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「生き急ぐ」と「死に急ぐ」
このふたつは、同じような意味なのでしょうか?それとも、まったく反対か、全然違う意味なのでしょうか? 「死に急ぐ」の方は手近な辞書にあったのですが、(命を粗末にするように早く死のうとすること)「生き急ぐ」はのっていませんでした。造語なのかな?と思ったりもしましたが… ご存じの方、どうぞお教えください。
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面白い質問ですね。 わたしのなかでは 「死に急ぐ」は死が目的になっている、死に向かって(好んで)進んでいるというイメージです。 問題の「生き急ぐ」ですが、密度の濃い人生を送り(そのことで結果的に)命を縮めてしまった場合に使われるように思います。 「人生の密度」も考えようによっていろいろあると思うのですが、「自分なりの目的に沿った人生」というニュアンスもあるのではないでしょうか。過労死などの場合、ある意味で密度が濃いと取れないこともないのですが、「休みたいのに休めない」状態で本人として非常に不本意な場合は生き急ぐとは使いにくいような気がします。 なので、わたしとしては「生き急ぐ」を死者に対して使う場合には「もっとペースダウンして生きれば良かったのに」と惜しむ気持ちと共にごく微量の「夢中になれた人生だった」という賞賛の気持ちを含んだニュアンスがあるように思います。
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- kobayashiiccha
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私のイメージするところでは… 「死に急ぐ」:寿命を無視して死のうとする。 「生き急ぐ」:精力的に色々なことをやりすぎて、燃え尽きる。 こんな感じです。 死に急ぐは質問者さんの仰るのと近いようです。 生き急ぐは、例えば手塚治とかやまだかまち(でしたっけ?)みたいな感覚です。
お礼
ご回答ありがとうございます。 だんだんイメージが掴めてきました。
- kirakira07
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こんばんは。 どちらとも急いでいるという意味では同じかもしれませんが、少しニュアンスが違うように思います。 質問者さんの仰られているとおり、「死に急ぐ」ということは早く死のうとすることですよね。 でも「生き急ぐ」という言葉に死のうとする意味合いは含まれていないように思うのです。 手持ちの辞書に「生き急ぐ」が載っていなかったので、これは私の考察にすぎませんが… 「生き急ぐ」というのは、せかせか生きていてあまり世の中の喜怒哀楽を味わっていない事を言うような気がします。 例えば、出世ばかり気にして人間関係の機微を楽しまない人に向かって「何をそんなに生き急いでいるの?」みたいな… 人生を粗末にしている、軽んじていると言う点では共通した部分もありますが、「生き急ぐ」と「死に急ぐ」は別物の言葉のように思われました。 「生き急ぐ」って造語なんでしょうかね?日本語って面白いですね^^
お礼
ご回答ありがとうございます。 なるほど、そう言われると別物のように思えてきますね。うーん。 日本語って微妙ですよねー。そこが面白いんですけどね。
- Maidenhair_tree
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単に「早死にする」というのではなく、「あるまとまった量の仕事をして(または、あることに熱中して)まだ若いのに死んでしまった」というニュアンス だそうです。 詳細は下のサイトをごらんください(小学館のサイト内の掲示板です)
お礼
迅速なご回答をどうもありがとうございます。 ご紹介いただいたサイトの記述では、「生き急ぐ」は、「命を削るように何かに情熱を費やして、その結果早くに死んでしまう」ということになるのでしょうか?なるほど。 それではこのふたつは、やはりニュアンスというかベクトルの違いということになるのでしょうかね。
お礼
ご回答ありがとうございます。 丁寧に表現していただいて、だいぶニュアンスが自分の中で固定してきました。多分、そう大きなずれはないと思います。 回答してくださったみなさまにお礼申し上げます。 ありがとうございました。