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反原発の後は?
基本的なことで申し訳ないのですが、教えてください。 今、反原発運動をしている方達は、 その後の使用済み核燃料をどうしたらいいと考えているのでしょうか? 私は一児の母で、東北育ちで、今現在も東北にいます。 たぶん、今後も東北を離れることはないと思います。 反原発とか、原発反対とか、そういう思いよりも、 今後、今ある核燃料をどのように保管していくのか 疑問に思ったので質問させていただきました。 よろしくお願いします。
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- kitasensei
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世界中どの国でも使用済み核燃料の最終処分について「これで絶対安全」という方法を持ってる国はありません。また、現実に最終処分にまで進んでいる国もないはずで、現状では保管・管理という中間処分です。 使用済み核燃料の半減期という言葉の意味を御存知ですか?。例えば半減期20年という核種があるとします。20年で半減だからあとの20年で残りの半分も無害化すると思っている人が殆どのようですが、とんでもない間違いで、例えば100と言うレベルなら、20年で半減して50、次の20年でその半分の25になり、さらに20年でその半分の12.5になる、というように減っていくのです。 ですから、半減期が100年もする核種なら、事実上ほぼ永久に放射能を放出し続けると理解して間違いありません。それをほぼ永久にどのように管理出来るのか?。後世に負担をかけないため消費税を上げるという思いやりがあるのなら、後世にとんでもない管理責任を負わせ続ける使用済み核燃料などは出さないにこしたことがないのです。しかも、使用済み核燃料の困った点は、科学と技術の力で無害化も無毒化も出来ず、自然に無毒化するのを待つしかないということです。 人類は、使用済み核燃料をどうするかという問題を何等解決することなく原発を始めてしまいました。それ故、原発は「トイレのないマンション」だと言われるのです。未来の人たちがどうにかしてくれるだろう、そのうち進歩した科学と技術がどうにかしてくれるだろうという甘い無責任な考えで原発を始めたのです。ところが原子力の科学は原爆を製造した60年以上前から一歩も進歩せず、無毒化も無害化もできないどころか、被曝治療さえ進歩していないのです。 原発がなければ電気代が高くなると心配する人も多いですが、使用済み核燃料の保管処分費用は今のところ電気料金に含まれていません。しかし、そのうち必ず電気料金に上乗せして請求されます。特に金に困る東電は全電力会社のトップを切ってそれをするでしょう。そうなると我々は何の発電もしない核のゴミを管理する為の費用を負担させられるという馬鹿な目にあうのです。 さて、ウラン鉱石の埋蔵量は現在の使用量で約80年分と見積もられていて、これは石油の埋蔵量とほぼ同じです。石油は掘りつくせばそれで終りですが、核燃料は消費尽くしても使用済み核燃料というものになって 我々に経済上の負担と不安を与え続けるのです。それが何万年も続くのです。何の役にも立たない使用済み核燃料が不安と経済負担を与え続けるという不合理は人間が持った最大の不合理と言えるでしょう。 問題はまだあり、核燃料は電気しか生みません。エネルギー問題などと立派なことを言いますが、核燃料は電気しか生みません。核の問題はエネルギーの問題ではなく電力の問題に過ぎないのです。対するに石油は様々な製品になります。貴方の身の回りにも石油製品が夥しくあるはずで、もし石油製品がなくなったら恐らく生活が成り立たなくなるでしょう。 つまり、我々は、石油がなくなって電気が不足するのを心配するよりも、石油がなくなって石油製品がなくなる方を心配しなければならないのです。核は原材料性という能力を全く持っていません。原爆と原子力発電の能力しかないのです。核燃料では石油で作る製品が出来ないのです。電力は水力・風・太陽光などでも生産出来ますが、石油製品は石油無しでは生産出来ません。そのことを我々は考える必要があります。
- norari43
