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フリーは厳しい? 知らぬ間に流れてしまった仕事…
フリーランスのデザイナーをやっています。 1年程前、とあるwebサイトのアートディレクション案件を受注しました。 予算も代理店よりメールで提示を受けました。(発注書/見積書など書面では残っていません。。) 1ヶ月程、代理店指定のデザイナーとデザイン案を詰める作業をしていました。 その後保留になったとの連絡を受け、たまに気になって進捗確認をしていましたが、 状況は変わらず、気がつけば1年をすぎてしまいました。 そして今年2月に入って、何気なく商品名を検索してみたら、 その制作途中のサイトが出来上がっているではありませんか! いままで保留と対応されていたので、状況がよく飲み込めませんでした。。 その代理店に確認したところ、下記の様な内容でした。 1. 案件は失注し、別の代理店が完成させた。 2. 連絡しなかった事は申し訳ない。 3. もともと提案ベースだった事は伝えていたはず。 4. 費用については失注したのでもらっていない。 手弁当で払うので安くしてほしい。 なんと言っても私がこのサイトの存在に気がついて連絡をする事が無ければ 案件自体が抹殺されそうだったことに憤慨しています。 友達同士の約束なら別ですが、こちらは仕事です。 発注元と下請けの関係上、あってはならない事だと思っています。 また失注したということの真偽も私には調べようがありませんが それも嘘ではないかと思っています。 (公開サイトのデザインテイストが、代理店指定のデザイナーと似ているため) 3.については、実はこのような共通認識があったか覚えていないのです。。 ただクライアント(発注元)から構成修正の依頼が来ていましたので、 作業としてはアタックの段階ではありませんでした。 また金額を提示された際に、「受注に至らなかった場合は…」という 前提の話はありませんでした。 「提案ベース」であれば、受注に至らなければ連絡も支払いもしなくてOK、 という業界だったのか、、と考えてしまいます。 + + + このような状況です。 まだ気持ちが整理できていないので、 文章にお見苦しい点がありましたらご容赦ください。 この代理店と2度とつきあう気はありませんが、 満額の支払いが難しいことはなんとなく理解しています。 私にとって問題は、いかに満額のお金を取るかということではなく 「会社がそんなテキトーなことやってたら、痛い目見るよ!」 「下請けをなめるな!」 という趣旨をビシッと伝えたいのです。 ただちょっと頭の整理がつきません。。 法律(下請法など)に理解のある方や、 同じ様な経験のある方がどう対処されてきたかなど、 アドバイス頂けますと大変有難いです。 よろしくお願い致します。
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フリーランスのデザイナーです。 その代理店は非常に問題があります。 ただし、この業界、そういうことが多いのも事実です。 周りからもよくそういう話を聞きます。 ただ、私はそのような目にあったことはありません。 そういう私のやり方で参考になれば幸いです。 ●まず、デザインと、交渉とはまったく別のスキルだと考えます。 ●基本的にこちらから質問攻めにします。相手から言ってくることを期待しません。 こちらから聞くことが、交渉のスキルという認識です。 代理店というのは、悪く言えば上前をはねる仕事です。 少しでも金になりそうなら、原価がかからなければ首を突っ込むのです。 ですから、下請けの制作会社に、細かいことを言わないケースがあるのです。 言わないというより、言えないに近いかもしれません。 つまり、代理店からしたら、客の要望は常に変わるし また提案しなければ受注できないので、提案力が代理店側に無い場合、 受注できないのです。したがって、受注するための提案力アップのために 下請けのデザイナーにビジュアルを作らせる。 提案力のある代理店は、 デザインを外注しなくても、企画書、プレゼン力、実績で受注します。 で、受注が決定しているものを、下請けデザイナーに外注します。 または、 コンペだったり、提案だったりであるという趣旨を伝えたうえで お金の話もした上で、外注に出します。 コンペ代は客からは出ないことが多いので、 デザイン外注費は代理店がリスクとして負うのです。 そのリスクを負いたくなく、 うまく提案が通ったときのみおいしい思いをしたい 代理店がいるのです。 それは代理店の社風も関係していますが、 担当者レベルでも変わるので、常に気をつけなければいけません。 ということで、何か依頼があったときは スケジュールやお金の話も含め、こちらから話を聞きだしていく というのが基本的な姿勢となります。 ------------------------ デザイナーというのは、所詮、請負い業です。 どんなにいい作品を作っていても、オーダーがなければご飯を食べられません。 しかし、いい仕事をするには相手の言いなりでもいけません。 失注や、今後仕事がこなくなることを恐れたスタンスの付き合いでは その姿勢そのものがデザインにも現れてしまいます。 今回の件は、はらわたが煮え繰り返っているかもしれません。 しかしどんなことがあっても、私は相手を立てて、関係を悪化させることはしないと決めています。 