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引当金の計上時期について
最近経理に異動になりました。 簿記2級は取得したのですが、実務との違いに戸惑っています。。。 タイトルの件について質問なのですが、 引当金(貸倒、退職、修繕等)っていつ計上するのでしょうか? 簿記のテキストでは決算整理仕訳で期末に計上していましたが、 実務で財務諸表をチェックすると四半期で(月次もかも・・・)引当金の額が変動しています。 実務では毎月計上するのでしょうか? それとも計上するのは期末だけで、他に変動する要因(退職の場合は途中退職者が出たので取り崩すなど)の影響だけなのでしょうか? ご教示いただければ幸いです。
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>引当金(貸倒、退職、修繕等)っていつ計上するのでしょうか? 特定の会社(※)では、四半期(三月)ごとに財務諸表を作成します。その際には、引当金を計上しなくてはなりません。法的根拠は次の通りです。 (1)期末の財務諸表(年1回): 財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則 (2)中間財務諸表(年1回): 中間財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則 (3)四半期財務諸表(年2回): 四半期財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則 これらの内閣府令が法的根拠になります。結局、三月ごとに引当金を計上することになります。経理担当者は忙しいですね。 ※金融商品取引法で、有価証券報告書を内閣総理大臣へ提出しなければならないと定められている会社。
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- boseroad
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追加でもういっこ。 四半期決算やっとる会社は、「中間」は適用されへん。これ、常識や。(苦笑)
- boseroad
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まあ、簿記は基本中の基本を学ぶものやからなあ。 基本は年1回やね。個人にせよ法人にせよ、年1回は決算せないかんもの。 次に、中間がある。株主向けに中間報告書だすとか、中間配当とかで中間決算やるとか、銀行とかが中間決算やるとか。こゆときに引当金を動かす。 それから、あなたのいう四半期がある。これも引当金を動かす。せや、四半期報告書だす会社は「金融商品取引法で、有価証券報告書を内閣総理大臣へ提出しなければならないと定められている会社。」とかいう回答あるけど、不正確や。銀行とか法律上除外されとるもの。(苦笑) あと、月次がある。社内向けやら株主向けやらで月次で引当金動かす会社も少なくない。 ほかに、週次やら日次やら、色々あるで。 あと、引当金は、洗替法か差額補充法かで仕訳のしかたが変わってくるで。洗替法なら、ほぼ間違いなく計上あるもの、計上は期末だけとは限らへん。他方、差額補充法なら計上するとは限らへん。期末でも計上なくて取崩しいうこともある。