わたしは生まれ変わって、ここにいると。 チベット人の宗教観があまりにも盲目的なので、中国の反感をかったのでしょう。 ダライラマは、国民の教育、国家の近代化、民主化をはかるべきではないでしょうか。 今のままの輪廻転生制度や政教一致制度が、今後も続けられると考えるのは誤りです。
- kamin
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>現在のダライラマさんは、過去生を覚えていると主張しているのですか? 本人に記憶はあるのでしょうか? 覚えてませんよー。十四世ダライラマは自伝の中で何のことなしにそう言ってます。自伝は日本語訳でも出版されていますので、よろしければご一読を(ダライ・ラマ著『ダライ・ラマ自伝』文春文庫2001年6月)。彼が三歳ごろ、先代のダライ・ラマが死に、時の政府が派遣した新しいダライ・ラマの化身捜索隊がいくつもの「お告げ」に従って彼の住む村にまでやってきました。政府や僧院によって彼が新・ダライ・ラマに断定されたのですが、そう、前世の記憶が残っているかどうかが玉座に坐るかどうかに関わってくるので、判定のために僧院の坊主が色々と彼を試してテストします。そこには、以下のように書いてあります。 『・・・・・彼らは前任者(先代のダライ・ラマ)の遺品とそれとそっくりの偽物をいくつか持参した。男児はそのいずれも”正しい”ほうを選び、「それ、ボクんだ」といった。人びとはその児が新しい”ダライ・ラマ”の生れ変りだとほぼ確信した・・・・(中略)・・・その児がだれであろうこのわたしだったのだ。 その当時のことはもちろん大して覚えていない。わたしはあまりに小さかった。』 ということだそうで、彼は小さな頃の記憶なんてほとんど覚えておらず、従って前世の記憶も「そんなものかなあ?」程度の書き方をしてますね(笑)。他にも、 『・・・・・お気に入りの遊びは、まるで長旅にでも出かけるかのように袋にいろんなものを詰め、「ラサにゆくんだ、ラサにゆくんだ」と繰り返すことだった。そしてテーブルの先端に坐らしてくれとせがんだという。この癖が、後になって、わたしの将来の重い使命の予感だったと人はいう。・・・・・それが未来への予知だったかどうか、はっきりとはいえない。しかし、ずっと後のことだが、高貴の生れの兆しだといって、いくつかの逸話を母が話してくれたことがある。たとえば、母親以外、自分の茶碗をだれにも触れさせなかったとか、見知らぬ人を少しも怖がらなかった、などである。』 と、いった具合に、周りが「生まれ変わりじゃー!」とコーフンしてるのに本人は覚えていないので割と冷静に首をかしげている様子が浮かんできます。あまり表立って「覚えていません!」と断言しないのは、まあ一応国策であり伝統的システムに則っている、と考えて差し支えなさそうですよ。
お礼
そーゆーことですか。 だいぶクリアになりました。 小さい頃の記憶も覚束ないのなら、過去世の記憶など皆無なのでしょう。 きっと生まれ変わり(後継ぎ)は無理やりに見つけるのでしょうね。 次の15世のときなどは、ビデオカメラなどが用いられるので難航することが予想されます。
- anima-mundi
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横スレで申し訳ないんですが、 ダライラマさんは、たぶんフランクな人なので尊師だろうが、池田大作だろうが、いかにも利用しようとしている人たちにでも公平に会ってしまわれるのではないでしょうか。 人を差別しないという点で、えらいなーと私は思います。ノーベル平和賞は政治的な賞なので、金正日に与えられるという噂もあったぐらいです。
お礼
>ダライラマさんは、たぶんフランクな人なので尊師だろうが、池田大作だろうが、いかにも利用しようとしている人たちにでも公平に会ってしまわれるのではないでしょうか。 会うのはいいですが、オウム真理教は殺人教団です。 ダライラマさんは、過去2500年の過去世を記憶し、チベットの復興の民衆の希望を背負う偉大な魂のはずです。 すでに人殺し(坂本一家)をしていた尊師と会うのは納得がゆきません。 オウム真理教はダライラマとの会見ビデオを宣伝につかい、多くの信者を獲得しました。 ダライマラさんは、過去生は記憶していても、人の心や未来はぜんぜんわからないのですね。 >ノーベル平和賞は政治的な賞なので、金正日に与えられるという噂もあったぐらいです。 これは初めて聞きました。受賞したら将軍様は喜んだでしょうか。