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「今後、今ある核燃料をどのように保管していくのか」 との事、 恐ろしいことに具体的に100%安全な方法が見つからないままの見切り 発射せざるを得なかった社会情勢、そして今回の爆発、 そして「反原発」! 元へは戻れないということです。今、全部原発を止めても元へはもどれません。 ズ-と負の遺産として何世代にもわたって受け継いでいかねば仕方の無いことです。 自分の出した汚物を誰が引き受けてくれるというのでしょうか? 自分の国で処理せねばなりません。それも半端な量ではありません。 反原発の人達はこれ以上の汚物を出してはいけないと言う感覚での抗議運動でしょう。 よくわかります。 続ければ抑制できない廃棄物が増えるだけです。 地震国のわが国での保管、何世代か後の人、原発が何か知らない人が大きなアクシデントで 大きな被害をこうむる可能性は大です。 それを出来るだけ少ないように避ける、今生きている我々にとっての責任でしょう。 恩恵をこうむってきた者が取る責任、それを止めると言う事は大きな犠牲が伴う、 当たり前の事で覚悟が必要だと思います。 「原発」=「麻薬」のような感じがします。
- SEI-R
- ベストアンサー率31% (361/1146)
再びNo.4です。 そうですねー、健康か経済か、両立できれば文句無いんですが、どちらを優先というと難しいですね。 ただ、個人的には原発の問題は大きいと思いますが、それよりもまず被災者の救済が第一義だと思っています。 昨今のニュースでは原発それ自体の是非に絡んだものばかりで、津波被害で壊滅的な打撃を受けた宮城や岩手の現地被災者の方々のニュースがあまりありません。 原発の是非はたしかに重要ですが、それよりもまず目の前の命じゃないでしょうか。 今だに仮設住宅に押し込められて、復興の兆しどころか忘れ去られてる方々が大勢います。 先日宮城県山元町に行った時にも、未だに倒壊した家屋の処理に困ってる人もいましたし、ある人は「原発の警戒区域の人たちも大変だろう。放射能の被害は確かに甚大だ。でも津波で死んだ人、家屋を流された人など直接的な被害を受けた人の方がはるかに多い。なのに何故原発の方が優先されて我々は捨て置かれているのか?」と嘆いていました。 どちらも優劣の付けられる問題ではないけども、少なくとも宮城や岩手よりも優先すべき事案では無い、と。 そのとおりだなぁと思いました。 実際ニュースや国会中継見てても、震災関連で出てくるのは原発の話ばかり。 どうして両立できないのか、甚だ疑問です。 上記のようなものがあるから、私としては反原発の人たちのデモ行進とかが被災地の気持ちを無視しているようにしか見えず、腹立たしいです。 そんな事してるヒマあるなら被災地行ってボランティアやれよ、って思うんですよ。 デモやった所で原発がすぐに停まるわけでもない。しかし例えばデモをやってる人が1人でもその時間を被災地でボランティアにあてれば、そのぶんガレキも片付くし復興も早まるのに。 んーなんか主旨と違って来ましたね、スミマセン(^^; とりあえず放射性廃棄物の処理にかんしては、技術不足の面よりも処理場建設に関する自治体の反発や世論などの影響が響いてますよね。
- mibuna
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高濃度の放射性廃棄物のガラス固化処理は何度やってもうまくいかないので 実際問題として廃棄物は低濃度も高濃度も地中に埋めるしかありません。 (核燃料を再処理しても高濃度放射性廃棄物は出ます。) ちなみに高濃度の廃棄物の場合、大きいドラム缶のような筒に入っていますが 1個当たり毎時2300w程度の熱を出し続けているので大量の廃棄物を保管するには ものすごく長期間の冷却が必要です。 http://www.enecho.meti.go.jp/rw/hlw/qa/syo/syo03.html のリンク先にある『ガラス固化体の放射能の経時変化』というグラフを見れば 時間の単位が原発推進派の都合の良いようにインチキ丸出しですね。 まあ国土の狭い日本では(長期的には)原発は廃止するしかないでしょう。 (年間7500億円程度税金から出ている原発関連予算があるので工作員が 一生懸命ネットじゃ原発推進を未だに勧めていますけどね。) チェルノブイリなんかじゃ未だに立ち入り制限区域がありますね。 日本は福島第一原発の近くに廃棄物処分場を造ればいいと思います。
- yashu2002
