推認そして自然。

質問

皆さんもまだ記憶に新しいと思うのですが、
小沢一郎先生の元秘書の方に対する裁判の判決。
ある本で判決内容を見たんですけど、
あっちこっちに、
「推認」
とか、
「自然である」
とか、
そんな言葉が並べられています。
「推認」
っていうのは、
裁判官が自分はこう思う、
っていうことですよね。
裁判って、裁判官が思えばそれが事実として認定されてしまうんですか。
過去に裁判官が犯したミスは数え切れないほどあるんですけど、
どうして裁判官が思っただけで、事実になっちゃうんですか。
おかしいと思うのです。
証拠がないのに有罪になってる人たちは、
みんな、
裁判官がこいつら有罪だって思ったから有罪と言うことでいいんですか。

因みに僕も実は、
「推認」
していることがあります。
それは、
朝一番でパチンコ屋の前に行列を作っているギャンブラーの奴らは、
絶対、
「犯罪者」
だということです。
毎日毎日朝から晩までパチンコ屋スロットをやって、
金が持つわけがありません。
あんなもので食えるわけがないからです。
ということは、
元金を作るために何らかの犯罪をしていると、
「推認」
出来ます。
あいつら、通りすがりにちょっと見ただけで、
「おい、てめえ、何見てんだよ、見世物じゃねえんだ」
などと因縁をつけてきたりします。
犯罪者に間違いありません。
推認できますし、自然であります。

それと、さっきですけど、
「必殺仕事人」
っていうパチンコ台をやってきましたよ。
ちょっと時間が空いたので、
ちょっとだけ時間つぶしに入ったら、
千円で大当たりしました。
確変の八ラウンドで当たって、
四連チャンしました。
六千発までいきませんでしたけど、
二万三千円になってしまいました。
三十分ほどで、千円が二万三千円です。
時給四万六千円。
働くのがばかばかしくなりますね。
それにしても中村主水って、
たった1000円で晴らせぬ恨みを代わりに晴らしてくれるなんて最高です。

回答No.3

-9L9- · ベストアンサー

＞裁判官がこいつら有罪だって思ったから有罪と言うことでいいんですか。
証拠の評価は裁判官の判断に任せられるというのは先進諸国の採用している裁判制度の基本です。「有罪と思ったから有罪にする」というのは裁判官の仕事の本質そのものです。「疑わしきは罰せず」は刑法の基本ではあっても、単なる疑わしいのみの状況を超えた蓋然性があるかどうかを判断し、判決を下すのが裁判官に課せられた責務です。あなたの書いていることは、その裁判官に課せられた責務そのものを否定するものであり、「裁判そのものについて無知」としか思えません。

お礼

ありがとうございます。
やっぱり裁判官が有罪と思えば有罪ということですね。

回答No.2

hekiyu

１，”裁判って、裁判官が思えばそれが事実として認定されてしまうんですか”
　　　　↑
事実の認定は証拠によってなされます。刑訴法３１７条。
裁判官が勝手に事実を認定する訳ではありません。

２，”証拠がないのに有罪になってる人たちは”
　　　　↑
そんな人はいません。
必ず証拠があって有罪になっています。
その証拠が嘘だったり、証拠の評価を誤ったことは
ありますが、証拠が無いのに有罪にはなりません。

３，”パチンコ屋スロットをやって、
金が持つわけがありません。
あんなもので食えるわけがないからです。
ということは、
元金を作るために何らかの犯罪をしていると、
「推認」
出来ます”
　↑
出来ません。犯罪をしている、という証拠が
ないからです。
証拠が無ければ推認もできません。

お礼

ありがとうございます。

回答No.1

kuroneko3

裁判官の行う事実認定は，一般的に１００％それ以外はあり得ないという証明を要求しているわけではなく，一般の人が合理的に判断すれば同じ結論になるという程度の証明で足りるものとされています。
　例えば，ＡとＢが不倫関係にあったことを立証しようとする場合，さすがにＡとＢが性行為をしている現場を押さえることはなかなかできません。しかし，ＡとＢが何度も密会してラブホテルに出入りしており，２人の間で交わされたメールのやり取りにも性行為の存在を窺わせる文言が散見されるという場合，一般の人が合理的に判断すれば当然ＡとＢは不倫関係にあると推認できるので，裁判所としてもこのような場合にはＡとＢが不倫関係にあると認定して差し支えないわけです。
　小沢一郎の元秘書に対する判決も，そのような意味で「推認」という言葉を用いたものと考えられます。もっとも，そのような場合に「推認」という言葉を用いるのは，一般人に誤解を与えるおそれがあり判決文の書き方に問題があったという批判は成り立つところですが。

お礼

ありがとうございます。