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多重請負構造が常態化している業種は?
原発の多重請負構造が、報道やネット上で多く散見されます。 労働者の人権が著しく侵害されていると思います。 質問ですが、 原発、建設、IT業界以外に 多重構造(請負、派遣等の形態は問わず)が常態化してる業種はありますか? よろしくお願いします。
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- key00001
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大企業を頂点とするピラミッド型の産業は、概ね孫請け・ひ孫請け・・・と言う構造が常態化しています。 頂点企業は、一次下請けくらいを「生かさず殺さず」の状態での運営するのが最善で、ソレを目指します。 実際、某自動車メーカに買収された企業の経営幹部が、「これで倒産しないけど、発展は無い」って言ってましたよ。 とは言えこのレベルは、企業の体裁は充分に保っており、大企業とか中堅企業と言われるレベルです。 当然、下へ行けば行くほど、労働条件等は劣悪化します。 またピラミッドの上は、「1社挟めば、ワシはもう知らん!」の世界です。 頂点企業の子会社とか一次下請けは、もし問題があれば、頂点企業の名前が出ますから、企業の体裁を保たねばならないレベルなので、その下請けも、一応は企業の体裁を為していなければなりません。 ただ、この辺りからは中堅・中小企業が殆どで、労基法上の問題もチラホラしてきますし、中にはブラック企業もあるでしょう。 その先(ひ孫請け=四次下請けから下)は、ほぼ企業の体を成さなくなります。 規模の大小と言うよりは、むしろ規模が大きい方が、悪質な可能性も高いです。 ハナから頂点企業に迷惑が掛からない階層に棲息するコトを選んで、手広く事業をやってるワケだから。 頂点企業から見れば、 ・一次「殺しちゃダメ!」 ・二次「殺さない方がいい」 ・三次「別に死んでも構わない」 ・四次「勝手に死ねば?」 ・五次以下「コッチに迷惑かけるくらいなら、とっとと死ね!」 って感じでしょう。 従い、四次辺りに棲息する企業が、健全に運営出来る可能性の方が低いです。 また、規模が兆円単位の概ねの産業に、四次下請けくらいは存在しますし、逆にそもそも産業規模が小さいと、二次・三次などでも自ずと労働環境は悪化しますよ。 言い換えたら、労働環境が末端まで整備された業界など「無い」と言って良いのではないでしょうか。
補足
ありがとうございます。 >大企業を頂点とするピラミッド型の産業 はい、そう思います。 具体的な業種を知りたいです。 原発、建設、ITはイメージ出来ますし、実体は分かります。 具体的に知りたいです。