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大学院進学と就職
現在大学3年の看護学科のものです。来年に就職活動をひかえています。一般には看護学科をでると看護師や保健師として就職をするのですが、私の場合、大学院の進学を考えています。実は私は卒業研究で看護ではなく、細菌関係の研究に取り組んでいます。高校生の時に志望学部として、生物系と看護系で悩み、親の意見(就職に有利)に後押しされるように看護系に進みました。卒論が始まるまでは私自身看護師になることを決意していましたが、3年になって始めた研究がおもしろく、将来研究をしたいと思い始めるようになったのです。そこで、悩んでいることがいくつかあります。 (1)専門以外の分野から進学することで、知識や技術に差がでたり、試験が不利になる (2)進学後の就職が期待しにくい (3)看護師として何年か働いてから進学するかどうか (4)進学後に看護師として就職は可能なのか といった点です。私の家は金銭面に余裕がないので、(3)もかなり考えています。親は私の希望を尊重してくれています。医療系の大学ということで周囲にこういった悩みを相談できる人がいません。最終的に決めるのは自分だと分かっていますが、ご意見やアドバイスをお願いします。(長々と読んでいただきありがとうございました)
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- mizu_atsu
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さらに補足です。これまではどちらかというと(異分野からの進学による)欠点を述べましたが当然利点も存在します。 まず思いつくのは「看護に関する知識、技術」。これはバイオテクノロジー専攻の学生は持っていません。研究にもいろいろありますが老人用の食品などを開発する際はそのとき学んだことは多いに役立つと思われます。 覚えた事は無駄にはなりません。なにかの形で役立つときがあるはずです。 あとひとつ気になる点があります。3年になって始めた研究がおもしろい。。。これは卒論かなにかですか?それとも単なる学生実験でしょうか?前者をやり初めておもしろいなら問題はありません。しかし、学生実験をやっておもしろい、だから研究がしたい、なら少し問題があるかもしれません。学生実験は所詮お遊びだからです。結果は目に見えており、失敗はぼぼありえません。私は学生実験の準備もしましたが、相当いい条件で設定して試料を準備しました。わかるかどうかはわかりませんが、遺伝子組み換えの実験というものがあります。そのときに使った遺伝子の試料はすさまじく濃いものを準備しました。しかし、本当の研究の場合はそんな試料は望めません。また、結果も不明であり、様々な試行錯誤が必要です。その辺もきちんと考えた方がいいと思います。
- ice_rif
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医学部の研究施設の教員です。外研で来た学生で 薬学部から工学部、理学部から薬学部の大学院に 進学した人がいます。進学希望先を訪問して、 情報収集をしておけば、試験は大丈夫だと思い ます。 看護学科を出て、細菌に興味があるのなら、 感染症対策ナースになってくれるとありがたい です。博士号を取れば、大学や看護学校で教員 になる道もあります。その場合も一度看護師と して経験を積んだ方が良いと思います。 修士を取った後に看護師として就職し、現場を 見てから博士課程に進むかどうか考えたらどう でしょう。
お礼
回答ありがとうございます。 学部を変更している人のことを聞くと、とても嬉しいです。 自分にも可能性があるのでは、と思えてきます。 感染症専門ナースは私も興味があります。 看護師と研究職、どちらにもつきたい自分がいて…。 >修士を取った後に看護師として就職し、現場を 見てから博士課程に進むかどうか考えたらどう でしょう。 私にとって新しいアドバイスです! このことも選択の一つに含めようと思います。
- mizu_atsu
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情報を追記します。ただし、今から書く事は一般的かどうかという保証はありません。しかし、かなりの率で一般的と私は思っています。 他の大学の院に進学する際には必ず壁が存在します。第一に外部より内部を優先します。つまり枠が5名しかなく内部に4名の進学者がいればよほどのことがない限り外部からは1名しか入れません。その枠を外部の学生が争う事になります。第二に試験。内部、外部ともに過去問は入手可能ですがその先生の授業、さらには指導を受けている内部に勝つのは至難の業です。 就職や研究について 一度入ってしまえば外部出身だからと言って先生は差別しないでしょう。また、学生も外部だからと言って差別はしないはずです。その辺は人柄次第です。 研究職での就職について 研究にもいろいろありますが分子生物学系の学生だと薬品か食品を思い浮かべます。しかし、薬品は相当の知識と技術、学歴そして人物のすべてが一流でないと無理です。そしてできるなら博士が望ましいと思われます。対して食品の場合はそこまでは要求されません。ただし、食品でも基礎研究をやっているところはあります。そこを目指すとハードルは高くなります。