なぜなら、相手の性質は変わらないかも知れませんが、 その相手が、他のクライアントが紹介してくれる可能性があるからです。 1クライアント、1担当者につき、何人かずつ、後ろに新たなクライアントが ぶら下がっているイメージです。 そして、どうあがいても請負でしかいられないこの職業の性質、 逆に言えば、クライアントがたくさんいれば、 (または営業できる取引経験のある宛てが沢山あれば) 安泰です。 そういう状況になれば、 いざというとき喧嘩できるので、 いいスタンスでクライアントと付き合えます。 クライアントなんていくらでもいるんだよ、 という気持ちになることが大事です。 ------------------------ 私たちの職業は、オーダーメイドです。 沢山受注があっても、その分働かなくてはなりません。商品を発送して 儲かりました、みたいな職業ではありません。 一生のうちに付き合えるクライアントの数は限られています。 こちらから優良なクライアントを選んでいく姿勢も、とても大事です。 請負いではあっても、このクライアントとコラボレートするんだ、 という感覚のほうが、いい仕事になります。 そうなるためには、まずはクライアントがあふれることが第一段階です。 あふれたら、断る、選別する時期に来ます。 そのときの断り方も大事です。 必ず相手を立てて、こちらがお高く移らないよう、そして今後も 声がかかったり、仕事に困ったとき営業にいけるような関係のままの 断り方が大切です。 ------------------------ というわけで、現状あなたがクライアントなんていくらでもいるんだよ、 という状態であれば、怒りにまかせて法律に訴えたり、 その応酬してもかまわないと思います。 しかし、クライアントがあふれている上体では無いのであれば まずその状態になることがとても重要ですから そういう関係になった相手ですら、いい関係を持っておくことを お勧めします。(または頭を切り替えて次にいく。) 私は自分の中でデザイナーである自分と商人である自分を 完全に分けて考えています。そして使い分けています。 どんなに侮辱されても、笑顔で相手を立てることができるのは 商人としてのプライドでもあります。 ものを作るときは、デザイナーとしてのプライドで作ります。 ご参考になれば幸いです。
- cubetaro
- ベストアンサー率24% (1289/5171)
よくある事なので気にしないです。 訴訟費用の方が高くつくので、訴訟にもしないですね。 (相手の方が優秀な弁護士を雇う可能性の方が高い) 費用は少しでももらえるなら、そこで妥協しておいた方が良いですよ。 1円もださない上に逆ギレなんてクライアントもありますから。
- pepepe1p
- ベストアンサー率0% (0/2)
pirittarmn さんはまじめなんでしょうね たかがまだ提案のレベルなんだから 受注したいばかりに、あまり回答に入れこまないことです。 今後、ただ働きにならないよう メールの返事を遅らせる、回答をわざと少なく書く など、わからない部分で工夫しましょう。 いっぱい提案しても、決めるのは所詮先方の仕事です。
- kendosanko
- ベストアンサー率35% (815/2303)
相手から見れば、替えはいくらでもいるですから お気楽な(しかも無料の)「提案ベース」の前処理作業に あまりつきあわないように してください。
- kendosanko
- ベストアンサー率35% (815/2303)
フリーで翻訳やってます。 自分も#2の方と同じ意見です。 自分の場合、先方から発注の話があり、スケジュールだけ確保され、 その1~2ヶ月後にその案件が消えてなくなったということが何度かあります。 ま、間に入っている翻訳会社には、書面で発注書を残さないと スケジュールは確保していないと何度も念をおしています。 正式に仕事が始まっても、スケジュールが本当にいっぱいのときや 相手が不誠実な時期に発注したら、わざと断ることもあります。 あなたの場合も、最低限、書面がないと、スケジュールは確保していないと 念を押しておけばいいのでは。 仕事をする上で、発注書/見積書ぐらいは書面で残ってないとだめです。 あなたの場合、メールで提示以外 証拠さえ残っていないですよね。 > 1ヶ月程、代理店指定のデザイナーとデザイン案を詰める作業をしていました。 この期間の作業については、「作業前に」費用が発生することを双方で書面で つめておかないとだめです。
フリーランスのカメラマンですが・・・フツーにそんなもんですよ。 打ち合わせして日取り決めてスケジュールを組んで、「ちょっとペンディング」って言われてそのまま流れる、なんて事はよくありますね。 さすがに、キャンセルが前週とかなら多少の手数料は貰いますが(もちろん、撮影日の直近になればなるほど割合は増える)、具体的に日取りまで決めてない(納品日がいつ、とか逆算していつから作業の開始をする、とか)ようなので、何を言っても無理でしょうね。 アタマを切り替えて次の仕事を取ることをお勧めします。 法がどうの言ったところで、向こうは替えはいくらでも居るんでしょう。書かれている状況でペナルティを課せられるのは、名前で仕事が飛び込みすぎて断りきれないレベルの人だけでしょうね。 通常は「発注元からの保留(ペンディング)=キャンセル」です。
- nobuaki12
- ベストアンサー率12% (1/8)
法テラスに相談に行ってみてはどうでしょうか?