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詠嘆の「けり」はなぜプラスなのか?
- 「けり」とは詠嘆の意味で使用されるが、なぜプラスなのか疑問がある。
- 先生によると、「けり」はマイナスの意味を持つ例外的な存在だと言われる。
- 経験に基づくものであり、初心者には理解しにくいかもしれない。
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簡単に説明します。 「けり」は「気づきのけり」と言われます。「今まで気がつかなかった事実に初めて気がついた、気づいた」気持ちを表します。マイナスもプラスもありません。ここでは今まで信じ切っていた粟田殿にだまされていたことに初めて気づいた花山天皇の気持ちを表しています。 「けり」の詠嘆の意味のもともとは、気づきの意味であったとされています。古語辞典・文法書にはこの「気づき」について記述していることが多いので確認してみてください。 気づきの詠嘆の「けり」場合、和歌で使うことが多く、和歌ですからあまりマイナスの事柄を詠むことがないというだけで、「けり」はプラス表現という根拠はありません。なお、「けり」は和歌だけでなく会話文では過去の意味より、詠嘆の意味でつかわれることが多いことも付記しておきます。 以上、参考まで。
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- sosdada
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プラスの意味、マイナスの意味というのは、そのことばの意味がわからないときに判断する、一種の「受験上のコツ」です。普通に古典を読むときには使わないテクニックです。 この文脈ではどう考えてもマイナスの意味つまり否定的なことを言ってはいないな、 と見当をつけてゆき、 選択肢から答えを絞り込む というやり方です。 「来有り(きあり)」が語源なので、「~たのだった」「~たという状態がある」という、発見です。 たとえば、地面の濡れている場所に来て、「雨が降った(さっき雨が降った、という状態がある)」と、発見し、驚くのです 「かな」は「~か?、 なぁ。」「なあ、~か?」なので、同意や共感を求めます。
お礼
「来有り(きあり)」が語源なので、「~たのだった」「~たという状態がある」という、発見 とうのは、よき収穫になりました! 受験だから・・でなく、古典に親しめるように努力します。 回答ありがとうございます。
お礼
「けり」は「気づきのけり」というのは、新しい発見でした! それと 気づきの詠嘆の「けり」場合、和歌で使うことが多く・・・ で先生の説の背景が分かったような気がします! たいへん参考になりました。