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『宗教間対話』とは何か?
イラク戦争が終わった辺りから、様々なメディアで『宗教間対話』という言葉を目にするようになりました。 そこで質問なのですが、この宗教間対話とは、相手の宗教・相手の文化を理解しようと試みること、と解釈していいのでしょうか? 宗教間対話とは何か、宗教間対話の必然性などを教えて頂けると嬉しいです。 よろしくお願いします。
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noname#4429
回答No.1
こんにちは。 >この宗教間対話とは、相手の宗教・相手の文化を >理解しようと試みること、と解釈していいのでしょうか? それでよろしいと思います。 しかし、今、問題とされているのは「キリスト教圏と イスラム教圏」の対話、 ということがクローズアップされているのだと思います。 言うまでもなく欧米のほとんどはキリスト教圏であり、 イラクはじめとする中東の多くはイスラム圏です。 しかしながら、「相手の宗教を互いに理解し合おう」 というのは建て前、だと思います。 相手の宗教・文化のことを知って、少しでも効果の ある外交や貿易を展開しよう、ということにほかなりません。 たとえばイスラームには「聖戦」という概念が強くあります。 つまり神のための正しい戦争です。これを理解しなければ、 自爆テロなど欧米人には理解できません。 あるいは税金、という考え方がイスラームには希薄です。 それを知らなければビジネスなどもうまくいかないでしょう。 細かいところでは、イスラームはお酒を飲みません。 それを「ワインはいかが」なんて誘うと 怒り出しますよね。 ……実は対話は、キリスト教圏からの一方的なラブコールなのです。 (これはいささか私見ですが)
お礼
>……実は対話は、キリスト教圏からの一方的なラブコールなのです。 確かに対話という名目でキリスト教圏であるアメリカ自国の考えを正当化させようとしているのが今回の戦争の大きな特徴に思えますね。「私たちはイスラム教を侵害するつもりはない。だから…」という風に対話は成り立ってないように感じます。 北朝鮮問題を始め、これからはこのような問題が増えてくると思うのですが、はたして宗教間対話とは本当に成り立つものなのでしょうか? ご回答ありがとうございました!