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私は反原発ですね。 核燃料の処理方法は、オンカロのような地下施設しかないと思います。 オンカロを特集した番組を見たことがあるのですが、いろいろ方法を考えて これが一番安全と判断したとのことです。 ロケットは打ち上げが成功するだけでニュースになります。なぜでしょう? それは、打ち上げを成功させるだけでも大変だからです。 数%の確率で失敗するそうですよ。失敗したら、積んである核燃料の運命は・・・
- SEI-R
- ベストアンサー率31% (361/1146)
No.4です。 お礼ありがとうございます。 そうですよね。 これから生まれてくる子たちは完全に無関係であり、なのに押し付けられてしまう世代です。 年金と同じで、なぜ大人たちが好き勝手やったツケを子どもたちに押し付けるのでしょう。 自分たちのツケは下の世代にやらせておきながら、自分たちの老後は保護しようとするのも許せません。 と、話がそれました。 お礼の文中にありました「宇宙投棄処理」ですが、単純に宇宙空間に放出しただけでは地球に影響はほぼ無いと思われます。 太陽が常に莫大な放射線を放出している事はご存知ですか? なのに何故地球には影響ないのかと言うと、地球の大気と磁場によって防がれているからです。 オーロラや大気熱に変換されるからなんですが、このあたりは割愛。 なので、単純に放射性物質を宇宙に流したとしても、大気に阻まれて落ちてくることは皆無です。 ただ、大気圏突入が可能な容器に入ってたりすると、戻ってきちゃいますね(^^; それに一部の放射線は大気と反応して消滅する際に熱を発生するため、温暖化の要因になります。 特に地球温暖化に過敏な現在では、猛反発が起こる可能性があり現実的とは言えません。 そうではなく、完全に太陽系外に向けて撃ち出す処理法もあります。 アメリカの衛星ボイジャーのように冥王星を超えて太陽系外を離脱するルートに撃ち出すのです。 地球からはるか彼方へやってしまえば、まずもって戻ってくることはありませんし、何百、何千、何万光年も旅してれば放射性物質も放射能を出さなくなりますから、仮に人類がそこに到達した時にはもう完全に消滅しちゃってますしね。 しかしながら、宇宙空間は何も無いわけではなく、デブリ(ゴミ)、隕石や小惑星、さらに他の天体の重力など、軌道や速度が変わる要素も多数に存在します。 なので、ただ撃ち出すだけでなく、場合によっては少なくとも太陽系を離脱するまでの軌道確保のための機材が必要となるかもしれません。 ですからコスト的に不可能とされているのです。 ただ実現すれば最も地球に影響の無い方法ではありますよね。 まぁ太陽系外の星に文明があれば、そこの方々にご迷惑をおかけする可能性は大いにありますがw 何か長い上に余計な回答でゴメンなさい(^^;
お礼
余計な回答などとは、決して思いません。 詳しいお話、本当に勉強になります。 ありがとうございます。 太陽系外に飛ばすことなど可能(お金があれば)なのですか…。 ボイジャーの存在は何となく知っていますが、 それと同じことができればあり得るんですね。ビックリです。 大気圏への出戻りがないようなルートがあって、それができるなんて…。 本当に人間はどうなってるんでしょうね…。 でも、個人的には宇宙人はいるだろうと想像していますので、 他の星人に迷惑をかけるのは申し訳ないですね。 地球のゴミは地球で処分したいもんですが、 どうも人間は、ゴミ箱を買わずにゴミを出しまくってるようなので、 何とも、本末転倒で滑稽なお話だとすら思ってしまいます。 でも、本当に、そんなことが可能だったら、 今原発を抱えて苦しんでいる地域の方も、 放射能被害に怯えて暮らす方もいなくなるでしょうから、いいことですね。 また、賛成、反対でいがみ合うこともなくなりますね。 どうも、最近の日本は(若い人と言う意味ではなく) いがみ合ってばかりでまともな話し合いがなされていないようで…。 健康よりも経済、経済よりも健康…と、もめていますが、 子供達にとってはどちらも大切な未来ですので、 私は、どちらかを選択することができずにおります。
補足
色々なご意見が聞けると本当に勉強になりますので、 もう少しご回答をいただけたらと思います。 引き続きよろしくお願いします。
- fcd7308
- ベストアンサー率56% (77/136)
