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クリフォード・ギアーツの宗教理解

クリフォード・ギアーツの宗教理解について、わかりやすく教えてください。お願いいたします。

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  • amaguappa
  • ベストアンサー率36% (140/385)
回答No.1

ギアツの考える宗教とは象徴の体系です。 存在のしくみについての観念を、構築的に、気持ちを込めやすい現実の出来事らしい表現にあらわすことによって、人間における気の持ち方を定着させるような象徴の体系。 A religion is: a system of symbols which acts to establish powerful, pervasive and long-lasting moods and motivations in men by formulating conceptions of a general order of existence and clothing these conceptions with such an aura of factuality that the moods and motivations seem uniquely realistic. ["The Interpretation of Cultures" in Selected Essays, Basic books, New York, 1973, p.90] 初出"Religion as a Cultural System" in《Anthropological approaches to the Study of Religion》1966   「宗教とは、一般的な存在の秩序の概念を形成し、また、これらの概念を事実性の層をもっておおうことによって、人間の中に強力な、浸透的な、永続的な情調と動機づけを打ち立たせ、情調と動機づけが、独特の現実性をもつようにみえるように働く、象徴の体系である」 (ギアツ『文化の解釈学』第4章、岩波現代選書)

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