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自動詞の過去分詞が名詞の後に置かれるケース
ある文法書で、 自動詞の過去分詞が名詞の後に置かれるのは特殊な場合に限られる。 The train just arrived at platform 1 is from New York. (ついさっき1番線に到着した列車はニューヨーク発です) とあったのですが、特殊な場合とはどんな場合ですか?
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the book which was written by him =the book written by him のように,関係代名詞+ be は省略可能です。 The train just arrived at platform 1 ... が可能ということは the train which is just arrived ... という風に書ける。 すなわち,is arrived で受動態でなく,完了の意味で使えるということです。 go/come/arrive など往来発着を表す動詞の場合に be +過去分詞で完了を表すことができますので, このような動詞であれば可能ということになります。 #1 の方がお示しの分詞構文でいうと, having 過去分詞の having は省略できません。 でも being や having been なら省略可能です。 Arrived ~という過去分詞で分詞構文が可能なのは やはり arrive が be arrived で完了を表すので, being arrived という分詞構文が考えられ, その being が省略されている。 完了の have は勝手に省略できないけど,be なら省略可能。 ただ,主語の部分とセットで省略ということにはなります。 とにかく,今回の場合, be arrived で「到着した(ところ)」という完了になるから 過去分詞で後置修飾が可能ということです。 fallen leaves で「落ち葉」となるような前置修飾についても fall がそういう往来発着に近い動きの変化を表す自動詞だからです。
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- trgovec
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その参考書の書き方が少し問題ですね。それですと「どんな自動詞でも特殊な状況下では名詞を後置修飾できる」と読めます。 そうではなくて、そういう使い方ができる自動詞はごく少数のものに限られるということです。 例)The leaves fallen from the tree その木から舞い落ちた葉は 古風な文語的な言い方でしょうか。めったに見られません。 *the man walked in the garden「庭を散歩したその男は」などと言うことはできません。 これは古い時代に be + 過去分詞 で完了形を作っていた動詞* の一部の名残で、Arrived at platform, the train ...「ホームに到着すると、その列車は…」のように分詞構文も作りえます。ただしこれも古風で Having arrived ないし Arriving とするのが普通です。 (* be で完了形を作っていた動詞は状態の変化(「なる」に準ずるもの)や位置の変化(「行く・来る」に準ずるもの)で become, grow や come, go, arrive, fall などです。walk「散歩する」などは運動だけを表すのでこれは当てはまりません)
お礼
なるほど、古い英語と言うわけですね。ありがとうございます。
お礼
詳しい解説ありがとうございます。