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ドイツ語 接続法2式

テキストに次の文があります。 Fast waere das Kind ueberfahren worden. 辞書ではueberfahren(他動詞 乗り物で轢く)の完了はhabenになっています。 なぜwaereになっているのでしょうか。 また文中のueberfahrenは過去分詞でしょうか。 Fastをとって「そのこどもは車に轢かれるところだった」とすると Das kind waere ueberfahren worden. となるのでしょうか。 以上3点についてどなたか教えていただけないでしょうか。 よろしくお願いいたします。

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  • trgovec
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回答No.1

Fast wäre das Kind überfahren worden. その子は危うく轢かれるところだった。 überfahren は過去分詞で、überfahren werden「轢かれる」は受け身です。wäre があるのは werden の完了形だからであり、受け身の助動詞としても本動詞「なる」でも werden はsein で完了形を作ります。 fast は「ほとんど」の意味では直説法をとりますが Ich habe fast nichts gegessen. 私はほとんど何も食べていない。 「危うく~するところだった」という意味では接続法2をとります。 Ich hätte es fast vergessen. 私は危うくそれを忘れるところだった。 「実際はそうではなかった」という意味を接続法2が表しています。「非現実話法」の一種です。 Das Kind wäre überfahren worden は「危うく」の意味はありませんが、接続法2の文としては可能です。その意味は ・「その子が轢かれていればなあ」(文末に!をつけて。非現実の願望。英語の I wish) ・「その子は轢かれていただろうに」(仮定の wenn 節を略した帰結文。条件節が先行すれば帰結節は倒置を起こします。帰結節は würde を入れてDas Kind würde überfahren worden sein. とすることも多い) ・Er sagt, das Kind wäre überfahren worden. など間接話法で「その子は轢かれたと(彼は言っている、など)」(dass を用いない形式。間接話法は本来接続法1ですが(sei)2が使われることがあります) などです。

sakura54
質問者

お礼

trgovec様 >受け身の助動詞としても本動詞「なる」でも werden はsein で完了形を作ります このような基本的かつ重要な事項は学習したはずなのに少しも頭に残っていませんでした。 >Das Kind wäre überfahren worden は「危うく」の意味はありませんが、接続法2の文としては可能です。その意味は ・「その子が轢かれていればなあ」(文末に!をつけて。非現実の願望。英語の I wish) ・「その子は轢かれていただろうに」  とくに上の文(非現実の願望)の意味は想像もできませんでした。 接続法はそれこそ非現実の言語ではまったく感覚的に意味を想像できないこともあるので困難を感じます。 毎回ていねいにご説明いただいて感謝しております。 ご説明の全部が理解できるわけではないのですが勉強を続け理解できるようになりたいと思っています。 ありがとうございました。

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