>>派遣社員だと、月200時間くらいでバタバタやめていくが、孫請けの正社員なら、一応正社員ですから、社会的常識により、月300時間で働かせても簡単にはやめない、肉体的に精神的に二年も持ってくれれば十分、ちょうどプロジェクト終了なので、めでたしめでたし、だそうです。
そんな大手コンピュータ会社についてちょっと考えてみました。
1)顧客のことを考えていない
システムって、使っていれば必ずメンテナンスが発生します。でも、開発時の人材がプロジェクト終了とともに潰れていたら、メンテ担当として呼び出すことできないですね。継続的に派遣または請負ってことでつながっていれば、メンテ作業のお願いもできるはずなんですが。小売業でよく聞く「顧客第一」とは無縁の企業ですね。
2)従業員の幸福を考えていない
「2年で人員使い捨て」ってことは、その従業員がウツなどで働けなくなって家庭崩壊してもOKという考え方ですね。
3)企業が成長しない
プロジェクトに2年あまり従事したってことは、それなりの経験者になったはずです。ソフトウエア産業は人材こそ利益を生む資産であり、2年の経験者が居なくなるってことは、その大手企業は、また経験無い方を受け入れることになります。技術・経験向上して生産性のアップが全然期待できません。その大手企業は売上・収益アップが今後望めないでしょうね。顧客はそうした素人集団にシステム開発をお願いすることになるわけですね・・・。
その、某大手コンピュータ会社は、社会に存在する価値が無いと思います。
>>実際私も労働局に行きましたが、「給料が出てるなら来るな」と追い返されました。
つまりは、労働局が法律違反を見逃すわけですね。まあ、ミートホープ社の立ち入り検査で、保健所が事前通告して立入検査を行ない、違反している会社側を守ろうとしていたように、その労働局の人も某大手コンピュータ会社とグルになっている可能性がありますね。また、そんなことが無いとしても、とりあえず「めんどくせーこと言ってくるな。仕事したくないんだよ、俺は!」ってことかもしれません。
最近思うのですけど、「違法なことをやっているから、国や役所が、そして法律が自動的に自分たちを守ってくれる」と考えてはダメなようですね。学校でのイジメにしても、教師や教育委員会に申し立てをやっても無駄で、親が直接にイジメをやっている子供の家庭に怒鳴り込んで謝らせるのが、さしあたり、いちばん効果があるといいます。
そして、最近読んだ読者投稿マンガで、法律的にこっちが正しい場合でも、ややこしいと思える問題の場合、ヤのつく方に依頼して、解決された話をちょくちょく見かけます。
「(ヤと関係ができようとも)問題を解決したい。自分の身にダメージがいくらかあろうとも!」と思うくらいの勢いを出さないと世の中は動かないのかもしれません。でも、こういう「公的機関はあてにせず、自分たちで問題解決するしかない」という考え方の人々が増えると、「法律無視」「私刑重視」って世の中になるかもしれないですね。
>>具体的な手法はやはり企業秘密でしょうか。
何の手法でしょうか?下請け・孫受けに言うことをきかせる手法は、「発注減」とか「取引停止」などをちらつかせれば、大体OKで、企業秘密ってほどではないのではないでしょうか?トヨタもよく使う手法ですよね。
補足
>拘束力 例の某大手コンピュータ社では、孫請けの客先常駐の方には、必ず孫請け会社の正社員でなければ行けないと決めているそうです。 派遣社員だと、月200時間くらいでバタバタやめていくが、孫請けの正社員なら、一応正社員ですから、社会的常識により、月300時間で働かせても簡単にはやめない、肉体的に精神的に二年も持ってくれれば十分、ちょうどプロジェクト終了なので、めでたしめでたし、だそうです。 下請け孫請けに圧力をかけて、強制的に正社員にさせるようにしています。 具体的な手法はやはり企業秘密でしょうか。