青森県民です 使用済み核燃料については推進派も反対派もなにも考えていないように感じますね。 推進派は将来何とかなるだろうと今でも考えいるフシがあるし、反対派ははなっから何も考えていないようです。 六ヶ所村の再処理工場について誤解があるようなので少し解説します。この施設は 1.核燃料再処理(使用済み核燃料2,860トン保管中) 2.低レベル放射性廃棄物の管理および埋設 3.高レベル放射性廃棄物の中間貯蔵 4.MOX燃料工場(建設中) 1は最後の廃棄物のカラス固化がうまく行かず、(それも試験前の試験で)稼動できていません。先月もやったようですがやっぱりダメでした。 2はずっと継続していて、原発などから出た低レベル放射性廃棄物(例の黄色いドラム缶)を地中深く掘った穴のコンクリートピットに詰めて100年ほど管理した後、問題なければ上に土を30mほどかぶせて更地にもどす・・・上は利用可能???としています。 問題の3です。再処理でできた高レベル放射性廃棄物は地上の設備で役50年冷却管理し、その後最終処分する です。 ここが一番おかしい点で、フランスでは再処理した高レベル放射性廃棄物は100~300年管理したあとそのときに考えるそうです。50年? 300年?日本とフランスでは高レベル放射性廃棄物に違いがあるのでしょうか。 ?????? 簡単に高レベル放射性廃棄物などと言いましたが、実はコレ 大変なシロモノで、7Sv/20秒ものモーレツな放射線量です。テレビ流の“毎時”で表すと1,260Sv/hとなって施設から移動させるのも大変でしょう。 六ヶ所村の再処理施設の説明が長くなりました。 青森県ではむつ市に使用済み核燃料の中間貯蔵施設を急ピッチで進めています。(3,000トン分、のちにプラス2,000トン) これだけあっても福島第一原発の使用済み核燃料だけでいっぱいになりそうです。もともとむつ市に造っている施設の事業主体は東京電力なので当然といえば当然なのですが・・・ 高速増殖炉が実用化されなければ核燃料サイクルはできないので、六ヶ所村の施設はほとんど意味を成さなくなり、使用済み核燃料は受け入れなくなります。また、知事は国が核燃料の再処理を止めるなら保管してある使用済み核燃料は電力会社に返すと強行です。 このまま原発を続けるなら発電所内に貯蔵施設を造るしかなさそうです。現に福島第一原発には4号機のそばに“共用プール”を造り、かなりの量の使用済み核燃料を保管しています。
お礼
ご回答ありがとうございます。 私は宮城県民ですので、火災と浸水に見舞われても、 「無事だったからいいじゃない。そっとしておきましょう」の女川原発があります。 これが爆発していたら、こんな悠長にしていられないんでしょうけど、 設計者が「津波怖いからちょっと高台にしとこう」と言ったおかげで、 まぁまぁ助かりました。 現に、原発に向かって逃げて助かった方もいらっしゃったようなので、 本当に何とも言えない状況なのです…。 むつ市ホームページの中間貯蔵施設についてのページは、 平成10年の6月が最後の更新になっていますが、 まだ建設…というか、急ピッチなのですか? はじめて知りました…。 それと、推進派が出す数字は全て嘘っぱちですので、 はなっから信用しておりません。 福島原発の共用プールは…4号機自体がグズグズですから…なんとも…。 私は、以前から原発というか、核という物が謎の物体と感じておりまして、 原発事故や原爆関連の本など読んでいました。 と言っても、どちらかというと、生物への健康被害、妊産婦や胎児、乳幼児についてですので、 放射線被害などは確かにあるし、爆発したら勿論とんでもないことになるのは良くわかっています。 問題は、どのように「本当に」「安全に」今、存在してしまってる原発や核燃料を、維持、貯蔵、廃棄、廃炉するかなのでしょうが、 そこのところが全く話し合われずに、廃炉だ、再稼動だと騒がれているように見えて仕方ありません。 原発内部のことはさっぱりでしたので、 施設の詳細など教えていただいて大変勉強になりました。 ありがとうございました。 青森でも地震や津波の被害があったと聞きます。 ご無事でおられたご家族、ご友人の今後のご健康をお祈りするとともに、 お互い生きてて何よりです…と勝手に言わせてください。
補足
六ヶ所村の再処理工場、高速増殖炉もんじゅのやりとりについては、 何が何やらさっぱりわかりません。 にわとりが先かたまごが先かのバッタモンみたいな話だと思います。 (なんて言ったらいいのかわからず、こんな喩えですみません)
- SEI-R
