- ベストアンサー
親会社と子会社の別会計
- 資本金3000万円の中小企業が持つ子会社との関係について、会計面での切り離しと赤字経営の懸念があります。
- 親会社から出資と借入金を受けている子会社が毎月一定の売上額と借入利息を親会社に支払っており、業種や従業員も別です。
- 子会社の赤字経営が続いており、将来的に連結会計の必要性が生じる可能性があります。この状況下で子会社との関係を維持するか切り離すべきか判断が難しいです。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
何のために子会社を作るのでしょうか。そのほうが親会社にとって親会社内の1事業部門にするよりも便利だからです。都合がいいといってもよいでしょう。 当たり前ですが株式会社の株主は親会社といえど、自分の出資金以外は責任はありません。倒産しても出資金が戻って来なくなるだけで、子会社の借金については無関係です。 従って、子会社が大赤字で倒産しても、原則は子会社への出資金を損するだけです。子会社が消えてしまうのですから、当然子会社への貸付金その他の債権も損になります。 恐いのは、親会社が子会社の債務保証をしている場合です。これは損益計算書や貸借対照表には載ってこないので気をつけるべきです。当然親会社ということで信用も無くなることは覚悟すべきでしょう。 先に「都合がよいからです」と書きましたが、儲からない子会社は将来の見通しがないのなら、さっさと清算して処分すれば良いでしょう。表現はよくないですがトカゲの尻尾きりができるわけです。 そうすれば、連結決算にも影響はなくなります。 連結決算は、会計制度がどうのこうの或いは法定か否かに関わらず、やらないと企業の全体象が見えてきません。問題のある子会社が浮き彫りになり、経営者は子会社の存続の決断を迫られるわけです。
その他の回答 (1)
- sadami10
- ベストアンサー率23% (354/1536)
ただ,親子になった時の取り決めがどのようになっているかなのです。子会社が親会社の製造した製品を商品として売りさばいてくれる関係なら,親会社は子会社におんぶしていることになります。ただね,持株の比例によっては,子会社といえど,我慢も仕方がない部分もあります。 上記の話は別として考えた時,赤字になってまで,尻ぬぐいをするのも,嫌なものです。上記から少し下に,扱っている業種・従業員・会計・決算は,親会社と全く別で切り離されています。と書いてありますが,業種・決算が別なら親子でいる事は無いように思います。 昔何らかの因縁で親子で居る場合があります。時代的に,親子を見つめあい子離れさせてもよいと判断したら話してもよいのでは,と私は思います。 昔あるメーカーがある事情で倒産寸前に至り,親子を分離して親が一部生産・販売をしている会社がありますが,事情が事情だから割り切れるが,御社の場合は親子の内部事情を詳細にして,事と次第では,割り切った方がよいと思います。私はこの第3行列部分をとらえて第3のアドバイスとしたいです。