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ドイツ語 sein+zu不定詞

テキストに次の文があります。 Daran ist nicht mehr zu zweifeln. これはsein+zu不定詞の用法なのですが他の例文 Das Buch ist schwer zu verstehen. Diese Waren sind hier nicht zu bekommen. には上記のように名詞の主語があります。 Daranは辞書で見ると副詞です。 副詞も主語になる場合があるのでしょうか。 どなたか教えていただけないでしょうか。 よろしくお願いいたします。

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  • trgovec
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回答No.1

daran など da(r)+前置詞 の副詞は文頭に立つときは da にアクセントを持ち強意的な意味になります。言い方を変えると「それについて・関して・etc.」などの da(r)- は指示的な意味が強いときは da にアクセントを置き文頭に立つことになり、その結果 VS の倒置が起きます。 したがって daran は主語ではなく、文法的に主語を挙げるとなると名詞的に使った形容詞 mehr ということになります。 「それについてはより多くのことが疑われえない」→「それはこれ以上疑うことはない」 正置では *Nicht mehr ist daran zu zweifeln. かもしれませんが見たことはありません。辞書によっては mehr にわざわざ名詞という項目を挙げていないこともあり、文法的に考えず nicht mehr「これ以上~ない」が zu zweifeln「疑うべき」を修飾しているように感じて「それについてはこれ以上疑ええない」では無主語になりますが不自然さはありません。むしろ英語はその辺が妙に厳格なところがあります。

sakura54
質問者

お礼

trgovec様 >文法的に主語を挙げるとなると名詞的に使った形容詞 mehr ということになります。 私には想像もできない正解でおどろきました。 >文法的に考えず nicht mehr「これ以上~ない」が zu zweifeln「疑うべき」を修飾 しているように感じて「それについてはこれ以上疑ええない」では無主語になりますが 不自然さはありません。 おっしゃるように日本語としては不自然さを感じません。 >むしろ英語はその辺が妙に厳格なところがあります。 言語によってどのへんが厳格かが異なりむずかしいです。たとえばドイツ語では Wo treffen wir uns? のように日本語では必要ない目的語のunsが欠かせません。 語学の勉強ではtrgovec様のおっしゃるように時には文法を離れて解釈したほうがよい場合があるのですね。 ありがとうございました。