- ベストアンサー率31% (361/1146)
他の方が仰るように、基本は地中深く埋めて放射能の放出がなくなるまで長期間待つ地層処分になると思います。 ただその前段階である「中間貯蔵」するための施設が必要になります。 また、地層処分するには周囲に放射能が漏れないよう、何重にもバリアを張った容器に封入して深度300メートル以下の地下深くで数万年単位で管理する必要があります。 原発で生産される放射性廃棄物の量と、それらの処分コストの莫大さ、さらに管理能力不足による放射能漏れや地震、土地隆起などによる放射性物質の地表放出を恐れての処分場および処分区画周辺の住居者の猛反発により、現状では最も現実的と言われながらも実現可能となっていません。 ちなみに現在福島原発の放射性廃棄物や汚染ゴミなどの処分について中に浮いているのは、そういった事情があるからです。 細々としたゴミは現在受け入れる自治体がポツポツ出ていますが、どこかの自治体がまず中間貯蔵施設の建造を受け入れなければ、本格的な処分は当分先でしょう。 他に「宇宙投棄処分」「海洋処分」「氷床処分」などの手段がありますが、「海洋処分」「氷床処分」は自然破壊や無管理による事故の懸念があり禁止に。 「宇宙投棄処分」は宇宙空間に廃棄する方法(太陽系外もしくは太陽に向けて撃ち出す方法)ですが、宇宙船1機を大気圏突破させるのに数億ドル~数十億ドルかかる現在ではコスト的に不可能です。 個人的には「宇宙投棄処分」が最も理想的ではあると思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。 今、福島と政府でもめている中間貯蔵施設ですよね。 とても難しい問題だと思います。 でも、どう考えても、今のあのままにしておく訳にはいかないので、 話し合いが進んでくれることを願います。 原発マネーとか、そういうのはよくわからないのですが、 今まで原発のおかげで運営してこれた地域が、 爆発したからもういらないというのは、ちょっと不思議に思います。 政府の「安全神話」も、よく考えてみれば、 少なからず危険があることはわかっていたはずなのですが…。 でも、若い年代の方達は、生まれた時から原発があったのでしょうから、 関係ないと言えば本当に関係ないですよね…。 宇宙投棄処分というのは、回りまわってまた落ちてこないのでしょうか? 人工衛星が次々と落ちてきているので、 結局舞い戻ってきてしまいそうな気がします。 正直言って、コストがどうとかいうよりも、金があれば何でもできるのか?と また不思議になってしまうのです。
- KappNets
- ベストアンサー率27% (1557/5688)
放射性廃棄物は技術的にはガラスで固めて容器に入れ、地中(深さはいろいろ考えられます)で数十年間保管する方法が考えられています。地震などがあると怖いなど技術課題は専門的にいろいろ考えられているようですが、深く埋めれば「とりあえずは」問題はありません。(廃炉のまま数十年放置することも考えられるかもしれませんが、これは「廃棄」とは別です) 課題は廃棄場所です。原発は雇用を生むのでこれまでは地元を説得して設置出来ましたが、廃棄物処理場は地元にメリットがないため、捨て場所にしても構わないと言ってくれるところが見つかりません。今地震のがれきの処分が出来ないのと同じです。どの自治体も経済的メリットがないと動かない(動けない)のですね。 現在は青森県六ヶ所村にある低レベル放射性廃棄物埋設センターで埋設処分していますが、この場所は「中間」貯蔵場ということになっていて「最終」貯蔵場は決まっていません。大きな政治的課題です。米軍基地の移転先と同じです。総論賛成、各論反対。
お礼
ご回答ありがとうございます。 最後の、総論賛成、各論反対というのはピッタリですね。 六ヶ所のセンターって、今も試運転中だった気がしますが、 反原発の方が言われる内容には、この施設も稼動反対が入っていますが、 じゃ、どこへ持っていくのでしょう? 福島のガタガタの4号機の中に、使用済み核燃料が そのままそっと置いてありますが、あれもどうするんでしょうか? 反対することは、勿論色んな想いがあってのことでしょうから、 いいも悪いもないのですが、 私には、どうにも「その先」が見えてきません。 なので、危険だから反対、電気が大切だから賛成とならないような気がします。 沖縄の米軍基地問題も同じだと思います。 県外の人が言うのと、地元の方が言うのとでは全く違うとは思いますが…。
