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インバータからのノイズによる不具合対処法
先日制御盤に6打点式の記録計の取り付けを行いました。 その際に今回取り付けを行う制御盤の2面となりにあるインバータのノイズによるものと思われる、指示値の誤検知(実際の値よりも明らかに高い数値)が発生してしまいました。 調査したところ制御盤接地ラインにノイズが発生しているようで、記録計の設置線取り外し、記録計と制御盤の接触部分の絶縁処理、信号用ケーブルのシールドアースの取り外しの3点を制御盤から切り離しました。 上記対策を実施した結果かなり正常な値に近づいたのですが、まだ10%ほど高い値を表示しています。 その状態で6点ある信号線を1点のみ記録計に接続すると正常な値を表示することがわかりました。 しかし複数本の信号線を接続すると10%高い値を表示します。 この様な状況で考えられる原因、対策があるようでしたらご教授願います。
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- lumiheart
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>ラインノイズフィルターはインバーター内部に内蔵されています。 インバータはどこのメーカの型番は何でしょう? >漏れ電流(ノイズ)を小さくするためにラインノイズフィルターは取り付けるものではないのでしょうか? ここで言う漏れ電流とは所謂インバータノイズではありません LCフィルタのコンデンサからの漏れ電流です これが大きくなると漏電ブレーカがトリップします その為にフィルタ機能をOFFします 本来ならELBの漏電電流を大きなものに交換すべきでしょう (概ね100mA以上、30mA以下のELBはトリップする確率が高い) 零相リアクトル(フェライトコア)はLCフィルタと違って ELBに悪影響を与えるほどの漏れ電流は発生しません しかも高周波ノイズの除去率はかなり高い 取付けはインバータメーカ発行マニュアルに従ってください
- lumiheart
- ベストアンサー率47% (1156/2447)
最優先ですべきはインバータからのノイズ低減 http://wwwf2.mitsubishielectric.co.jp/melfansweb/inv/lineup/fr_f700pj/inf70pj04d.htm http://www.hitachi-ies.co.jp/products/inv/option/index.htm http://www.fujielectric.co.jp/technica/QA/31/qa_11.html http://www.e-mechatronics.com/product/inverter/f7/peripheral/zero_phase_reactor.jsp 零相リアクトル(ラインノイズフィルタ)を出力側に入れるのが コストパフォーマンス的に最強 使ったことの無い方は零相リアクトルに懐疑的ではある 見た目がいかにも情け無いし安っぽいし 零相リアクトル無しの状態で運転してオシロでノイズを観測 零相リアクトル有りの状態で運転してオシロでノイズを観測 たったこの2回の観測で零相リアクトルが手放せなくなる
- fujiyama32
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接続図を貼り付けましたので、図を参考に対処したらと良いと思い ます。 1)計測信号と記録計の間に[絶縁形直流信号変換器]を挿入します。 2)計測信号および変換器の配線は[シールド線付き撚り合わせ配線] とします。 3)シールド線の接続箇所は図の通りとします。 4)シールド線の接続は片側のみとします。 (注)シールド線の接続箇所の検討 絶縁形信号変換器からのシールド線は記録計の個々の入力端子に 接続した図にしましたが、場合によりシールド線を一括にて接続した ものを記録計筐体(金属箱)の接地端子に接続する考え方もあります。 現場にて両方を試して影響の度合いにより決定して下さい。
補足
もともと配線はシールドケーブルで施工されていました。 今回接地ラインからのノイズによるものと思われる誤動作のためにあえてシールドアースも接地から切り離しました。
補足
ラインノイズフィルターはインバーター内部に内蔵されています。 しかしながら取り付け業者により、漏れ電流が大きくなるのでフィルター機能をOFFにしたとの事でした。 漏れ電流(ノイズ)を小さくするためにラインノイズフィルターは取り付けるものではないのでしょうか?