また、会社によってはいきなり研究職はありえず、現場の経験を積んだ後に選抜するところもあります。 専門外について 専門外とはいいながらそれなりに研究をやっているのではないでしょうか?確かに基礎は足りませんが本当に行きたいのであればそこは努力でカバーしかないでしょう。例えば専門の教科書を読むとか。 ただし、本職の内部はそれなりの訓練を受けています。脅かすわけではありませんが、私の場合は2年生ときは週2回、化学・生物・物理の基礎実験。3年のときは週4回、専門に関する基礎実験をこなしておりました。ちなみにこれらは必修です。また、それ以外に専門の授業も当然受けています。その辺も加味し、ついていけるかどうかを判断する必要はあるかもしれません。 また、院の場合(4年生ででもですが)英語力もそれなりに必要です。論文はほぼすべて英語ですから。また、入試にも英語があるでしょう? 以上、そんなとこです。慎重に考えた方がいいかもしれません。
- mizu_atsu
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まずはじめにryuuugaさんは非常に頑張り屋のように見えます。やる気があれば少々の壁は突破できると私は思います。私は一応修士を出ています。農学系、昔で言うと農芸化学に相当します。専門は微生物。やっていたことは酵素の精製とその遺伝子のクローニング、解析など。いわゆるバイオテクノロジーです。会社では食品の研究職を経て今は他部門に異動しています。 さて、ご質問の件ですが (1)知識には当然差が付きます。基礎が違いますから。しかし、院には他の学部からも来ます。看護学科とはいえそれに関する研究をしていたのであれば挽回は可能でしょう。ただし、努力は必要です。 (2)研究職を目指すならば相当厳しいでしょう。なぜなら院での就職活動は1年生の後半から。たった半年では成果はそれほど期待できません。同じ研究室に4年生からいる場合ある程度の成果はでています。就職先と専門は必ずしもリンクはしません。しかし、ある程度の成果は出ていた方が印象がいいのはいうまでのありません。 (3)はお金の問題なので私には答えられません。 (4)は専門外なので答えられませんん。 以上参考になったでしょうか。
お礼
回答ありがとうございます。 研究職で就職することは難しいですか。。。 確かに大学の時から同じ研究室にいる場合のほうが人間関係の面や研究の面からも有利なのだろうとは想像がつきます。 技術や知識の面では努力する自信はあります! しかし、他学部、特に全くの専門外ということが私の中でネックになっているのです。 経験からのアドバイスありがとうございます。 参考にさせて頂きます。
- lonely_saboten
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大学院で生物系の研究をしております。 一つずつ、私に出来る範囲でアドバイスします。 (1) これはあまり関係がないのではないかと思います。卒業研究で細菌の研究をされているということで、知識はある程度あるでしょうし。高々一年なので、そんなに引け目にならず進学してから頑張ればいいと思います。 ただ、その進学先の研究室の、内部進学の同級生からはある程度遅れは取ることになるでしょうね。それは覚悟しておいた方がいいでしょう。 (2) これは相当覚悟しておいた方が良いです。生物系の就職は相当厳しいです。生物系の専門を考えると、たいていの人は製薬・化粧品・食品会社の研究職を考えるようです。しかし、研究職は、大手でも20人ぐらいしか採用の枠がありません。また、テーマにもよりますが、いま流行の分子生物学をテーマとする学生は大量にいますので、採用してくれません。 私は、最高学府と世間では言われているところ出身ですが、それでも書類選考で殆ど落とされました。(何とか決まりましたが・・) よっぽど、テーマが会社の研究とマッチしているか、学歴が良いか、実力があるかではないと、研究職には就けません。 ただ、研究職以外で就職を考えるのであれば、ある程度道が広いかもしれません。ただ、研究と就職活動の両立はかなり厳しい事も覚悟してください。 (3) 社会人を経験してから、大学院に入学するケースは結構あるみたいですよ。 (4) これは私には分かりません。 最終的には、ご自身で考え、後悔の無いようにご決断ください。私も、アカデミックの道を諦め、会社で研究の道に進む事にしました。
お礼
回答ありがとうございます。 やはり就職はかなり厳しいのですね。。。 夏にいくつか研究室を訪問しましたが、確かに分子生物学は訪問者も相当多かったです。興味のある分野なのですが…。 分かりました。 参考にさせていただきます。
お礼
本当にたくさんの情報を頂いて、ありがとうございます! 専門で学んでいる人達がどれほどその分野のことを勉強しているかは私も看護という専門の点で同じですので、よく分かります。だからこそ、ついていけるのかどうか不安で仕方ありません。大学に入りなおすことも何度も考えました。しかしそれは最初にも述べたように金銭面の関係上ムリです。 >覚えた事は無駄にはなりません。なにかの形で役立つときがあるはずです。 とても嬉しい言葉です。 もし仮に研究の道に進んだとしても、大学で学んだことを活かしたいと私自身常に思っています。 研究というのは卒論のことです。 説明が不足していて申し訳有りません。