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平安時代と近代日本の国家の違い
平安時代と近代日本の国家の違いってなんですか? 社会思想・法律の違い・権力構造など・・・。 違いを明確にすることで見えてくるものがあると思うので、お願いします。
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どういう方面のことを見たいのか、方面だけでも書いてもらうと書きやすいのでしょうが、マジメに答えていると、数百ページの本が書けそうです。 現代日本の話はよくご存じでしょうから 平安時代:社会思想 国土も人民もすべて天皇の所有物。 近代的な意味で「国家」という概念があったのか疑問。 荘園は私有を認められて納税の義務がなくなったものの、所有者の貴族が天皇の私有物ですから、大勢に影響なし。 江戸末期、幕府に開国を迫るフランス(だったと思う)に対して、幕閣が「太守のうち、開国に同意しているのは我々4人だけで、他は反対しているので開国できない。が、いま、天皇に許可を求めていて、近々許しがでるはずだから、そうなれば反対はなくなるので、開国したい」というような話をした。 驚いた大使が「なんでそんなことになるのか」尋ねたところ、「日本は、人も国土もすべて天皇の所有物だから、天皇が許可を出せば、反対する者はいなくなる」という返事が返ってきたのでビックリした、というエピソードがあるそうです。 平安時代:法律 国家の法律は上流階級を対象とし、下々は国司や郡司などが制定。 現実には現地へ行かない在京の国司なども多かったので、現地の代行者が権力をふるい、けっこう住民自治が進んでいた。 平安時代:権力構造 天皇を頂点とした貴族政治。 実際は、藤原氏を頂点とした貴族政治。天皇の意向によって制約された権力では、「この世をば、わが世と・・・ 」思えなかったハズ。 実際、天皇は特別な貴族にしか会えず(現実を知る機会がない)、病気になっても満足に医者にもかかれなかった(玉体とされて医者も触れられなかった)ほどなのだから、満足に権力を振るえたはずがない。 で、貴族政治とはいうものの、上述の通り、在京の国司なども多かったし、任地へ行った貴族もその地の状況を知らず、現地の権力者に委任したので、住民自治は進んでいた。 いまは、「地方交付税交付金」で地方自治体は国に縛られているので、平安時代のほうが地方自治、住民自治は進んでいたと言っていいかもしれません。
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- TANUHACHI
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余りにも問題が広範囲に及びすぎていて答えることが困難です。 (1)国家制度 (2)経済構造 (3)法システムにおける家政と国政の違い など具体的に項目を挙げていただかないとお答えできません。
- k16399638
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ベタですが。 平安時代の日本は、国際的にみると非武装中立、という極めて平和な国でありました。
映画『源氏物語~千年の恋~』が公開されていますから、 それに近い回答をさせて頂きます。 平安時代は夜這いはOKだったけど、現在行うと犯罪。
お礼
回答ありがとうございます。
- onbase koubou(@onbase)
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もっとも違うのは「議会制」と「王朝制」でしょう。 あまりにも違いすぎて直接比較することに意味があると思えません。
お礼
回答ありがとうございます。
お礼
回答ありがとうございました。