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詳細な画像を拝見しました。 上の部分は読み取れたのですが、下の部分はよく見えなかったので、 やや補足を。 下の文書には 「複写し当時本艦に在りて戦闘に参陣せる海軍一等水兵大久保佐市に頒かち、以てその名誉を永遠に保全するの資に供す」 とありますので、お祖父様が当時、漣にて日本海海戦に臨まれたことが分かります。 前の回答にもありますように所属部署で貰った感状というのは、 全員のモノでもあるので、写しを貰うのは当然のこと。 というのも、感状というのはその後の人事評価に付いてくるモノですし、 勲章を貰う時の基礎資料となります。なので結構個人的には重要なモノなのです。 そういう意味で、単純な記念品の類ではありません。 お祖父様の物でしたら、文面にありますとおり、 ”その名誉を永遠に保全する” ために、大切になさってはいかがでしょうか。
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- k99
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歴史的な価値は有ると思います。ただし、金銭的な価値についてはそれほど高くないでしょう。 歴史的価値という点に関しては、例えば、別の部隊に対する感状が鹿児島の県立図書館に所蔵されていたりします。 http://www.library.pref.kagoshima.jp/honkan/files/2011/01/2010_01_2.pdf この頃には既に法的根拠も整った公文書になります(1904年に陸海軍感状授与規程が制定されている)。 つまりその程度には珍しいですし、まして漣はロジェストヴェンスキーを捕獲するという、特筆すべき活躍をしている訳ですから。 ただこの感状なるもの、発行の宛先をご覧になれば分かるとおり、 通常、部隊乃至艦艇に対して贈られるモノです #武勲著しい場合、特に個人に贈られるケースもあるが、それは結構特例的 つまり、その組織にいた人は全員がその対象になってる訳です。 時代が下ってWW2中の話ですが http://cb1198f.web.infoseek.co.jp/collection4_c.htm には この中で与えられた部隊の将兵であれば申請すれば誰 でも写しをいただける為、結構多くの感状が残って います。司令官の直筆を拘る向きもありますが、多く の感状で直筆とされる中で司令官が直筆せず、副官 が代わりに筆を持った話しは、良く聞かれる話です。 なる記述があります。 これをふまえて、鹿児島県図書館のモノをもう一回見てみましょう。 感状を「貰った」のは駆逐隊司令などの責任者ではなく、水兵さん。 このレベルで持っているになると、相当数の数があったはず。 流石に全員に真筆が行き渡ることはなさそうだと思いますから、 この図書館収蔵品、多分「写し」の類であろうと推察されます。 それを踏まえて考えれば、例えば、この感状が当時の漣艦長の家に伝わったモノ (艦長がそれを私出来るのかは、回答子は浅学のため分からないのですが) とかならば、全部東郷筆、ということも期待出来るかもしれません。 しかし、そのような来歴が無いのであれば、写真の感状も殆どは写し、 仮に東郷の真筆の部分があるとすれば署名+花押の部分でしょうか。
お礼
k99さん、ありがとうございます。 NHKドラマ『坂の上の雲』を見てて「ロジェストベンスキーは生け捕りにされた筈!」と思い祖父の貰ってたこの感状を見直してみたわけです。 ここの質問板では画像が縮小されてますが、Gooブログの方はよく見れます。 http://blog.goo.ne.jp/chinta0104 確かに「複写」と書いてありますから何枚もあるのでしょう。 個人名「大久保佐市」は祖父で鹿児島出身です。 同郷のよしみで貰ったのかな?(苦笑) 金銭的価値は考えませんが、歴史的に大事な物だとすれば保存方法・保存場所等考えなくては・・・と思ったのです。 他の遺品も調べてみるつもりです。 丁寧な回答、ありがとうございました。
- ikuzecia
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本物なら価値が有ると思いますよ。 でも歴史的に有名な人の書で結構偽物が多い。 東郷平八郎の感状って信濃丸に与えられたものが 有名ですが、その他功績の有った艦長にも送られたみたいですね。 なんでも鑑定団に応募されたらどうでしょう。
お礼
K99さん、重ねての回答ありがとうございました。 同じものを書く専属の担当者がいたのでしょうね。 とりあえず額縁だけでも新しくします。m(__)m