- cse_ri2
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>現在のダライラマさんは、過去生を覚えていると >主張しているのですか? ご本人の著作を(立ち読みですが)、何冊か読みましたが、 そういうことは明言していないですね。 詳しくは、下記のHPを読んでください。 『ダライ・ラマ法王と転生探し』 http://www.tibethouse.jp/dalai_lama/hh_reincarnation.html >またダライラマさんはノーベル平和賞を受賞しました。 >何に貢献した人なのですか? ノーベル平和賞受賞は、非暴力運動でチベット問題の解決 に取り組んだことが評価されたそうです。 『ダライ ラマ法王』 http://homepage3.nifty.com/tommy666/5.html >ノーベル賞選考委員会は、輪廻転生を認めたのでしょうか? わからないから質問したのでしょうが、ダライ・ラマ14世 について少し調べれば、この質問は全くの愚問であることが すぐに分かります。 ダライ・ラマ14世とチベット仏教、そしてチベット問題 については、このHPをよく読んで勉強してください。 『ダライ・ラマ法王日本代表部事務所』 http://www.tibethouse.jp/dalai_lama/index.html
お礼
参照HPではダライラマ14世は、およそ次のようなことを述べています。 ・ダライ・ラマ法王の輪廻転生は、その化身の起原に関して6百年の歴史をもっており、仏陀の時代にまで辿ることが出来る。 ・チベットの人々がダライ・ラマの転生者が必要であるなら、次の転生は、中国支配下のチベット国内ではなく、平和な世界のどこかの国に生まれる。 どうやら極的に輪廻転生を説いているようです。 そしてチベットという国はなくなったそうです。 中国に接収され、ダライラマがインドへ亡命して、亡命政権とやらを樹立し、10万人の人が従っているとか。 (インドは太っ腹だ) 平和的解決を目指す方針に対してノーベル賞が。 うーん、よくわからん。 国を奪う方に問題があるように思えるが、そのことに対しては不問に付している。 ダライラマさんは、オウム真理教と親しい間柄なので、どうも信用できません。 過去生も覚えていないのではと思います。 それを告白するのが恐ろしくおびえている、そんなイメージがあります。
補足
中国との武力衝突をまねき、多くの人命を失ったのは、現在の亡命政権に責任の半分があります。 チベット国として独立しているのであれば、どのような宗教方針でもかまわないでしょう。 しかし亡命政権が政権を獲得するためには、国際社会の理解を得なければなりません。 中国もばかではありません。 きちんとした近代国家組織を整えた亡命政権であれば話し合いのテーブルにつきます。 今の亡命政権は国外に逃れた一宗教宗派程度の体裁しか整っていません。 その証拠に亡命政権を認めている国はほどんどありませんし、国連での議題にものせることもできませんでした。 国として独立しているのであれば、活き仏と称して自由に統治君臨するのもいいでしょう。 しかし、多くの難民を抱えているのにも関わらず、改革をしようとしないのは問題があります。 現にダライラマばなれの若者が増え、数万人規模で暴発しそうだというニュースがあります。 再度武力衝突になったときに、だれが責任をとるのでしょうか。インドにも多大なめいわくをかけます。 難民たちを救うのが亡命政権の使命ではないでしょうか。 現状のままの組織体制で、国際社会に受け入れてもらえることはありません。 次期後継ぎ問題などでダライラマのカリスマ性が崩れれば、やがて時代に埋もれてしまうでしょう。