- ww_d
- ベストアンサー率36% (4/11)
普通の原発反対運動というのは地元の原発を止める、地元に原発を建設をさせない、、、ということなので、国全体の原子力政策をどうせよとか核燃料サイクルをああせよとか、、そういう希望は持ってません。 ただ地元の原発に反対しているだけなので。 今なら福島原発事故によって原発の地元の範囲がずっと拡大しましたから、原発の地元意識を持つ人々の数が増えてますね。 思想的に原発に反対する人達もいるが、それは例えば職業的な原発反対派であったり政治運動の一種として原発反対していたり、そういう人たちは普通の原発反対とはまた別の種類の人たち。 普通の反対派は自分も電気が欲しいので、遠く離れた所に原発を建ててもらって発電して欲しいですよ、勿論のこと。 だからどこかに周囲100Kmくらい原発反対の人が誰もいなくて喜んで原発運転させてくれる場所があれば、そこで原発をやればいい。 そんな原発まで止めろ、建設するな、とは言わない。 最良なのは東京や大阪に原発作ればよくて、ああいう所は原発推進派が殆どなんでしょ? 普通の反対派は反対しません。 こういう線上で言えば、 使用済み核燃料の貯蔵所のことなんか、全然関係ありません。 そもそも運転されてる原発と、使用済みの核燃料の貯蔵と、その危険度が天と地ほども異なる。 それでも核燃料を大量に貯蔵して良いわけでは有りませんから、我々の地元にそんな施設が造られそうになったら命がけで反対しますよ。死人が出るでしょう。 東北のどこかに似たような施設がありますが、そこでは死人が出ましたか。
お礼
ご回答ありがとうございます。 自分の地元だけなのですか…。 TVで反原発と叫んでいらっしゃる方達は、 「放射能は危険なんです!!だから原発やめてください!! 全て廃炉にしてください!!埋めるなんてとんでもない!!」 と言われていますが、それで、結局、今あるものは今ある各地元でどうぞ。 というような考えなのでしょうか…。 詳しく教えていただいてありがとうございました。
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お礼
ご回答ありがとうございます。 今まで、地層処分地の公募に対して、多くの自治体から応募があり、 結局は合併や住民の反対により立ち消えになってしまっている状況ですよね。 要するに、過疎化した地域に原発のごみとお金を!!ということなのでしょうが…。 正直、電力会社側が誠意を持って対応していれば、 どうしても電気が必要な所には自家発電やなんかで賄えると思っています。 (病院や介護施設などの本当に命に関わる主要施設を考えていますが、 この辺も人それぞれなので何とも言えませんね…) だったら、地震が多く、それに伴った津波の可能性がある日本では、 今の設計と運営体制の原発はやるべきではないと私も思います。 地層処分も、揺れても、水が入っても、電源も全部大丈夫!!となれば、 一番最適(適当?)な処理方法だと思います。 ただ、今全ての原発を止めて廃炉しにて、今現在、 各原発内部に残っている燃料、使用済みも含めてですが、 それを一体どこに埋めようと言う話なのでしょうか? それが一番の謎なんです…。 こういう風に発言すると、推進派!!と言われそうですが、 どちらかと言うと、消すことができるなら、今すぐ消えて欲しいのが本音です。
補足
私が物心ついた時にはすでに女川原発は稼動していました。 避難所で「原発がやばい」と(最初は噂程度)の話を聞いたとき、 女川のことだとそこにいた全員が思いました。 正直血の気が引きました。 3月15日の号外を見て、「なんで福島?」と、また全員で思いました。 県庁、市役所、TV局に電話しても、 「政府が言っているから安全だ。県や市での独自調査はしない」の一点張り。 朝晩配られる号外だけが頼りでしたが、それが配られなかった地域も勿論あります。なので、私は運がいいんだと、本気で思っています。 こういう思いをして、原発推進と、絶対言いたくありませんが、 取り上げられるのは、「危険だからダメ!!」「足りないからやる!!」ばかりで、 「じゃぁどうする」と言う、こう、パッとした答えが見つからなくて、 どっちにも動けずにいます。 子供やいつか生まれる孫達に、危険なものを背負わせたくはない!! 「じゃぁどうする?何が最適?どこに埋める?」の堂々巡りです。 個人的なことばかりで、本当に申し訳ありません。